【KAC20235】ギルド随一の筋肉野郎
四葉翠
第1話 筋肉とは生きる力だ!
筋肉……何をかけば良いのか分からない
ので筋肉が重要だと考えている人を書きました
━━━━━━━━━━━━━━━
ここは世界中にあるギルドの中でも取り分け強い者が集まる場所にある。理由は2つ、尽きぬ財宝が眠り、強さの桁が違うモンスターが蔓延る迷宮があるからだ。
そこで最強と言われる男性がいる。その男はギルド随一の筋肉野郎と言われ親しまれいる。
「諸君!改めてこの街へようこそ!ここに来れたと言うとことはそれなりに強さはあるはずだ、だが!まだまだ足りん!筋肉はどうだ!?」
この街へと訪れた14人の冒険者へと挨拶をしている男性は筋肉を見せつけながら話す。
「逃げなればならない時!攻撃手段が欲しい時!破壊力が欲しい時!候補は幾らでもある、筋肉さえあれば全て叶う!」
叶わない。ずっとポーズを決める男性。
「見ろ!この筋肉!肉体美を!鍛えた筋肉では無い!実践で得た筋肉だ!つまり、見せ掛けなどでは無い!」
そういうと急に魔法を唱え始め、巨大な岩を後ろへと生成する。
ガンガン!
拳で岩を叩く、岩と拳でなる音では無い。なんとこの筋肉男は武器、拳、魔法全てが強い。もちろん身体も色々な意味で強く頑丈だ。
「これが筋肉の力だ!ふんっ!」
破裂音を齎し粉々になる岩。それを見続ける14人はこれが最強かと頭に焼き付けていた。
「筋肉とは生きるための力だ!それも鍛えた筋肉では無く、実践で鍛えた筋肉だ!俺の様にムキムキになる奴は多くは無いがそう言う奴らは見た目がムキムキにならないだけであっていい筋肉を持っている。しかし!お前達は全然だ!1年前にここへ来た者達と戦えば分かるだろう、全く叶わないはずだ。理由は一つ、筋肉だ!」
「いいか!まずは1ヶ月程このギルド内で戦闘を行ってから迷宮へと向かう様にしろ。死にたいのならすぐにでも行くがいい」
フォァォン!
目にも止まらぬ速さで14人それぞれの真正面へと寸止めでパンチを繰り出すと、14個の風圧が同人かと思うほど一緒に起こる。
「筋肉が有れば対応出来たはずだ、なぜ誰も動けていない?くれぐれも迷宮へはまだ行くな、実践で筋肉を鍛えろ以上だ」
そういうととんでもない高さまでジャンプをし、風の魔法で飛びさって行く。筋肉男は迷宮へと向かったのだ。
【KAC20235】ギルド随一の筋肉野郎 四葉翠 @YotsubaMidori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます