登場人物紹介②
アドニーア領
⚪︎リック
Dランク冒険者の青年で、幼馴染4人でパーティーを組んでいる剣士。キングトレントに襲われていたところを討伐ついでにルイスたちに助けられた。
魔物暴走の際は利き腕である右腕を無くしたが、ルイスが貴重な情報をくれたお礼に治してくれた。
現在は仲間たちと一緒にルイスたちのような強者になれるよう頑張っている。
⚪︎フォール
リックとパーティーを組んでいるタンク役の青年。
口数は少ないが、優しい性格でお肉を食べるのが好き。
現在は魔物暴走の時にリック守れなかったことを悔やみ、しっかりと仲間を守れるタンクになれるよう鍛錬中。
⚪︎ソーニャ
リックとパーティーを組んでいる魔法使いの少女。
キングトレントからルイスに助けられた際、彼の魔法を見て憧れを抱く。
他人の恋バナを聞くのが好きで、フィエラにルイスとの話を聞いた時はフォールを邪魔扱いしたほど。
現在はルイスのような魔法使いになりたくて、毎日魔法の練習をしている。
⚪︎メイル
リックとパーティーを組んでいるヒーラーの少女。
回復魔法を得意としているが、自衛用にメイスを使うこともできる。
実は密かにリックに対して恋心を抱いており、魔物暴走の時にリックが腕を無くし、それを治せない自分を悔やんでいた。
しかし、目の前でルイスがリックの腕を治すところを見て、自分もルイスのようなヒーラーになりたいと憧れるようになった。
現在は冒険の合間に教会へといき、そこで回復魔法の勉強や怪我人の治療をして回復魔法の技術を上げている。
⚪︎ゾイド
アドニーア領の領主であり辺境伯。森の王であるビルドを討伐しに向かうが、あまりの殺気に恐怖し、森の中で進むことができなくなった。
その後、ルイスたちがビルドを倒すと彼らを屋敷へと招き、感謝の気持ちとして炎の魔剣イグニードをルイスへと渡した。
⚪︎レーネ
アドニーアにある冒険者ギルドのギルドマスター。
女性ながらに元Sランク冒険者という実力者で、ルイスたちが森の王を討伐しに行くと言った時は止めようとした優しい人。
しかし、ルイスの狂った考え方の前には正論など通用せず、結局彼らを止めることはできなかった。
⚪︎ビルド
森の王でありビートル系の魔物。何者かの手によってさらなる強者へと至り、ルイスの力を持ってしても死を覚悟するほどだった。
武人気質な性格であり、自分が強くなるためならどんな努力も厭わない。
そのため、強くなるために森の奥で魔物たちを相手に昼夜問わず戦い続けるほど強さに貪欲で、最後は自分の技を全て盗み、自分を上回ったルイスを讃えながら息絶えた。
種族魔法:
戦闘方法:格闘
⚪︎マイト
森の王ビルドに使える蜂の魔物。ビルドに名を与えられたことで進化し、言葉を多少話すことができるようになった。
速さを活かした戦い方と自身が作り出した様々な蜂を使ってフィエラを追い込むが、最後は経験の浅さから焦ってしまいフィエラに殺された。
ビルドのことを種族は違えど愛しており、彼の勝利を切に願いながら息絶えた。
種族魔法:
戦闘方法:蜂を操る
湾岸都市ミネルバ
⚪︎リグル、メリダ、ヘレン、ジゼル
Aランクになりたての冒険者4人組。Aランクダンジョン海底の棲家へと向かう際にルイスたちに絡むが、最終的には実力差を分からされて終わった。
その際、リグルは右腕を切り落とされ、ヘレンとジゼルは手足の腱を切られ、最後に全員が魔力回路を破壊された。
瀕死になりながらも何とかダンジョンから抜け出すが、その後は精神の崩壊により精神病棟で一生を過ごすことになった。
⚪︎ヴィオラ
女性のみで結成されたパーティーのリーダーで剣士。
