「玉響『老いた獅子と金の囲い』その悲劇〜アンリ2世とノストラダムス」のの様
「玉響『老いた獅子と金の囲い』その悲劇〜アンリ2世とノストラダムス」
著:のの様
https://kakuyomu.jp/works/16817330649966697032
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14世紀のフランスを舞台に王家一族の悲劇を描いた作品。(純文学カテゴリに応募いただいたのかな……? エンタメチックではありますが、拝読しました!)
この作品の特長は何と言っても「語り口調」。まるで詩のような、歴史書のような口調で淡々と悲劇が語られています。その語り口調が作り出す世界観にまず没入できます。中世フランスの陰鬱とした時代がよく表現されているなあと思ったのが第一印象です。
それに加え、題材がまさに私好み! 個人的にフランスの歴史が好きなのですが、この時代は華々しい16世紀〜17世紀より前の鬱屈とした時代なんですよね。その時代をピックアップした創作作品ってなかなか見ない(私が不勉強なだけの可能性もありますが)ので、新鮮に楽しめました。
それゆえに知識のベースがないと読み進めるのが難しい場合もあるかもしれませんが、これで興味を持って歴史を調べるのもおもしろいかも!
企画へのご参加、ありがとうございました。
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