おまけep129 みちる、こんなに美人なのに影薄かったの。。もっと見て?
一通りメイクを終えると、八重子は締切があると言って帰っていった。妙とは、今後は盗撮をしないことを約束し、その代わりにたまに遊びに来て堂々と写真を撮って良いことになった。(みちるの大岡越前裁きによるものである。妙はなんで写真撮らせるの?と文句を言っていた。)
「じゃあ、うちらも帰ろうか。絹子。」
「そうね。八重子を見たら漫画を描かなければいけない気がしてきたわ。それじゃ、妙さんみちるさん。そろそろお暇します。」
そう言って、カオルと絹子は二人の家に帰っていった。
「はぁ〜、騒がしかったねぇ、お姉ちゃん♡やっとゆっくりできる!」
萌はやっと、妙の膝枕をゲットした。
「お腹すいたねー!ピザでも頼む??」
香織は八重子の描いた漫画を寝転がって読んでいる。
「いや、ここはあなた達も帰るところよ!?空気読んで?みちる、最近ほとんど、妙ちゃんといちゃついてないの!わかる!?」
「そうだよ。陰ではいちゃついていたけど見せびらかす形ではしばらくしてないんだから!もう帰ってよ!」
「ああ、妙ちゃん。あなたも私と二人だけになりたかったのね・・・。」
「当たり前じゃない。。それより化粧落としてもらって良い・・・?なんか八重子といちゃついてる気になってくるから。。」
「追い出すなんてひどいー!せっかく漫画買ってきてあげたのにっ!みちるさんのばーか!かーば!エロ大臣っ!エロエロ星人~!」
小学生レベルの悪口を言いながら、萌は香織に引きずられて去って行ったとさ。アホーアホーとカラスが鳴いていた夕方のことだった。昭和の漫画はこういう幕引きが多いんだよ?*昭和の伝統を小出しする会
「さてと。邪魔者は消えたわ?これからは二人だけです、あなた♡」
「みちる、本当にお願いだから化粧落としてってば。。」
「あ、すぐ忘れちゃう♡そんなにいつものみちるがいいのね?♡」
「当たり前だよ・・・。初めて見た瞬間から心を奪われた、みちるのパーフェクトビューティーが厚塗りされて、もはや内臓レベルじゃない・・・。内視鏡でしか会えないなんて辛すぎる。。」
「た、妙ちゃん、、。まだエッチしてないしきょう、、とか言ってみたり・・・♡」
「うん、、これから♡」*いろいろ無視し合うことで円満な二人。
「ああん、もう我慢できない。。キスして・・・。」
「みちる・・・。」
お願いだから、化粧を落としてからにシテ・・・。
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