冒険者という男社会の中、女性たちの道標になるためいつも頑張っていた。しかし、海底の棲家では焦ってしまい仲間たちを失いかけたが、ルイスたちの手によって助けられた。
過去の人生では仲間を全て失い、自身も視力を失って絶望したが、それでも復讐することを諦めず戦い続けた。
結果、復讐相手である海底の棲家のボスを倒して旅をしていたところルイスと出会い、しばらく師弟関係となった。
⚪︎アイシラ、セーラ、イリア、サティ
ヴィオラのパーティーメンバーであり、彼女と同じ目標に向かって頑張る女性たち。
本来は海底の棲家で死ぬはずだったが、今回の人生ではルイスたちによって助けられ、現在はヴィオラと一緒にまた一から強くなるため頑張っている。
魔導国ファルメル
⚪︎ハミル
ルイスが魔法学園にいた時の担任であり、クラス分け試験を担当した男性。
ルイスに魔法を悉く相殺され、フィエラに拳圧で打ち消され、シュヴィーナに植物魔法で火魔法を塞がれて自信を喪失させた。
少し軽い雰囲気のある男だが、根は面倒見の良い教師。
⚪︎イーリ
ハミルと一緒にクラス分け試験を担当した女性。
メガネをかけており真面目そうな雰囲気通り、かなり真面目な性格。
魔物討伐実習の際は、ルイスたちが捕まえた暗殺者たちの事後処理を手伝ってくれた。
真面目な性格ではあるがハミルにだけは容赦がなく、クラス分け試験で自信をなくした彼を引き摺って帰るくらいには容赦がない。
⚪︎学園長
魔法学園の学園長であり、元魔法師協会の会長。
魔法の技術は魔導国ファルメルでもトップであり、ルイスですら現在では楽に勝てないと思わせるほどの実力者。
先祖の過去について書かれた手帳を見つけ、それからはソニアを密かに見守るようになった。
現在はルイスの指示に従い魔法師協会の会長へと戻り、国のために頑張っている。
また、ソニアの師匠として彼女に魔法を教えながら、ルイスについて行こうとする彼女を止めようとするが、彼女の固い意思にいつも止めることができないでいる。
⚪︎国王
魔導国ファルメルの国王。表向きは善政を行なっていたが、裏では代々魔族と繋がっており、孤児や小さな村を魔族に渡していた。
また、先祖が犯した罪をソニアが知る可能性があると魔族に唆され、ソニアの暗殺を企てる。
しかし、その全てをルイスに阻止されると、最後はルイス本人の目的のついでに片付けられ、自らの罪を民衆に打ち明けた。
過去の人生ではソニアの魔力封印が彼女の魔力に耐えきれず解けた日に暗殺者に両親たちを皆殺しにさせ、ソニア本人も殺させようとするが失敗。
その後、この国と王がどうなったのかは不明。
現在は自らの意思で北の塔へと入り、実験用に魔力を搾り取られる家畜のような生活をしている。
⚪︎ダイト
魔導国ファルメルの元王子。魔法学園で獣人のフィエラを連れたルイスに絡んでいくが相手にされず、決闘を申し込むがフィエラに瞬殺された。
現在は父親である国王の悪事により王族という身分がなくなり平民として生きているが、慣れない生活、父親の悪事により他の平民たちから蔑まれている。
しかし、以前の感覚が未だ抜けておらず偉そうな態度を取り、その度に喧嘩になっている。
⚪︎ギル・スカーレット、リンダ・スカーレット
ソニアの両親であり、現スカーレット家の当主とその妻。
幼い頃から魔法が使えないソニアを心配しており、彼女が魔力封印をかけられていたことも知っていた。
しかし、自分たちの実力ではその封印を解くことはできず、魔法が好きなのに魔法が使えない彼女に心を痛めていた。
