おまけep100 左右に見えますのは百合畑でございます。一面の百合でございます。
私の名前は萌。
雑誌モデルをしているんだけど、2個上の姉とそっくりなんだ。私は優しくて大人っぽくていつもそばで甘やかしてくれたお姉ちゃんが大好きだ。
だけど最近、お姉ちゃんがすっかり変わってしまった。その原因は、、そう。お姉ちゃんをでろでろに甘やかす年上女と結婚してしまったから・・・。
「妙ちゃん♡もうすぐシチュー出来るから味見してみて?♡」
「うん。あむ。おいしい♪」
「えへへ。かわいい~♡コーンたくさんいれたよ♡」
「うん。おかわりしちゃうね!」
「くぅぅぅっ!お腹ぽこぽこになってもみちるがなでてあげるからね!♡」
くっ、、お姉ちゃんが可愛い。。あ、あんな姿、私には見せたことなかったのに・・・。ついに私が遊びに来てても隠さなくなったな・・・。前は恥ずかしがってあんなのを私に見られたら膝から崩れていたくせにっ。
「ねぇ、ちょっと。。お姉ちゃん。」
「ん、なあに?萌。もうすぐごはんできるって~!」
「ちっ、不抜けた話し方を・・・。可愛いんですけど、なんか、大事なものも失った気がして心がざわつく・・・。」
「もう。なんでそんな顔してんの?お義姉ちゃんがシチュー作ってくれたよ??」
「っつ。。その首かしげて、ね?って顔やめて。それやられると誰でも落ちるからって何度も言ったでしょ・・・。」
「あ、わかるー。妙ちゃんのね?の顔、破壊力すごいよね~♡」
「あ、お義姉様。。み、みちるさんも気づいてたんだ。これ、昔からお姉ちゃんやるんだけど、外ではやらないように言ってね?ひどいときは近所のご夫婦が二人とも落ちちゃって大変だったんだから。。」
「あ、私もそういう経験ある。勝手に取り合いになったりしてね~。困るよね。妙ちゃん?気をつけないとめっだよ?♡」
「え?うん。なに?」
「っっっっっ!!コーンだけすくって食べないの!♡♡♡」
だめだ。。こいつらはなんでもいちゃいちゃの燃料に出来る・・・。
ピンポーン
あ、香織っ!やっときた!私の味方!
「こんばんはー♪お腹空いたー。ご飯食べさせてー♪」
「かおりぃ・・・。聞いてよ。この二人、萌の前でずぅっといちゃいちゃしてるんだよ?」
「そうなの?それはかわいそうでちたね?」
「お姉ちゃんなんてさ。あんな赤ちゃんみたいな顔、うちではしなかったのにさ。」
「ううーん。萌だって見たかったよね~。でも今萌が赤ちゃんみたいな顔してるよ?♡かわいいでちゅね♡」
「私は香織の前でしかしないもん♡」
「えへへ。萌だって前はもっとツンツンしてたよ?今はスライムみたいに頭の先がちょっとツンッとしてるくらいだね♡」
「だぁってぇ、、香織といるとこうなっちゃうんだもん~♡」
「ねぇ、妙ちゃん。私たちより濃いのがはじまってるんですけど。」
「うん。みちる。すごいね、会うなりミリオンバンブーのように体が巻き付いてる。関節どうなってるんだろう。。」
「先に食べてようか。おい、お前ら。気が済んだら自分でよそって食べなさい♡」
「「はーい」」
「あれ?今日、朝とリップ変えた?」
「うん。撮影で新しいのつけたから、香織に見せたくて・・・。」
「すごい可愛い。よく見てもいい?」
「うん、あ。今はダメ・・・。」
「ダメ・・・?」
「ダメじゃな、、」
「「ねぇ。タッパーにいれてあげるから持って帰りなー!」」
(自分ちでやって)
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