第383話 仲良し

 フィエラたちの戦いが激化していく一方で、ラヴィエンヌたちの方もまた、意外な展開を迎えていた。


「まったく。あの武器、本当にうざいわね」


「だねぇ。僕も初めて見る武器だから、少しやりずらいかもぉ」


 そう言ってラヴィエンヌたちが見上げる先には、宙に浮いているルルリカと、そんな彼女の周りを漂っている四つの輪っかがあった。


「どうっすか?うちのチャクラムは。切れ味抜群で操作性も抜群なんで結構気に入ってるんすけど、あんたらも気に入ってくれたっすか?」


 チャクラム。


 それは外側に刃がついた円状の形をした特殊な武器で、主に投擲武器として使われるものだ。


 通常の大きさは大体10cmから30cmほどのものが主流だが、彼女の周りに浮いているものは大体1mほどの幅があり、通常の物とは比較にならない大きさである。


「うーん。正直言って、邪魔だからあんまり気に入らないかなぁ。だから、片付けてくれると嬉しいなぁ」


「ふふ。邪魔なんすね?気に入らないんすね?なら、もっと邪魔してやるっすよ!!」


 ルルリカはラヴィエンヌが嫌そうな顔をしながら邪魔だと言ったことが気に入ったのか、これまでと同じように四枚のチャクラムを縦横無尽に動かすと、ラヴィエンヌとシュヴィーナにそれぞれ挟撃を仕掛ける。


 しかし、二人はそれをあっさりと避けると、その後も連続で飛来してくるチャクラムを避けながら打開策を考える。


「もぉ〜。ほんっと悪魔って性格が悪いよねぇ」


「そんなこと言ってる場合?私たちの攻撃、さっきからあの武器のせいで何一つ通じてないのよ?」


「んねぇ〜。それに、あの悪魔が飛んでるっていうのも厄介だよねぇ。しかもあの武器、魔力で操作してるのか撃ち落としてもすぐに攻撃してくるしぃ。シュヴィちゃん、なんか方法ないぃ?」


「方法って言われてもねぇ。さっき弓で攻撃してみたけど、距離があるから簡単に見破られて撃ち落とされて意味がないのよね。ラヴィの種族魔法は?」


「同じく場所がちょっとねぇ。ボクの能力は影を操作する能力なんだけど、ご覧の通り空に影なんて無いからさぁ。影がなければ操作も何もありましぇん」


「なるほど。影があれば良いのね?それ、どんなに薄くても大丈夫?」


「影であれば特に薄さは問題ないよぉ」


「なら、その問題は私たちの方でなんとかするわ。ドーナ!」


「は〜い!お呼ばれで〜す!!」


 とりあえず作戦が決まると、シュヴィーナは作戦の要となるドーナを召喚すると、いつも通り元気で可愛らしいドーナが姿を現す。


「わぁ〜。ドーナちゃん久しぶり〜」


「あ!ラヴィちゃん久しぶり〜!」


 二人はそう言って場違いにも仲睦まじくハイタッチをすると、踊るようにクルクルと回りながら襲撃してくるチャクラムを避ける。


 ちなみに、この二人は最初こそラヴィエンヌがドーナの種族魔法を見て雑草と言ったため仲が悪かったが、ラヴィエンヌが何度も謝った後、意外と気が合ったのか今ではかなりの仲良しになっており、たまに二人でお出掛けをしたりもしている。


「ドーナ。ラヴィに会えて嬉しいのはわかるけど、まずはこの場をなんとかするわよ。私の作戦、ちゃんと伝わってるわよね」


「もっちろん!それじゃあさっそく、いっくよー!!」


 ドーナはそんな可愛らしい声と共に魔力を解放して種族魔法を使うと、地面を突き破って何本もの木の根が現れ、それはどんどん伸びていくと、ついにはルルリカを追い抜いて彼女の背後にまで木の根が伸びる。