そのため、ソニアの魔力封印を解いて魔法が使えるようにしたり、彼女を暗殺者たちから守ってくれたルイスたちにはとても感謝している。
過去の人生では暗殺者の手によって殺されたが、今回はルイスの指示で屋敷を守っていた精霊のドーナによって守られた。
現在は毎日魔法の練習を頑張るソニアに喜びつつも、ルイスについて行くためこの国を出ようとしている彼女に少しの寂しさを感じている。
⚪︎ザイド
魔物討伐実習の際、ソニアを暗殺しに来た暗殺者の男。
少しだるそうな雰囲気をしているが、実は戦うことが好きな戦闘狂。
フィエラと戦った際は特殊な技術で彼女のことを翻弄するが、最後は獣化したフィエラの手によって呆気なく敗北。
その後は何者かの手によって殺されそうになるが、一緒にいたアイドと名乗れなかった女狩人と一緒に逃亡。
現在は行方不明
⚪︎アイド
魔物討伐実習の際、ソニアを殺しに来た傭兵。
お金がなくて依頼を引き受けたが、ルイスの手によってソニアを殺すことには失敗。
重力魔法が付与された魔斧を使いルイスを追い詰めるが、最後はルイスが空から剣の雨を降らせたことで瀕死の状態になる。
しかし、捕獲が目的だったルイスの手により助けられ不満を感じていたが、今度はちゃんと殺してやると約束された。
その後は何者かの手によって殺されそうになるが、一緒にいたザイドと名乗れなかった女狩人と一緒に逃亡。
現在は行方不明
⚪︎名乗れなかった女狩人
魔物討伐実習の際、ソニアを殺しに来た女狩人。
獲物は追い詰めてから殺すのが好きなSっ気のある狩人で、シュヴィーナとの戦闘時も罠や弓を使って彼女を追い詰めた。
しかし、最後は勝つためにプライドを捨てたシュヴィーナの演技に騙されると、呆気なく捕獲された。
その際、大金を叩いて買った魔弓である銀弓アルテミュナを奪われ、戦闘に負けたことよりも泣いて悲しんだ。
その後は何者かの手によって殺されそうになるが、一緒にいたザイドとアイドと一緒に逃亡。
現在は行方不明
⚪︎イガル・スカーレット
初代賢者でありソニアの先祖。類稀なる魔法の力を持っていたが、弟子の1人に裏切られ魔族の力により魔力を封印された。
その後は何かを研究していたらしく神樹国にも訪れており、現在のルイスの力を持ってしても開けられない封印を本に施している。
神樹国オティーニア
⚪︎セシル
シュヴィーナの母親であり、東区を代々収めてきた家の家長。
最上級精霊である星の精霊ステラと契約しており、攻撃力で言えば神樹国の中でもトップである。
シュヴィーナが幼い頃、あまり面倒を見てあげられなかったことを後悔しており、彼女がまた国を出る時にそのことを謝罪した。
過去の人生では、ライアンがシュヴィーナの親を殺せば彼女が帰ってくると考えたため、魔族の男がライアンに渡したヒュドラの毒で死亡し、その後は復活したヒュドラのせいで死体すら残らなかった。
⚪︎ペイル
シュヴィーナの父親であり、東区を治める家の婿。
セシル同様、幼い頃にシュヴィーナの面倒をあまり見れなかったことを後悔しており、彼女が旅立つ前日の夜にその事を謝罪した。
過去の人生ではセシル同様ライアンのせいで毒殺されており、その後はヒュドラの復活で死体すら残らなかった。
⚪︎ケイリー・オティーニア
神樹国オティーニアの国王。シュヴィーナの母親であるセシルの姉に一目惚れをし、その後は熱烈なアピールの末結婚。子供はライアンとキャイルの2人がいる。
シュヴィーナのことは彼女が生まれたばかりの頃から知っており、実の娘のように可愛がっていた。
王としては優秀な方だが、息子の育て方には失敗。
その責任を取って近々国王を辞任しキャイルに王位を継がせる予定である。
