信仰と善悪を重ねたら矛盾するからね
例えば、技巧の神が居たとする
木材や鉄を加工する技術を信仰とする神だ
例えば、森の神や自然の神が居たとする
森や自然を保護し共存することを信仰とする神だ
例えば、戦の神が居たとする
戦い抜いて仲間や家族を守ることを信仰とする神だ
例えば、生命の神が居たとする
争いを嫌い、全ての生命を慈しむことを信仰とする神だ
さて、それらの神の信仰と関係のない人間が
森を伐採し作った弓を売って生活していたとする
信仰と善悪が重なる場合、この人は善か悪か?となる
多分だけど、この世界に一般的な善や悪、罪というものは無いんじゃないかな。多神教の世界観で、多人数に信仰されるほど神の力が高まる、祈りや貢物という形で信仰を示すことで加護やスキルが高まる。となると、自分が信仰する神の教義や主義主張に則った行動言動をすることが正義。つまり、正義も善も悪も神の数だけあって各々違うということだね。主人公は信仰する神の方針に則った行動をしてるだけなので、赤ネームにはならないし、ダンジョンの扉も開くわけだ。
まぁ……神視点では悪いことしてないから…。
以前のエピソードでもあったと思いますが、「必至」ではなく「必死」ではないでしょうか?
作者からの返信
誤字です。修正しました