おまけep113 それがうちの子、妙♡
ちょっと聞いてよ、みちる、今妙ちゃんに怒られたんだよ。でもね、絶対みちるが悪いんじゃないと思うの!!聞いてくれる?さっきさ?
「た、え、ちゃん♡お風呂はーいろ?♡」
ぎゅぅぅって後ろから抱きついてお誘いした訳よ。お誘い申し上げた訳よ?かわいかろう??
「ん、今日、1人ではいるー。」
「ゑ・・・?なんで??二人ではいれば良いじゃん・・・。」
「や、なんか疲れたし。ぼーっと入りたくって。」
「い、いいよ?みちる一人で、は、入れるし。。」
「うん、ごめんね。明日は一緒はいろ?」
「うん・・・。」
なんでー?と思わない?疲れてるから一緒に入ってさ?いちゃいちゃしたりして、元気になるって思わない??え、違うの?
あ、でもね、これは譲れるの。もうそこまで重い女はやめたってことにしてるから。問題はこのあとよ。
「しょぼーん。一人寂しいなー。いいもん、一人で入れるよ?」
あ、そうだ。お疲れなのでございますね、お嬢様。妙ちゃんって、いつも着替え用意しないでバスタオル一枚で出てくるんだよね。それがかわゆいんだけど、、今日は下着もご用意してあげようじゃございませんか♡
みちるって、いい女だよね?いい奥さんだよね?♡
で、脱衣所に妙ちゃんの下着を用意しておいたの。そしたらね、
「ここまで用意されたら、いつかダメ人間になりそうだから今度からいいよ?」って・・・
ねぇ、みちるの存在意義ってどこに落とした??トイレで流しちゃったかなぁ・・・。
「いや、嬉しいし有り難いよ?ただ、自分のことはちゃんと自分でやらないと、依存してしまうからさ?」
「え、依存していいじゃん。もうお嫁さんなんだから・・・。」
どうもこの辺が、私たち夫婦の意見の相違なの。自律したい妙ちゃんと、お世話して頼られたい私。え?ほとんど妙ちゃんが正しいの?え?話聞いてた??
でもそうっすか。。わかりましたよ。。もう、お世話してあげないもんねー!今日は何もしないで寝てやるもんねー!
じゃ、もう相談しないから~!ふーんだ。うそ、ありがと♡
ってことで。私は1人でお風呂に入ります。いいもん、誰も味方してくれなくても。。お風呂、いつもより広いな・・・。みちるが溺れたら妙ちゃん、泣いちゃうくせに、。ふん。。ジワッ。
・・・・・・さてと、でました。あっつい、、。冷たいお茶を~ってん?
「え、妙ちゃん、ソファで寝ちゃったの?ベッドで寝ようよ?ね?」ユサユサ
わ、これ起きないやつだ。疲れてたんだなぁ、、。そういえば、仕事忙しいっていってた。なんでも、百合好きの漫画家さんがどうしても出版を断り続けているらしくって、一番かわいい妙ちゃんが部署違うのに担当にさせられたって、、。
え、。まさか、、その人と浮気を・・・いやいや、ないか。妙ちゃんに限ってそれはない。私以外に誰かを好きに、、なる、、なん、て、、、な、ないよね??
「ねぇ、妙ちゃん?私のこと好き?ねぇ、」ユサユサ
「うーん、、なに・・・?もう少ししたら起きる、か、ら・・・」ぐぅ。。
ああー。ここは寝言でも好きって言うところよ?もう・・・寂しいな。。もういいよ。1人で先にベッドで寝るからね・・・。
「妙ちゃん、、あとでちゃんと起きてね??みちる、1人で寝てるからね?」
「・・・。zzz」
う、、寂しい・・・。
仕方ない、、もう、ふてくされて寝てよう。明日の朝、ちょっとだけ無視してやる、、うそ。しない。できないもん。私が無理。
・・・・・・・・・・・・1時間後。
「・・・ん、・・・?」
あれ、結構寝たのかな、、妙ちゃん、どうしたかな、、あ、
妙ちゃん、、後ろからちゃんと抱きしめて寝てくれてたんだ・・・。いつもより抱きしめる力が強い・・・。もしかして、起きて寂しかったのかな?
「あ、もう、、毛布、私ばっかりかけて、、風邪引いちゃうよ?♡」
この人は、本当にこどもみたいだから、やっぱり私がそばにいてお世話しないと。文句言われても私はめげないわ。だって大好きだから、
「妙ちゃん、、大好きよ?」
「みちるちゃん・・・」
「ん、なあに?いるよ?」
「うん。いてね・・・。」
!!!!!!?
神様、今日もありがとうございました。
もう言葉もありません。
あ、天使がラッパ吹いてる・・・♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます