おまけep135 各ご家庭の身の清め方を3カップルで比較しました

 みちるの愛情と乳酸菌のつまった晩ご飯を食べ終えて、二人はお風呂に入っていた。みちるは絶対に二人で入りたい派。妙はそうでもないけどみちるの心の安寧を大事にするので一緒に入る穏健派。


「さぁ、妙ちゃん。お清めしましょ!他の女にベタベタさわられなかった?」

「さわられてないよ~。ずっと横にカオルがいたしね~。」

「ふん。あの人も危ないけど、まぁ仕方ないか。でも今は愛するみちるがそばにいるからね?みちるだけでちゅからね~?♡カワイイカワイイ‼」

「うん。みちるが家にいるからお仕事頑張って来られるよ?ありがとね?」

「ああ、今日もうちの天使は心が清らかです。さぁ、ゴシゴシしましょうね♡カワイイカワイイ‼」

「お願いしまーす。」

「かわいいっ!食べちゃいたいっ!みちるはね?妙ちゃんを信じてるけど、周りの女達が信用できないだけなの。こんんっなにかわいい妙ちゃんが外で危険な目に遭ってないか心配なだけなの。」

「そっか。ごめんね、私が美少女なばっかりに。。」

「そのセリフが言えるのは妙ちゃんだけよ。。私が言うとなぜか社会に鬼批判されるの。」

「なんでだろうね。キャラクターかな…。」

「みちるのMがちょっと違う方向に行ってしまってるのかも。」

「じゃあ、あとで軌道修正してあげるね、、。」

「うん、お願い、、それはあなたにしか出来ないことだから、、。

「わかったよ、奥さん。はい、交代~!お背中洗いますよー?」

「はーい♡」


 キミたちは絶対に幸せだよ。な二人だった。


 その頃、カオルは絹子にお風呂で清められていた。

「さぁ、カオル。お清めの時間よ。」

「悪かったって!ちょっと連絡先を聞いただけじゃない!」

「連絡先を聞くことのなにがちょっとなの?さぁ、まずは日本酒をかけて塩で洗うわよ!」

「や、やめて!敏感肌なのにぃ!!塩は痛いよ!」

「かけるだけにするわ。お風呂には魔除けになるローズマリーを入れておいたわ。」

「え、なんか美味しそうな料理が出来そうなんだけどっ!?」

「大体、私があの店で張ってるのを妙さんは気づいたのにカオルは気づかなかったのよ?その辺も愛情不足だからじゃないかしら?」

「え!?妙は気づいてたの?」

「ええ。なんでいるの?って話しかけに来たわよ?だから内緒にしてくれって言ったの。」

「あいつ、、人には協力させておいて、売ったな!!??あっ!冷たいっ!頭から日本酒かけるのやめてぇぇぇ!!」


 相反してひどい目に遭っていたカオルだった。


 ついでに、その頃の萌と香織もお風呂に入っていた。

「萌~。この泡風呂気持ちいいね、どこの?」

「フランスの高級なやつだって。クライアントからもらったの。」

「この美容パック、効きそうだね~。」

「うん。なんでも高濃度ヒアルロン酸と高濃度ビタミンが、、」

「お風呂でたら新しいボディマッサージオイル試そうね♡」

「うん、交代でやってみよ♡香織、エッチな触り方しないでね?」

「それはお誘いですか?」

「お誘いです♡」


 ただの美意識の高いモデルカップルだった。


 続く。

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