え、シャン校長が・・・あのシャノンが、アリスの母親ってこと!?
校長の方は分かってる――んだろうか?
そして叔父がカルト宗教のリーダーになっていたとは。。。
作者からの返信
アリスも驚きの余り皆まで言ってはいませんが、彼女の母親はシャン校長改めシャノンです。
シャンは第1話にてアリスを魔法で中庭に落としていましたが、あれは血縁だからこその遠慮のなさ(嫌な遠慮のなさですが笑)でした。教育者として、アリス以外の生徒にはさすがにやらない…と思いたいです笑
中庭で過ごすシェリーに自分を、アリスにリヒトを重ね見たからこそ、自身の学生時代を懐かしみ自分達の出会い方を再現させました。
そしてアリスからすると叔父さんに当たるネオン、しかし幼少のアリスは一度も彼と顔を合わせたことがありませんでした。
ネオンはリヒトしか眼中にしかないため、彼にとってのシャノンは兄を貶めた人物であり、アリスは兄の罪の象徴でしかなく…しかしこの叔父さん、大分ヤバめですね汗
いよいよアリスの過去が明らかになるのでしょうか!?
楽しみです。
あと、『ひゅーんと下へ』が、とても印象的で……頭にのこりますね
作者からの返信
物語序盤からアリスの記憶喪失についてはほのめかしていたのですが、次話でようやく回収となります。
本当に長い道のりでした…笑
第1話のタイトルで引用していました『ひゅーんと下へ』、ここで再登場です。
引用させて頂いています『不思議の国のアリス』では『ひゅーんと下へ、どこまでも』で一文となるのですが、これはアリスがウサギの穴に落ちる時に用いられています。
シェリーと出会う第1話のタイトル、そして再びアリスの過去編へと繋がるこの場面に使わせて頂こうと思っていたので、私自身「遂に…」という気持ちでいっぱいです…!
大好きな『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』へのリスペクトと共に、私なりの『アリス』の物語をお届けできたらなと思います。
アリスの過去に何が待ち受けているのか、どうぞ見守って頂けましたら幸いです。
うわわわっ! とうとうアリスの記憶の箱が開きそうです…!
まさかリヒトの中身が弟だったとは驚きました。墓から掘り出されて脳を入れ替えられて…!? 兄弟からしっくりきたのでしょうか…そんなことを考えてしまいました…。衝撃的です。
リヒトはやはりアリスの父親、でしょうか。傍目から見て似ていますし。リヒト、いえ、ネオンはアリスのことを知っている様子。ああしかもシャンがお母さん(;'∀')かもってことですよね。
「君の魔法は解ける」
この台詞、印象的で好きです。
そしてここで第一話のタイトルが来るとか、とても好き!
一体アリスがどうなってしまうのか、続きも楽しみにしております(^^)!
作者からの返信
こちらにもコメント頂き、誠にありがとうございます!
この心霊手術については、アリス達の授業の中でちらっと触れていました。
人間学の教師ロジェの台詞『心霊手術は脳の移植もできたとされているが……別人の身体に、別人の脳。この場合、そいつは一体何て呼べばいいんだろうな? 身体の持ち主の名前なのか、脳の持ち主の名前なのか。恐らく、人格の主体となるのは脳の持ち主なんだろうが』が、ちょっとした伏線ではありました。
ネオンをここまで病んだ感じにしていいのか悩む所でしたが、明るいリヒトとの対比ということでそのまま突っ切っています笑
ヤンデレ叔父…お兄さんです←
ネオンはリヒトとシャンの関係は知っていましたが、アリスのことは顔も知りませんでした。今回が初の顔合わせになります。
ちなみになのですが、ヴァイスやシオンがアリスの顔を見て『見覚えがある』と言っていたのも、ネオン(リヒト)の顔を知っていたからという繋がりです。
その台詞、印象的と言って頂けて嬉しいです…!
文化祭の時、リヒト(ネオン)との関係性を仄めかす布石として似たような台詞をジストがリーチェに向けて口にさせたので、少し言い回しを変えてここに持って来ました。
ただジストは『助けられた側』で立場としてはリーチェと同じなので、彼女の魔法を解くといった行動はさせていません。
第1話のタイトル回収、皆様に気付いて頂けてニヤニヤしております笑
意識を失ったり、物理的に落下したりと何度か『落ちる』描写のあったアリスではありましたが、念願の『ひゅーんと下へ、どこまでも』の一文を引用させて頂くことができました。
落ちた先で、アリスは何を見るのか。幼少期の『アリス』、その物語に加えて本編軸での彼女の違いなども、お楽しみ頂けましたら幸いです。
改めまして拙作をお読み頂き、また素敵なコメントを頂戴しまして、誠にありがとうございます!
お、お邪魔しますです!
出た!「ひゅーんと下へ」。急いで第1話に戻りました。え? 無い! 「ひゅーんと下へ」って、今まで何度も目にしていたのは、小題だけ? 本文を探せど、どこにも見つけられませんでした。(1話しか見てないし、もし見落としだったらごめんなさい)
でもこの「ひゅーんと下へ」は、どうも頭にこびり付いていました。今話は、出だしからドキドキして読んでいました。え? アリスって! シャンには、いったいどんな経緯が? うっわ、この人間関係をすべて知っている人はいるの? もうドキドキが止まらないと思っていたら、「ひゅーん」ですもん。読んでる気持ちは「ひゅーんと上に」上がっちゃいました。
今、思います。この物語に副題を付けるとしたら「ひゅーん」ですね!(笑顔)
過去編楽しみにしています!
