おまけep42 みちると香織はダチ
みちると香織はダチである。(濁点注意)
同じ家系の遺伝子に惹かれ、並み居る他の男女をモーゼのごとく裂け割り手に入れた奇跡の恋人を所有する。しかしその相手は同じ遺伝子とはいえ姉と妹。ライバルでないからこそ理解し合い助け合える唯一無二のダチである。
今日は二人で遊んでいる。
さっきまではエジプト旅行について話し合っていたが、今はこんな話になった。
香織「やっぱりさぁ、妹と姉じゃ立場が違うから性格も全然違うよね-」
みちる「そうね。似ているところはあるけど。魅了チートとか。でも妙ちゃんは絶対甘やかし主義だし、萌ちゃんは甘えた王だもんね。」
香織「うーん、まぁ萌はあれで結構甘やかしてもくれるけどね。急に慈愛に満ちるときあるよ。」
みちる「妙ちゃんも最近は甘え上手になってきたよ♡まぁ、私は素質あると思ってたけどね!」
香織「そーなんだ?」
みちる「うん♡かっわいんだよ?お風呂だって抱っこされてはいるの好きだし、最近は、あーんってする前に口を開けて待ってたりするのぉ♡」
香織「あの顔で?!」(尊い顔での意)
みちる「うん、あの顔で♡」(破格の可愛さでの意)
香織「えー。あ、じゃあさ、その。え、エッチとかはどのくらいしてる?」
みちる「それはー妙ちゃんに怒られるから言っちゃうわけにはいかないなぁ。」
香織「や、そうだろうけど、同じ遺伝子だから、、好きなんだろうなって。。」
みちるの動きが緊急停止した。
みちる「やっぱりそうなの?」
香織「あ、やっぱり?」
(ていうかお前たちが誘うからだろ。)
香織「やーん、やっぱり妙ちゃまもエッチなんだー!(格上げ)」
みちる「あはは。ああ、怒られる。。内緒ね。」
「でも結構むっつりだと思うよ?」
香織「は!?むっつりってなに?」
みちる「えー例えば~。私がかがむと谷間とか絶対見てるよ。」
香織「うそ?」
みちる「ほんとほんと。見てたでしょっていうと、そんなの当たり前でしょって妙ちゃん言うもん。」
香織「あ、あとは?(ご馳走待ち)」
みちる「えー?あとぉ?んん~。」
「あ。これは言ったら絶対怒られるから内緒だけどあのね、」
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香織「うわぁ。笑」
「私も今度かがんでみよー」
みちる「ちょっと。ここまで話したんだから萌ちゃんのことも密告しなさいよ。」
香織「んー。萌はねぇ、デレると本当に甘い声を出すようになってねぇ?」
みちる「うんうん。」
香織「今からなにしたいの?って耳元ですごい甘い声で聞いてきたりするのがやばい。ぞわわわってなる。」
みちる「うーわ。あざと~!」
香織「それがいいんじゃん。彼女なんだからあざとくて良いじゃん。」
みちる「え、じゃあ私も今度使おー」
この会議のおかげで妙と萌はいつも大いに潤いを保てているのだった。
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https://kakuyomu.jp/works/16817330655108137577
ちょっと切ない系の話も書き始めました。
「二人がいいの4」です。
こちらもよろしくお願いします!
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