「なんすか、この植物。雑草すか?てか、なんか土臭いと思ったら精霊がいるじゃないっすか。蝿のように小さいから気づかなかったっすね」


「かっちーん。やっぱ悪魔嫌い。てか、なんで魔界に引きこもってばっかの根暗悪魔がここにいるの?あー、悪魔くさぁ〜。陰気くさぁ〜。私、悪魔って陰湿で根暗で馬鹿だから嫌いなんだよねぇ〜」


「はっ。人に魔力を貰い続けなきゃ体を維持できない寄生中が何言ってるんすか?寄生虫は大人しく宿主ごと死ねばいいんすよ」


「いやいや、悪魔だって誰かに召喚して貰わないとこっちに来れないマザコンじゃん。親がいないと部屋から出られない悪魔は一生お家に引きこもってなよぉ〜」


「あ?」


「は?」


 ドーナとルルリカはそう言って互いに睨み合うと、二人はその後もお互いのことを酷く罵り合う。


「シュヴィちゃん、あれどゆことぉ?」


「あー、あれね。元々精霊と悪魔って仲が悪いのよ。なんでも昔、召喚された悪魔が暴れて森や川なんかをめちゃくちゃにしたから精霊たちが怒っちゃって、次に現れた悪魔を容赦なくプライドも折るほどに叩きのめしたらしいの。それが原因で、今のような関係になったらしいわ」


「へぇ。じゃあドーナちゃんのあれはぁ?」


「あれがドーナの素なのよ。今でこそルイスたちの前では大人しくしてるけど、元々人間嫌いなところもあったドーナは嫌いなものに対しては徹底的に嫌うところがあるから、キレるとあんな感じになるの」


「なるほどぉ」


 普段のドーナは子供っぽく可愛らしいが、シュヴィーナの言う通り元々の彼女は大の人間嫌いであり、そのためもあってか嫌いなものには容赦しない残忍な性格をしていた。


 そのため、今回は人間以上に嫌いな悪魔であるルルリカを見たことで本来の性格が表に出てしまい、いつもの可愛らしさが嘘のように口汚くルルリカのことを罵っているのである。


「とりあえず、これであそこに影ができたはずよ。あれ、利用できそうかしら」


「うん。あれなら問題なさそぉ。ありがとぉ。んじゃ、早速行ってくるよぉ。『影渡』」


 その後もドーナとルルリカがお互いに罵り合っている中、シュヴィーナの狙いが分かったラヴィエンヌは種族魔法の影渡を使って自身の影に潜り込むと、次の瞬間にはドーナが作り出した木の根に映るルルリカの影へと移動し、その背後から大鎌を振り下ろす。


「いつの間に……」


「おっちろぉ〜い!」


 ドーナとの罵り合いに気を取られていたルルリカは、不覚にもラヴィエンヌが消えたことに僅かだが反応が遅れてしまい、気がついた時には背後に移動していたラヴィエンヌの一撃によって地面へと叩き落とされる。


「きったぁ〜。ここからはボクの土俵じゃい!」


「くっ?!」


 一度地に足がついてしまえば、そこは最早ラヴィエンヌの土俵であり、乱舞のタナトスの能力を最大限に発揮したラヴィエンヌの攻撃はより重く、そしてより鋭くなっていく。


「こんっの……」


「させないわよ。ドーナ」


「あいさー!」


 何とかこの状況を打開しようとしたルルリカは、チャクラムを操作してラヴィエンヌの連撃を止めようとするが、それを察したシュヴィーナはすかさずドーナに指示を出すと、ラヴィエンヌの周りに現れた木の根が意思を持ったかのように動き、チャクラムの接近を阻止する。


