第5話 遠ざかる彼女
春風さんと一緒に帰った次の日茜といつも通り学校に行く。
学校に着き教室を見ると春風さんが視界に入り挨拶をするため近寄るが春風俺に気づくと俺を避けるようにどこかえ行ってしまった。
どうしたんだろうかきっとトイレとかだろう帰って来たら話しかけるか。
そう思い席に着き春風さんを待つが春風さんはチャイムギリギリで入って来たため話しかける事はできなかった。
その後も休み時間などに話しかけようとするたびどこかへ行ってしまう。
なにか嫌われるような事をしただろうか?思い当たる節はなくいくら考えても答えは出てこない。
放課後になってしまった春風さんは話しかける間もなく帰ってしまったようだ。
仕方ない茜とかえるか。
「茜一緒に帰ろうぜ」
「うん!行こ!」
そうだ茜に相談してみるのもありだな。
「そういえば俺春風さんから避けられてるんだよな」
「なにかしたの?」
「それが心当たりがないんだよ」
「えーじゃあどうしてだろうね?」
茜はどこか満足げに微笑んでいる俺の不幸を笑っていやがるのか。悔しい。
そんなこんなしている間に家に着いた。
そういえば春風さんのライムを持っていたような気がする。よし送ってみるか。
『春風さんもしかして俺のこと嫌いになったかな?』
ライムを送ってしばらくしたら返事がきた。
『そ、そんなことないです』
どこか距離を感じる何故敬語なのだろうか。
『じゃあ今日避けてたのはなんでかな?』
『それは言えません。ごめんなさい』
『そっか』
やっぱり俺のことが嫌いになってしまったから話したくないんだろうか。悲しいな。
それで春風さんとはライムは終わってしまった。
夜になりベットに入りながら今まで春風さんとあった事を振り返るが嫌われた理由は何一つとして思い浮かぶことはなく気づいたら寝てしまっていた。
朝になりベットから体を起こそうとするが体が重いそれにだるさもある熱でも出してしまったのだろうか。体温計で熱を測ると38.3度あったこれは休むしかないか。母さんに熱があると話し学校を休むことになった。
そしてまた眠りについた。
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