おまけep34 それぞれの癖
今日は天の声が登場人物のそれぞれの愛情表現の癖を皆さんに解説する。
【萌の場合】
香織「萌~!大好きだよ!」
後ろから抱きついてくる香織。
萌「は?急にどうしたの?」
「おいで? 私も好きだよ。」
振り向いて包むように自分の胸に香織を抱きしめる萌。
香織「萌〜(至福)」
「なによ。大好きなの言いたくなっちゃった?私も大好きだよ。」
「大好き。私も好き。すごい好き。」
香織の頭にキスをして首の後ろを優しく揉む萌。
香織「萌~♡(大至福)」
萌「なによってば。」
「大好き。」
ツンから始まるデレ多め
1に100で返す。
それを見ていたみちるの感想
「萌ちゃんって破壊力強いよね。あそこんちの遺伝子って恋愛で国とか統治してきてそう。クレオパトラみたいに。家系図見せてよ。おじいちゃんがエジプト人とかじゃないの?」
【香織の場合】
萌「香織、好きだからね?」
いちゃいちゃしているときに雰囲気に入り込むと自分から言える萌に対し、
香織「お?ついにデレおったな?萌氏。」
大概、突然の萌からのデレに対して面を喰らい、ちょっとふざけてしまう香織。
萌「なによ。たまには好きって言われたいでしょ?」
香織「言われたいです!」
萌「それで? 返事とかはないわけ?」
香織「あ!大好きです!どのくらい好きかというと、七宝でできた世界に光り輝く鳳凰が羽ばたいて、そこに現れた天女がまさに、、、」
萌「わかったから、好きって言って。」
香織「とっても好きです!」
萌「私も好きよ。」
それを見ていたみちるの感想
「香織ちゃんって自分から行くのは大丈夫なのに相手から来られるとポンコツなんだよね。ていうか萌なんであんなに最初素直じゃないわけ?妙にはもっと直送便って感じでラブだよね?ていうか蕩けてる香織を見ると自分と重なって辛い♡」
若い二人はここまでにして、もう少し大人のカップルにいきましょう。
【妙の場合】
みちる「妙ちゃん♡ 大好きよ!♡」
妙「私も大好きだよ。」
言葉では受け身。されど先天的な魅了チートはここからである。正面で目を輝かせているみちるの片手をとり、甲にちゅっとキスをする。
みちる「はわわ・・・♡(もっと)」
妙「もっと?(手の甲に口をつけたまま目だけはみちるの目をみつめる天才)」
みちる「うん・・・もっと・・・(もっと!)」
すると、みちるの薬指だけにかぷっと歯をあてて優しく甘噛みをする天才。そして、フフっと笑うと、みちるを引き寄せて抱きしめる。
妙「みちる・・・」
みちる「(もっと!!!!)」
せっかく妙によってHPがあがっているのにスライムになるみちる。
みちる「ねぇ、今、薬指だったのってなんで?」
妙「私のだって意味で。」
みちる「(大歓喜)あっ!ちょっと待って、これ以上はっ!私もうっ、あ!♡(大歓喜)」
(なにもしてない。抱きしめているだけ。)
これは見せられないので萌と香織の感想はない。
【みちるの場合】
妙「みちる。好きだよ。」
みちる「妙ちゃん!♡ 私も大好き!♡」
「ねぇお願いもっといって!録音するから!(脳内で)」
妙「じゃあ、耳貸して?」
耳元で「みちるが好きだよ。」
みちる「声が天才っ!!♡ 好きっ!(好きっ!)」
みちるの場合は知られたとおりのままである。
みちる「見て!私最近、お肌がつやつやなの!」
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*妙と萌の魅了チートは同じである。
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