おまけエピソード9 4人で付き合っちゃう?♡
「あーん」
「あーん♡」
代官山のおしゃれなカフェテラスでケーキを食べさせあってイチャイチャしているのは誰だ。
妙の2つ下の妹である萌とその彼女の香織である。二人も雑誌モデルをしていてインスタではそれなりに有名なインフルエンサーである美少女だ。
あっけらかんとした顔でそれを見ているのは萌とうり二つの顔とたまたま同じヘアスタイル(ホントはたまに萌が内緒で真似している)の姉、妙とその彼女みちるである。こちらも大天使カップル、美少女だ。
「なんなの、、なんかの撮影?」
「あ、あたし香織ちゃんのインスタフォローしてる~!」
「すげえな。美少女4人って。近寄れないもんがあるな。」
そんな声が隠すつもりなくこちらに聞こえてくる。
ダブルデートだぉ!
「やっべ。ちょー目立っちゃってます。私たち。」
みちるがサングラスと帽子を持っていないのに装着するように顔を隠す仕草をした。
「あはは、萌がめちゃくちゃ甘えん坊なんだよねー。」
微笑ましい顔してるじゃん、妙ちゃん。
萌「おねーちゃんがずっと甘やかしたからこうなったんだよぉ!」
香織「おねーさんの代わりに私が甘やかしてるんですー」
みちる「いやいやいや、お前たちかわゆす。」
妙「確かに、、私が甘やかしたのがいけないのは自覚ある。。」
みちる「そっかぁ、筋金入りなんだね、妙ちゃんも萌ちゃんも、、。しかし妙ちゃんと同じ顔でこれは・・・は、捗る・・・。ああ、きゅんきゅんする。。」
萌「しかしみちるさんも超絶可愛いですよねー。私みちるさんとつきあいたーい。」
香織「私もー。ちょータイプ♡甘やかしたーい。」
みちる「ふわっ?!ひええ、まじですか。よだれでちゃうくらい素敵な提案だけど、私には大天使妙ちゃんがいるからな!」
と言いながら、とりあえず目の前にあるコーヒーのストローを妙の口の中に突っ込んでイチャイチャの応戦をするみちる。
萌・香織「「可愛いカップルやなー」」
妙・みちる「「あんたたちもな!」」
萌・香織・みちる「4人で付き合っちゃう?♡」
妙「うわっ!こいつら本気の目してる。笑」
「だってたぶん、世界一幸せな絵だと思うよ。」
「言えてるー」
「言えてるー」
妙「ばーかばーか。お前たち全員独占欲の塊のくせに。知ってんだぞ?!」
萌・香織「あははは、そうだー。みちるさんこないだ私たちを見ておねーちゃんが浮気したと思ったんでしょー?泣いてしがみついたって聞いたよー?笑」
みちる「あーーーーー!!!言ったの?妙ちゃんっ!裏切り者っ!」
「おい、美少女が揉めてるぞ!!」
「修羅場か!?修羅場なのか!?」
ざわつく周囲の客たち。
あははははははははははは
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ありがとうございました。
今日も平和でありますように。
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