「あっはは!羽虫も落ちればただの虫〜!!」


「うちを羽虫って言ったっすか?ほんと、気に食わない人間っすね!!『天輪』!!」


「わっと」


 ラヴィエンヌに羽虫と呼ばれたことが気に食わなかったルルリカは、亜空間からこれまでとは違う真っ白なチャクラムを取り出すと、それを横へと振り抜き、ラヴィエンヌの攻撃を吹き飛ばす。


「それ、これまでとは違う雰囲気があるねぇ」


「勘がいいんすね。これはうちの本命の武器、『天輪』っすよ。昔、天使から奪ったうちのお気にっす」


「うわぁ〜。天使から奪うとか、ルルリカちゃんあっくどぉーい」


「悪魔っすからね。それより、油断してていいんすか?この距離、うちの間合いっすよ」


 武器を弾かれたことで、ラヴィエンヌは連撃が止められさらに間合いの外へと追い出されるが、それでもチャクラムを自在に操れるルルリカにとって二人の距離は間合いの範囲内であり、彼女が操作した四つのチャクラムが同時にラヴィエンヌを襲う。


「あはは。さっき言ったよねぇ。君を地上に落とした時、ここからはボクの土俵だってさぁ。『影壁』」


 迫り来るチャクラムに対して、ラヴィエンヌは足元にある自身の影を操作して黒い壁を作ると、その壁で迫っていたチャクラムを簡単に防ぐ。


「まさか、影を操作する能力っすか。これはまた、珍しい能力を持ってるっすね」


「でしょ〜。まぁ、そんなことより、ボクにばっかり気を取られてていいのかなぁ」


「気を取られる?まさか。ちゃんと他にも目を向けてるっすよ。だから、この程度の不意打ちも効かないっす」


 ルルリカがそう言った直後、彼女の足元から何本もの木の根が伸びて彼女を捕まえようとするが、ルルリカは分かっていたかのようにそれを軽々と避けると、また空を飛んで上空へと向かおうとする。


「残念。もう逃げられないわよ。ドーナ」


「りょーかい!」


 しかし、避けられることを想定していたシュヴィーナはすぐにドーナに次の指示を出すと、ラヴィエンヌとシュヴィーナ、そしてドーナとルルリカを閉じ込めるかのように木の根が隙間なく空へと伸び、そして巨大な木の根のドームを作り出す。


「これは……」


「あはは!これで全てがボクの能力の範囲内になったねぇ!」


「チッ!!」


 最初はルルリカが初めから空を飛んでいたためこの方法を取ることができなかったが、ラヴィエンヌが一度ルルリカを地面へと落としたことで、彼女をこの木の根の檻へと閉じ込めることが可能となった。


 そして、それはつまり地面だけでなく上空にも影を移動させることでラヴィエンヌが最大限に能力を発揮できるようになったということであり、これで距離による不利を打ち消すことができるようになったのだ。


 さらに言えば、この木の根たちはドーナの魔法によって作られたものであるため、囲んでいる木の根から新たに根を伸ばすこともできるため、死角からの攻撃も可能となったのである。


「んじゃ、この状況でどこまでやれるのか、楽しみにしてるねぇ」


「はは。その笑い方、うちよりよっぽど悪魔らしいっすね」


 それからの戦いは、これまでとは違いラヴィエンヌたちの優勢となり、距離という有利を利用して戦っていたルルリカはその有利を無くしてしまったため防戦一方となり、徐々に傷も増えて追い詰められていく。


「ドーナちゃん!」


「りょーかい!ラヴィちゃん!のっびろー!!」


「『影湾曲』!」


 そして、ラヴィエンヌの言葉に合わせてドーナが地面や囲んでいる木の根からさらに根を伸ばすと、その根はラヴィエンヌが種族魔法で作り出した影へと飲み込まれ、次の瞬間にはルルリカが予想もしていなかった空間から木の根によって攻撃される。


