おまけep36 今日も好き明日もですとも

「おはよう♡」


 目を覚ますと同時に聞こえた、聞き慣れたかわいい声。


妙「んん~!ふあぁ。。起きてたの?」


みちる「うん。今日も好きって思いながら妙ちゃん見てた。」


妙「はー?どのくらい~?寝顔恥ずかしいよ。」


みちる「んー、まだ3分くらいかな。5回ちゅーしたら起きちゃった。もう少し寝てて欲しかった♡」


妙「いやだー」


 ガバッと半身を起こして、みちるの上に覆い被さって攻撃する。


みちる「やー重い~♡(今日も朝から歓喜)」

「今日も好き♡」


 全然、攻撃しても弱まることのないみちるに敗北して、妙はまた仰向けに寝っ転がる。そこへみちるが妙の胸に頭を乗せてごろごろすりすりしてくる。わりといつもこんな感じなので、朝は余裕を持って目覚ましをかける。


 妙の上で至福の顔をしたみちるが、


みちる「ねぇ、妙ちゃん。私これから今日3回目の好きを言うね?今日も好きよ♡」


妙「あ、ごめん。私も好きだよ!」


 催促されました。寝起きなんだから許してよ。笑


妙「なんかさぁ、、今日も好きって毎日言ってもらえてるけど、ある日突然言われなくなったら自分どうするんだろうって思った。」


みちる「え、珍しいね?妙ちゃんがそういうメランコリック?なことを言うの。大丈夫?みちる成分足りてる?」


妙「ん?あ、ああ。確かにそうかも。」

「別に沈んでるわけじゃないけど、なんか大切な時間だから特にそう思うのかなぁ?」


みちる「大切ね♡ 大丈夫よ。毎日言うし、言わなくならないし、もし忘れたら私みたいに催促したらいいんだよ?」


妙「あ、そっか。さっきみたいにね?笑」


みちる「そうそう。それで妙ちゃん、私これから今日4回目の好、」


 察しがついたのですぐに顔を両手で掴んでチュッと唇を塞いだ。


妙「今日も好きだよ、みちる♡」


 にっこり。←破壊神


みちる「腰が抜けるのでやめてください。(やめないで!)」

「女たらしめ~(もっとください!)」


妙「みちるさん。あと1時間くらいあるけど、今日はトーストだけで良いって思わない?」


みちる「ん、どゆこと?」


妙「朝食は適当にして、二度寝という名目のスキンシップにしませんか?」


みちる「いちゃいちゃするの!?♡」

「あーん、今日は妙ちゃんが積極的~!どこの国民記念日~?エジプト?♡」


*みちるは妙をクレオパトラの末裔だと信じている。



 そしてトーストすら食べられなかったらしい。


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