第9話 後輩との遊園地デート

 ふぅ遂にきてしまった今日は人生初めてのデートだ。やばい。心臓がバクバクだ。どうしよう身だしなみとか大丈夫か?不安だ、不安すぎる。あーもう逆に帰ろうかな。だめだ!流石に帰る事はできない。

 

「おはようございます。先輩遅かったですか?」

「大丈夫だ今来た所だ」

「そうですか!ならよかったです!」


 来てしまった。いや嬉しいが緊張しすぎて帰りたくなってしまう。ふぅー落ち着け。落ち着いて深呼吸をして緊張を少しでも減らそう。

 目を閉じて深呼吸をする。すぅーーはぁーー


「先輩何してるんですか?」


 そう問いかけられ目を開けるとそこにはドアップになった三谷の顔があった。


「どわ!」

「わぁ!急になんですか!急に叫んで」

「わ、悪い少し考え事してたごめん」


 三谷の顔が近くにありついびっくりしてしまった。


「じゃあ行きましょ!」

「そうだな」


 そう言って電車に乗り遊園地に向かう。


 少しの間電車にゆられ目的の駅えと着く。


「着きましたね!」

「じゃあ遊園地向かうか」

「はい!」


 そして駅から少し歩いて遊園地に入る。


「なにからやりますか?!」

「なんでもいいけどジェットコースターとかどうだ?」

「いいですね!行きましょ!」


 こいつテンション高すぎるだろ。ついていくのが大変だ。


「え?!120分待ち?!」


 俺たちはジェットコースターの所まで来て並ぼうとしたら120分待ちの看板が置いてあった。

 流石にこれを並ぶのは気が遠くなるな。


「どうする?」


 三谷は少し悩んだ末に『並びましょう!』と言ってきた。普段運動をしない俺からしたら2時間立ち続けるのはおそらく無理だ。俺の足耐えてくれよ!


 それから1時間半ぐらい経った頃だろうか俺の足は限界が近くなっているずっと俺の足がプルプル震えてるやばいと感じたところでついに乗れるらしい

やったぜ!


「あ、そろそろ乗れますね!」

「おう!そうだな!」

「そ、そんな嬉しかったですか?」


 やっと立たなくて良い事に喜びすぎて引かれてしまっただが仕方ないのだもう少しで足が折れるかもしないと思ったぐらい辛かったんだからな。


 そして俺たちが乗る番になった。


「楽しみです!」

「そうだな」


 ジェットコースターに乗り少し動き出す。

 そういえば俺絶叫系むりだ、さっきまで他の事考えすぎて気づかなかった!やばい怖すぎる。


 そしてジェットコースターは頂上まできてもうすぐ落ちてしまう。


 そして


「「「「「「「きゃーーーーー!!」」」」」」」


 落ちた瞬間から周りの人達が悲鳴をあげる。俺はと言うと気絶していた。そして気がつくと終わっていた。


「先輩気絶してました?」

「そ、そうみたい」


 三谷に『気絶する人初めて見ました』と笑われてしまった恥ずかしい。










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最後まで読んで頂きありがとうございます!


まだまだデート編は続きます!


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