「くっ!?舐めるんじゃねぇっすよ!!!」


 しかし、それでも悪魔王としての矜持と経験があった彼女は、巧みにチャクラムを使って致命傷を避け、得意の水魔法まで使って反撃に転じようとするが、種族魔法が使えるようになったその空間はまさにラヴィエンヌの独壇場であり、影を使った移動に強力な攻撃、さらには突如として攻撃してくる木の根やシュヴィーナの矢に気を取られ、最初のような余裕が無くなっていく。


「はぁ、はぁ…これは、ちょっと面倒な展開になったっすね」


「ぐふふ。あの威張って強者感を出してた悪魔ちゃんを虐めるの、たっのちぃ〜。ブチギレて嬲るとか連呼してたのに、逆に嬲られてる悪魔ちゃんおもしろ〜い」


「その言葉、その表情。うちよりずっと悪魔っすね。死んだら次は悪魔にでもなったらどうっすか?」


「それは無理かなぁ。ボク、死んだら待っててくれる人たちがいるから、そこに行かないとだしねぇ」


「残念っすね。あんたがいれば、もう少し魔界も楽しくなりそうだったんすけど。はぁ、あんたが魔界に来ないなら、ここで楽しみ尽くすしかないっすね」


「あはは。もしかして、まだ何か隠してるのかなぁ」


「そうっすね。これ、本当は疲れるんであんま使いたくなかったんすけど、こんな状況っすからね。ここまで来たら、もう後のことなんてどうでもいいんで、楽しんだ者勝ちってやつっすよ」


「わぁ〜。何見せてくれるの?」


「うちのとっておきっすよ。とくとご覧あれっす。『天魔』!!」


 ルルリカはそう言って手に持っていた天輪に魔力を流し込むと、真っ白だった天輪は少しずつ黒く染まっていき、それに合わせてルルリカの背中に生えた漆黒の翼も形が変わると、まるで黒い天使の羽のようになる。


「ふぅ。どうっすか?」


「うわぁ〜。まるで天使と悪魔が半分ずつ混ざったみたぁい」


「はは。その認識、間違いじゃないっすよ。今のうちは、あんたの言ったとおり天使と悪魔の力が合わさった状態っす。これが、堕天した天輪の能力っす」


 本来は天使が使用していた天輪は、しかし長い間ルルリカが魔界で使用してきたことで、魔界の魔力によって侵食されて堕天した結果、所有者であるルルリカに天使の能力を与えるまでに進化した。


 しかし、生粋の悪魔であるルルリカにとっては堕天しているとは言っても天使の能力を扱うには負担が大きく、まるで魂を刃こぼれした切れ味の悪いナイフで無理やり削られているような痛みが常に全身を襲う。


「時間が無いんで、サクッと行くっすよ。『天輪千舞』」


 ルルリカがそう言って天輪に魔力を流し込むと、天輪の数はどんどん増えていき、その数はついに千へと至る。


「ラヴィ。これ以上は遊んでいる余裕は無さそうよ。こっちも、ここからは本気で決めに行くわよ」


「わかってるよぉ。ドーナちゃんもあと少しだし、もう少し頑張ろうねぇ」


「うん!がんばろー!」


「話し合いは済んだっすか?なら、もういいっすよね。舞え。天輪」


 ラヴィエンヌたちがこの戦いの最後を予感した瞬間、ルルリカは千枚の天輪をまるで雨のように降らせると、それはドーナが作った木の根のドームを破壊し、さらには地面さえも切り裂いていく。


「あっはは!楽しいなぁ!全然終わりが見えないよぉ!」


「これは厄介ね。一つ一つが彼女の意思によって操作されてるのかしら。撃ち落としてもすぐに攻撃してくるわ」


「くぅ。ドーナが頑張って出した木の根が切られるぅ〜。あの悪魔、マジ許さない!」


 シュヴィーナの言葉通り、ルルリカの天輪はその一つ一つが彼女の魔力によって操作されているため、シュヴィーナたちがいくら撃ち落とそうともすぐに宙へと浮き、また同じように攻撃を仕掛けてくる。


