【GL】長年培った年下甘やかし属性を捨てられない彼女に甘やかし年上彼女ができる話

おまけep78 ただいちゃいちゃする会話だが？

　仕事帰り。二人は食事を終えて、リビングで愛を育む。

　テーブルにはスマホ。画面には指輪のブランドのホームページが。そしていくつかの海外旅行パンフレットも並ぶ。

　ページをめくるのは妙。その後ろからコバンザメのように抱きついて離れないのがみちるだ。人によっては子泣きじじいと表現するかも知れない。どのみち顔は激しくだらしない。ニヤニヤが止まらないぜって感じなんだけど、それは二人とも朝からずっと変わらなかった。

妙「指輪ね♡どんなのがみちるに似合うかな？♡」

みちる「妙ちゃん、結婚指輪は婚約指輪じゃないから、ずっとつけていられるシンプルなやつなんだよ？♡」

妙「そっかぁ♡じゃあ、こういうやつ？色は？ゴールドとシルバーどっちが良い？♡」

みちる「あーん、悩むぅ～！♡決められないね！♡」

妙「やっぱり今度の休日にあちこち観に行こうね！♡」

みちる「うん♡楽しみ過ぎる！♡」

妙「ずっとつけてるんだよね？♡」

みちる「そう♡ずーっとつけてるんだよ♡」

　あの、読み飛ばしても構わない回ですが、代謝が上がる可能性がありますから時間があって読める人は読んでください。寿命も延びるかも知れません。知らんけど。

みちる「で、新婚旅行はどこにするか考えてくれた？♡」

妙「うん♡オーストラリアとかどう？ケアンズとか♡」

みちる「素敵ね♡なんでケアンズなの？♡」

妙「綺麗な海をクマノミと泳ぐみちるが見たいから♡きっと人魚みたいに綺麗だなって♡」

みちる「いやぁぁぁぁっ！！♡そんなっ！人魚だなんて！♡」

妙「あとは、海辺の夕日が綺麗そうなとこかな♡きっとみちるが夕日に照らされて綺麗だから♡」

みちる「わ、私も、そんな妙ちゃんが見たい！♡ああっ、想像しただけで素敵！♡」

妙「有休使って、しっかり楽しもうね！♡二人だけで♡」

みちる「うん♡二人だけでね♡」

妙「楽しみ過ぎるね♡」

みちる「うん♡もうっ！今から知恵熱がでちゃいそう♡」

妙「このあと、もっと熱くなるけど？大丈夫？♡」

みちる「はわわ♡妙ちゃんが、、魅了を使ってる！♡」

妙「だって、みちるだってさっきから、背中に魅了を当ててるよ？♡」

みちる「お、お気づきでしたかっ！！♡♡♡」

　二人「すぐこうなっちゃうからなかなか決まらないね♡」

　＊ハートの数、41個でした。