おまけep43 サキュパスとかギリシャ神とか

 たまには家族で晩ご飯をと、母親と一番下の妹の末に言われたので、妙は実家に晩ご飯を食べに来ていた。


 みちるも連れてきたかったんだけど、家族水入らずでどうぞと、みちるは香織を誘ってでかけていった。なにを話されるのか気になる。余計なことは言わないで欲しい、妹の彼女なんだから。(言われてるよ)


「お、ねーちゃんっ!♡スエとテレビ観よ?(姉にくっつける)」


「えー、テレビ観るだけで良いの?」


「それじゃあ、お風呂!♡(くっつける)」


「お風呂は帰ってからはいるよ。。」


「じゃ、じゃあ!添い寝してっ!(くっつきたい)」


「え、21時だけど。さすがにこどもじゃないんだから。笑」


「んーっ!じゃあ抱っこして!(大素直)」


「赤ちゃんじゃん。」


 とそこへ母現る。恋愛大破壊神を3人も産んだマザー。


「すえ~、お母さんとはいるわよーお風呂~!」


「え、あ。いやっ!まだ私はおねーちゃんとっ!ぎゃ、いやぁぁぁおねえちゃぁぁん!」


 引きずられる末。不憫な子。(美少女)


「あー。超絶かわいいけど超絶うるさいんだよね、末は。」


 やっとイヤホンを外して妙と話し出す萌。被害のない端の方で空気と化していた。


「あーうん。まぁ、最近私も萌も寄りつかないから寂しかったんでしょ。」


「そうだろうけどね。私も香織と住む部屋探してるし、そろそろ慣れてもらわないと。」


 萌は香織と同棲予定。とっても順調なカップルである。


「さ。じゃあ、邪魔者は消えたから、私がお姉ちゃんを独り占めしちゃおうっかな♡」


 近づいてくるサキュパス。危険を察知するアフロディーテ (*ギリシャ神話の最高にモテる女神)


「えー、今日はもうご飯も食べたし帰らせてよぉ~。。」


「なによ、補給させてよ!泣いちゃうよ!?」


「あーもー」


 諦めて赤ちゃん抱っこ。末が見たら泣く。

 あと世間が見たら引く。(妹二十歳有名雑誌モデル)


「もー。こういうのは香織ちゃんにやってもらってよ。」


「別腹なのよ♡(すりすり)」


「香織ちゃんと上手くやってる?」


「うん。そこは問題なしよ。(こないだ嗚咽したけど)」


「ならいいけどさ。(こないだ嗚咽してたよね?)」


「みちるさんとおねえちゃんは?(うん。してた。)」


「うん。バッチリだよ。」


「たくさんエッチしてる?」


「は?はぁ??そんなの妹に言うわけないでしょ!?」


「性教育大事よ?お互い満足してる?」


「・・・う、うん。ってなんでそんなこと言わすのよ。///」


「うん?いや、きっと香織とみちるさんもそう言う話してるだろうなって。」


「ええ。。。やっぱりそうなのかな。。」


「あのエロス達がファッションの話で終わるわけないでしょ。」(*同じくギリシャ神話の恋愛と性愛の神)


「だ、だからって、妹とそういう話はしないー!もう帰るよー!」


 ポイッと妹を放り投げると、妙はお風呂に居る母と末に「帰るねー!またねー!」と言ってその場を立ち去ったのだった。


末「いやぁぁぁぁぁ!!!!」

萌「まだ足りてなぁぁぁぁぁい!!!!」





「はぁ、つかれたな。やっと帰ってこれた。。ただいまー?」


「あ、妙ちゃん♡おかえり♡早かったね♡」


 はい、ぎゅー♡


「ああああ。。そう。これだよ。このハート具合がちょうど良いんだよ。。」


「もっとあるよ?♡調節しないと萌&末みたいになるからこれでも小出ししてるよ?♡」(大察知力さすがエロス)


「あ、ありがとう。。大好き。」


「私も好き♡」

「おうちでつかれちゃった?」


「あ、うん。でも大丈夫。(このあとのことでしょ?)」


「良かった♡(’そう♡」


「お尻揉むのやめて。笑」


「へへへへへ♡ たまらん♡」


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