作者からの返信
こんばんは、根 九里尾様。
お返事が大変遅くなってしまい、誠に申し訳ありません。
拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!
アリスは意識を失ったり、物理的に落ちたりと、広義での『落ちる』シーンが今までにも何度かありました。
その中でも第1話の章タイトルにもあります『ひゅーんと下へ』という言葉を用いようかと思った場面もあったのですが、やっぱりここぞという時に使おうと思い、本文で使ったのはこれが初めてになります。
ちなみになのですが、引用させて頂いています『不思議の国のアリス』の作中ですと『ひゅーんと下へ、どこまでも。』で一文になります。
『ひゅーんと上に』お気持ちが上がって頂けたとのことで、とても嬉しいです。ありがとうございます!
確かに『ひゅーん』のインパクトが大き過ぎるので、副題に相応しいかもですね!笑
よくよく考えると、それぞれ限定的な部分での人間関係しか知らないという人物がほとんどかもしれません。
リヒトとシャン周りに関してですと関係者であるジスト、本人達から聞かされた訳ではありませんが、何となく気付いていたシューゲル。そして孤児院のサラ…位でしょうか。
次話より上記の件も絡むこととなる、アリスの記憶喪失についての物語が始まります。
記憶を喪う前のアリスはどんな幼少期を過ごしていたのか。今とは少し違った面もある『アリス』、彼女の過去のお話を御期待頂けましたら幸いです。
大変励みになる素敵なお言葉を、本当にありがとうございます!
いよいよアリスの過去が明らかに……そして佳境も近付いて来た感じですね。そして冒頭から最新話を振り返ると、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』が下敷きの一つとしてシッカリと組み込まれている様ですね。すると未だ仕掛けが二つ~三つ、其れ以上に有りそうな気配がします。果たして夢を見させられているのはアリスなのか我々読者なのか……夢から覚める《結末》まで、今後も続きを楽しみに拝読させて頂きます‼
蒸し暑い日々が続きますが、体調には御気を付けて執筆を頑張って下さい。
作者からの返信
こんにちは、綾杉模様様。
お返事が大変遅くなってしまい、誠に申し訳ありません。
拙作をお読み頂きありがとうございます!
そして、とっても嬉しいお言葉をありがとうございます…!
物語の下敷きとして『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』は勿論、作品の登場人物達にもどこか似せた役割を持たせてみたりと色々と試行錯誤していました。
上記の二作品がお好きな方なら「おっ!」と思って頂けるような部分、台詞がもう少し登場するので、お気付きになられた際にはにやっとして頂けたら嬉しい限りです。
シェリーも言っていましたが、夢は覚めるものですよね。そして少女は成長し、大人の女性になるものです…若干の寂しさもありつつも、どこか希望の残るような、そんな結末となれたらなと思います。
温かなお心遣い、ありがとうございます。
綾杉様もどうぞお身体にお気を付けてお過ごし下さい。
リヒトさんの中にネオンさんの魂が入って、なり替わっていたということでありますか(*_*;完全に逆恨みでありますね(*_*;
ついにアリスちゃんの記憶が覗ける時が来たであります('ω')行ってくるであります('ω')
作者からの返信
こんばんは、ユーディ様。
拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!
シエルの蘇生方法を更に進化(悪化?)させたイメージでしょうか…ヴァイスは無邪気にぶっ飛んでいて、ネオンは正気で病んでる、そんな人物像です。
本当に細やかな伏線ではありましたが、心霊手術については実はアリス達の授業風景で触れていました。
そしてネオンは真実リヒトを愛していますが、憧れが歪んで執着へと変わり、変身願望も含んだような形へと着地しています。シャンに嫉妬めいた感情を向けたりと、複雑な弟心のようです…←
次話よりアリスが記憶を喪う切っ掛けとなった過去編が始まります。
幼少期の彼女と現在のアリスの違い、明かされる人間関係などもお楽しみにして頂けましたら幸いです。
編集済
ひゅーんと下へ、最序盤のタイトルをここで回収ですね!
こういうテクニック、とっても大好きです!
シェリーにまつわる長い因縁が漸く一つ片付いたのかなあとしみじみ思ってたら、息つく暇もなく驚愕の展開です。
「シャン校長、アリスパパ(?)のリヒトさんと友達だったのか、不思議な縁だなー」とかは以前の回想でぼけっと思っていたのですが、不思議な縁どころでは無かった……。
教団の立ち位置や関係性など、遂に踏み込んでいく流れでしょうか。
最後の魔法が解けるというのも、何やら意味深な引きですね。
引き続き、楽しく拝読させて頂きます。
作者からの返信
こんばんは、濱丸様。
お返事が大変遅くなってしまい、誠に申し訳ありません。
拙作をお読み下さり、またお褒めのお言葉を頂きましてありがとうございます!
第1話の章タイトルの回収、皆様お気付きになって下りとても嬉しいです…!
物語終盤でタイトルや伏線を鮮やかに回収していく作品が好きなので、そんな『好き』の気持ちを少しでもお伝えできていたらなと思います。
リヒトは過去編の『追憶の欠片4』で『光の御子教』に入信している母親と弟の存在について仄めかしていたのですが、ここにきてようやく回収です。
記憶喪失という事情から、何だかんだ一番背景が謎めいているかもしれないアリス。彼女とシャン、リヒト、そしてジストの関係性は次話で明らかになります。
本編に必要な最後の一欠片。謎解きのように少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。