「ラヴィ!このままだと押し切られるわ!」


「わかってるよぉ〜!ボクに任せんしゃい!『影湾曲』付与!『影波』!!」


 ラヴィエンヌは自信満々にそう言うと、二つの種族魔法を同時に使用し、薄黒い魔力を纏った乱舞のタナトスを横へと全力で振り抜く。


 すると、黒い波に飲み込まれた天輪たちはまるで糸が切れた操り人形のように次々と地面に落ちていくと、これまでとは違いそれ以上動くことはなかった。


「まさか。うちと天輪を繋いでいた魔力を切ったんすか。でも、それならまた新しく繋げば……」


 ラヴィエンヌが影湾曲を応用して天輪とルルリカを繋いでいた魔力を断ち切ったことで、天輪は操作することができなくなり地面へと落ちたが、ルルリカはすぐに魔力でもう一度自身と天輪を繋ごうと魔力を解放する。


「させないわよ。ドーナ。あの武器たちを固定して!」


「まっかせて!ガッチガチに固定するね!!」


 しかし、それを読んでいたシュヴィーナはドーナに天輪を固定するよう指示を出すと、ドーナはすぐに木の根をいくつも出して地面に落ちている天輪たちを動かないように固定していく。


「チッ。でも、まだっす!まだ他の天輪が……」


「残念。もう終わりだよぉ」


「あ……」


「『斬影』」


 ルルリカが天輪の操作に気を取られている間に、暗影という存在を限りなく希薄にさせる種族魔法を使ったラヴィエンヌは、残っていた木の根を足場にして油断していたルルリカの背後を取ると、魔力を纏わせた大鎌を横に一線する。


「あは。君の敗因は、武器に執着しすぎたことだねぇ。武器に頼りすぎるのは良くないよぉ」


「その顔、覚えたっすからね。絶対にまた、殺しにくるっす」


「あっはは!楽しみに待ってるよぉ。その時は、ボクたちだけで遊ぼうねぇ」


 ラヴィエンヌの大鎌によって首を切り落とされたルルリカは、灰のように消えゆく中、それでも強い意志のこもった瞳でラヴィエンヌのことを睨み、復讐心に満ちた声でそう言った。


「次は…もっと…強く、なって……」


 ルルリカはその言葉を最後に肉体が消滅して魔界へと帰ると、ラヴィエンヌとシュヴィーナは疲れたように大きく息を吐いた。


「はぁ〜、疲れたぁ。正直、あそこまで強いとは思わなかったなぁ」


「そうね。別に舐めていたわけではなかったけど、想像以上に強かったわ。あれがSSランクなのね」


「シュヴィ〜。もう魔力なぁい」


「お疲れ、ドーナ。もう休んで大丈夫よ」


「わかったぁ」


「ドーナちゃんもありがとねぇ。また遊ぼ〜」


「うん。ラヴィちゃんもまたねぇ〜」


 ドーナは種族魔法を使いすぎて疲れたのか、小さく欠伸をしながらラヴィたちに別れを告げると、休むために一足先にこの場を離れる。


「さて。これからどうしよっかぁ」


「そうね。私たちも少し休憩をしてから、その後はフィエラたちの方へ……なに、あれ……」


 そうして、自分たちの戦いが終わったシュヴィーナたちは少し休憩をした後、フィエラたちのもとへと向かおうかと話をしていると、突如として天を貫くような赤黒い火柱が現れる。


「あそこって、フィエラたちがいる場所じゃない?」


「なぁんか、面倒ごとの予感がするねぇ」


「そうね。本当は少し休みたかったけど、それどころじゃ無さそうね。早くいきましょう」


 フィエラたちが向かった場所から尋常じゃない魔力を感じ取ったシュヴィーナたちは、回復薬を飲んでひとまず傷を治すと、そのまま休むこと無くすぐにフィエラたちのもとへと向かうのであった。






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