過去の人生では復活したヒュドラに王として戦闘を挑むが敗北。
その後は神樹国と共に生涯を終えた。
⚪︎ライアン・オティーニア
神樹国オティーニアの元王子で、ケイリーの息子。
シュヴィーナが幼い頃から彼女の面倒を見ており、実は彼女が幼い頃、将来はライアンと結婚すると言ったことがきっかけで全てが狂った。
シュヴィーナが国に帰ってくると、すぐに彼女にプロポーズをするが上手くいかず、その後もシュヴィーナに熱烈なアピールをするが全て無駄に終わった。
自分の好きなシュヴィーナと一緒にいるルイスに嫉妬して決闘を申し込むが傷一つつけられず敗北し、心が折れかけていたところを魔族に唆され暴走。
その後はヒュドラの毒でルイスたちを殺そうとするが、またしてもルイスの魔法により失敗して逃亡。
森の中を彷徨っていたところを魔族の男からもらった薬で魔物になり、最後は愛しいシュヴィーナの手によって殺された。
過去の人生では愛しいシュヴィーナに帰ってきて欲しくて彼女の両親を毒殺。
これで彼女が帰ってくるだろうと思っていたところヒュドラが復活し、その後はヒュドラの毒によって呆気なく死んだ。
魔族国家インペリアル
⚪︎バギラ
赤い髪に褐色の肌、そして獣のように鋭い目をした背の高い男。
魔導国の王を使って国を滅ぼさせる作戦を立てた張本人であり、その障害となりえる初代賢者の一族を殺そうともした人物である。
謎の多い男ではあるが、三周目の人生ではルイスの体を乗っ取った何かと手を組んでおり、その時は魔王を復活させるため帝都を滅ぼそうとした。
⚪︎ウィルエム
魔導国ファルメルの国王に協力していた魔族であり、バギラの命令で魔導国を滅ぼすため長い年月をかけて活動してきた。
国王がルイスにやられた際、彼の謎の力を見てすぐに魔族国家に戻ると、そのことをバギラに報告。
その後、新しい任務としてルイスを魔族側に勧誘するか考えるため、彼の情報を集めに帝国へと向かう。
⚪︎ウール
ヒュドラを復活させた魔族であり、ライアンを唆した男。
本人曰く、戦うことよりも研究をする方が好きで、人を擬似的な魔物に変化させるための薬を製作中。
ルイスとヒュドラの戦闘後、ヒュドラの血液と鱗のみを採取してどこかへと消えていった。
⚪︎運命の女神オーリエンス
ルイスがAランクダンジョン氷雪の偽造で死にかけた際、彼に接触してきた女神。
彼の過去について全てを知っている人物であり、ルイスのために行動しているように見える。
神聖国の大聖堂に来るよう指示を出したり、魔導国の禁書庫に行くように指示を出したりと、ルイスには協力的に見えるが、ルイス自身は彼女のことを完璧には信じておらず、戦闘になれば容赦なく戦うつもりである。
また、ヒュドラとの戦闘時はフィエラの体を使ってルイスを助けたりと、フィエラとの関係についても不明である。
⚪︎???
謎の多い人物であり、ルイスのことをいつもどこからか観察している。
何故ルイスを観察しているのかは不明だが、ビルドの進化に干渉したのもこの人物。
そして、ヒュドラとの戦闘後はルイスと一緒にいるフィエラたちに嫉妬のような感情を向けており、彼女たちを消そうと動いている様子。
⚪︎月の精霊
ルイスがケイリーから精霊魔法について教わるため世界樹に触れた際、彼の前に現れた精霊。
原初の精霊の一体であり、ルイスの前に現れた時は躊躇いなく彼とキスをした。
そして、別れ際には今度は自分を見つけるように言って姿を消すが、現在彼女がどこにいるのかは不明である。
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