第五話帰り道

初配信が終わった後事務所に行き、やった事は特になく基本的なとこの確認とコラボ配信の事を打ち合わせしてきたが話してるうちに時間は過ぎ気づいたら9時半、一応まだ17歳なので、立川さんが気を聞かせて帰らせてくれた


夏といっても夜は夜暗いことには変わりない今日は家に直ではなく、涼風さんとの約束を思い出し、いつものコンビニ前で止めてもらう。ずいぶんタクシーには慣れてしまった.....電車も便利だが車のほうが色々安全だしね。


コンビニに入ると中は人気が少なくレジにいる涼風さんがすぐに気づいて手を振ってくれる

「さっきぶりね、澪ちゃん用事は終わったの?」


「はい、もう時間も時間なんで帰らせてくれました」


「私シフトがあと5分で終わるんだけど、一緒に帰らない?」


「全然待ちます!!!!あ、でもご飯だけ買いますね」


私はいつもおにぎりに味噌汁、それとサラダをセットで買っている。たまにこれでも足りないときがあるがさすがに我慢してる。


夏の夜は涼しい....心地のよい風だ


「おまたせ。まだ暑いねじゃ帰ろうか?」


「はい」


ふと気になった涼風さんは仕事はしてないのだろうか、外見は仕事のできる大人感がにじみでてるけど


「涼風さんはお仕事はされてないんですか?」


「仕事は色々あって嫌になって休んでるのでもこのままじゃダメだ~って思ってここのバイト入ったの外に出る理由にもなるしいい気晴らしだわ」


地雷ふんだああああああああああ もっと別の話をおお


「ゲームとかは......しますか?」


「ゲームもそうね1年近くなんもやってないわね.....やる気がなくてね?よかったら今度澪ちゃんが好きなゲーム一緒にやりましょ?」


魔性だ......この人無自覚でこれは魔性の女すぎるるるるるるるるるるるる


そんなこんなで短い帰り道に些細な話をしてるうちにマンションについた


「じゃ、またね?いい夢みてね?」


「は、はい!!そちらこそ」


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