おまけep169 みちるはサプリなんていらない。この人がいれば代謝が上がる。
「着いたぁ♡ここから歩いてすぐだよ♡はい、お手々繋いで!」
「はーい。わぁ〜!温泉街だぁ!お店がいっぱい!」
「あ、ほら。言ってるそばから1人で走らないでー♡」
「早くー!」ワハハハハ‼
親子のような会話をしながら2人がいるのは、新幹線を降りてバスを使ってようやく辿り着いた、有名な温泉郷だ。
「妙ちゃんは始めてきたんだね?♡」
「うん。うちは三姉妹だからさ。あまり遠いところは億劫でね〜。」
「ふふ、末ちゃんが年離れてるもんね♡」
「蒸したてのおまんじゅうがある!」
「うん、食べようね。美味しいよ♡」
みちるの独壇
ふーーーたりぃーーのぉためぇぇぇ♡せーかいはあるのぉぉぉーーー♡
あーっはっはっはっ!これよ!みちるが望んでいるのは。。いつだって、貴方と2人だけの世界が私の望み。高笑いが止まらない!!
誰にも邪魔はさせないわ!!うちの子のかわいいをスコールのように浴びさせてもらうわよ!レッツバンジー妙よっ!命綱なしで構わない。。
私はこの、世界に、いえ、、宇宙に1つだけの宝石のような妙ちゃんの顔で、私だけに見せるかわいいをとにかく見たい。もはや中毒。お砂糖なんて目じゃないわ!人工甘味料は砂糖の600倍の甘さと言うけれど、、この人は1000倍よ。
私はこの人の手を決して離さない・・・。今は、、おまんじゅうコーナーに1人で走って行ったから繋いでもらえてないけど。。あん、そういうところもしゅき♡
そうやって、みちるを振り回して夢中にさせる気なのね、破壊、神・・・♡*まんじゅうが食べたいんだろ。
「妙ちゃん、写真撮るから、おまんじゅう持ってこっち向いてー♡きゃあ!天使みたい♡何持ってるの?乙女みちるから奪ったハート?♡」
「え、まんじゅうだよ…?どちらかというと天使じゃなくてお地蔵さんじゃ…。」
楽しいっ!楽しいわ!妙ちゃんが天使スマイル確変中よ!みんなっ、見てっ!この人が私の奥さんっっっ♡みちるのなの!!!アーッハッハッハッ
「うわ、、楽しそうな顔してるなぁ…みちる。やっぱり地元の水が体に合うって言うしなぁ。」
みちるの心の中を読めてはいないが、好きにさせてあげようと何かを察した嫁、妙ちゃん。おまんじゅうを食べ終わるとみちるの手をギュッと握った。
「よしっ、お昼ごはん〜!みちりゅー!」*かわいいをサービス
「お任せください!特上天ぷらざるうどんね!」
「わーい。海老〜!」
「妙ちゃんは海老が好きだもんね♡みちるはなんでも知ってるのよ、奥さんだから♡」
「BMIまで把握されてますからね。頼りになる奥さんです!」
「妙ちゃんは脂肪肝になんてさせないんだから♡」
「あ!あんみつがある!」
「もう!健康管理が大変♡」
楽しそうな2人。しばらくイチャイチャを満喫させてあげたい。
続く。
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