おまけep138 この会話が円満の秘訣よ
「みちる!イカ焼き美味しいよ?食べる?」
「うん、あとでいい。それより、妙ちゃん、みちるのカキ氷、ちょっと食べる?♡」
「ううん、いらない。焼きそばもあるし。」
「妙ちゃん…。わかっているのよ。貴方が甘いものよりそういうパワーフードを食べたがることは…。でもね、、みちるは見たいの!妙ちゃんのかわいい姿をっ!一口でいいから食べてみせてっ!!」
「え〜、わかったよ。。じゃあ、ちょっとそれかして?」
「なんかごめんね。でも、みちる、それがあるだけで来週からも強く生きていけるから…。」
「わかったよ!ほら!カキ氷おいちい!♡」
「か、かわいいっ!!なんてかわいいのっ!妙ちゃん!!やっぱり妙ちゃんにはカキ氷とソフトクリームが似合うのよっ!!水着バージョン最高っ!熱海バージョン最高っっ!!ああっ!代謝が上がるっ!アンチエイジングが加速するっ♡」
「もう…。その性癖だけはなんとかならないかなぁ…。まぁ仕方ない。このみちると付き合えるのは私しかしないんだから…。あ、イカ焼き全部食べないでよ?まだ食べたいんだから!」
「ぷー!みちるだって、妙ちゃんの性癖には許容してるほうよ?ほら、お尻見放題だよ?みちるの水着のお尻だよ?触っても良いんだよ??」クイックイッ!!
「最高です!胸と同時に見る方法ってないかな!」
「グラビアみたいなポーズになるから、それは部屋に帰ってから…♡」
「部屋に戻ったら水着も服も着せないけど。」
「やだっ!みちるが喜ぶセリフをご存知が過ぎます♡ねぇ、もう帰りたくない!熱海に移住しましょう!ここが私達の最果てなのよ!!」
「えー、そんなことしたって、皆一緒についてきちゃうって!ねぇ、そろそろ温泉入りたいから旅館に戻ろー?」
「いよいよ、しっとり湯けむりイチャラブの時間なのね…?悪いけど、妙ちゃん。露天風呂と言えばみちる。みちると言えば妙ちゃんの温泉写真集よ。」
「え、勘弁してよ、、裸で写真撮るつもり??」
「大丈夫。お湯で肝心なところは見えないようにするから・・・あと、みちるコレクションは他の人には見せないし…。あっ!大変っ!!」
「え、今度はなに、、?」
「熱海と言えば、場末のスナックでデュエットよ!ああ、なんてやることが多いの!1泊では足りないっ!!」
「ハイボールで銀恋だね、みちるの定番だ…。」
「待ってて、妙ちゃん。私、こうなったらもう、土日休みの職場に転職を、、」
「ええっ!?は、早まらないでっ!うちの奥さんは冷静沈着、計画重視、、新陳代謝をモットーに…。」
「そ、そうね。さすが、みちるの手綱を持つ旦那様ね!やっぱりこのあとはしっぽり二人きりで過ごしましょう。初心を忘れるところだったわ!さぁ、行くわよっ!いざっ!貸し切り露天風呂へっ!」
「はーい!イカ焼き返して。」
「ダメよ!晩ごはんいらないって言う妙ちゃんしか予想できない。」
「ちぇ。ライ○ップより厳しいんだから!」
「みちるは妙ちゃんの抜群なプロポーションと寿命を維持したいの!みちるにとって死活問題なのよ!一生貴方を見て悶えていたい。さぁ!露天風呂で見せて!貴方のすべてをっ!!」
「わ、わかったよ。みちるの萌えのためだ…。私、脱ぎますっ!」
こうして、お互いの見た目が大好きなカップルの、熱海の夜は更けていくのだった。
さぁ!皆!熱海に行こうよ!!
続く。
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