応援コメント

追憶の欠片5 「もしも」と「そして」①」への応援コメント

  • なるほど一種のクローン人間、細胞培養で生み出された。

    どうであれ生まれた以上は人間。だからしっかり法で守られるべきと思いますし、反対に法を犯したならしっかり裁かれるべき。周りが変なこと吹き込んだから、は通用しないと思います。

    ……ここまでヴァイスのことクソミソ言ってきたので態度をブレさせたくない私でございます。

    作者からの返信

    こんばんは、かつたけい様。
    『追憶の欠片5』を読み進めて頂きまして、ありがとうございます。

    最終決戦前にヴァイスの話を入れてしまうことで彼の印象が同情的なものになってしまわないかとも思ったのですが、シエルやミデンとの関わりやこれからの展開に必要な部分もあり、彼の話をここで入れざるを得ませんでした。

    歪んだ環境で生まれ育ったこと、教わったことや与えられた知識が偏っていたことがヴァイスの人格形成に影響を与えたことには違いありませんが、だからといって彼のしてきたことが許されるのかと言われれば…それはまた別の話なのかなと個人的には思っております。

    このような背景はあれど、ヴァイスのことは徹底的な悪役として描いていければと思うのですが…中々難しい限りです汗

  • ヴァイス、人造人間みたいな存在だったとは・・・
    光の御子を生み出すはずが闇属性ができちゃった、という失敗作だったのですね。
    ある意味彼も被害者・・・
    それにしてもオリジナルの遺伝子提供者は誰なのだろう・・・?

    作者からの返信

    ヴァイス達のオリジナルは『光の御子教』が拐って来た、光属性を持つ子供の一人という裏話がありました。
    能力値が優秀な子供だったため一回で使い潰すには勿体なく、彼が死んだとしても色々できるよう遺伝子を残しておいた…という倫理観がアレなお話です。

    同じ胎から生まれた双子である王姉弟の持つ魔法属性が火属性と水属性で異なるように、また土属性のロイと水属性のシェリルから光属性のシエルと闇属性のシェリーが生まれたように、魔法属性は親の遺伝子などにも左右されることが少ないです。

    そうなんです。ある意味で被害者ではあったヴァイスではありますが…生じた歪みを正してもらえることなく、彼はこのまま突き進んで行きます。

  • サーカスの面々にそういう事情があったんですね。興味深い世界の広がりを感じます。
    たぶん、このサーカスの抱く想い(ヴァイスの想いになるのかな?)は、作り出した『光の御子教』とも乖離している(して行く?)ような気がしますね。
    ヴァイスは、ヴァイスなりに意志を持ち、考え方を展開していくんだと感じました。

    サーカスについてのお話も、とても楽しみです。段々と物語のピースが、一つずつそろっていくような感じですね。

    作者からの返信

    こんばんは、根 九里尾様。
    コメント頂きありがとうございます!

    今回はヴァイスをメインとした過去編なのですが、シェリーの過去編『追憶の欠片2』の裏側にも触れるストーリーとなっていきます。
    このお話が『追憶の欠片2』の補完になりましたら幸いです。

    根様が仰る通りミデンは『光の御子教』のために動いていますが、ヴァイスは『家族が欲しい』という願望であったり、以前シェリーがヴァイスについて語った際に『人の生死に興味がある』と言っていましたが、そういった知識欲を満たすために動いている面が強いです。
    勿論それ以外にも理由があるのですが、そちらはこの『追憶の欠片5』の中で解き明かしていければと思います。

    そうなんです、ヴァイスはヴァイスなりに考えているのですが…知識はあっても如何せん経験が足りず、細やかな心の機微が理解できません。
    ミデンはヴァイスのそういった幼い部分に付け入り、彼を動かそうと考えています。

    ヴァイスの同位体のシオンは以前アリスと対面していたり、同じくヴァイスの同位体であるレネス、そしてネオンという人物も名前だけは以前にも登場していたりと、実はちょっとした小ネタも入れておりました。段々と一枚の絵が完成していくような、そのような感じになっていければ良いのですが…汗
    『サーカス』メインのお話ですので「これ大丈夫か…?」なシーンもありますが、少しでもお楽しみ頂けましたら嬉しいです。

  • 光の御子教がヴァイスさんをつくったのでありますか(@_@;)そうかであります('ω')だから、あんなに無邪気な子供みたいな表情や行動は作られたからでありますか(>_<)家族を気になるということはここからでありましたかであります(#^.^#)

    作者からの返信

    おはようございます、ユーディ様。
    拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!
    途中でコメントを誤送信してしまい、大変失礼致しました。申し訳ありません。

    『追憶の欠片5』ではヴァイス、並び『サーカス』の面々に切り込んでいく話しとなります。
    そうなんです、世界中から光属性を持つ子供を拐って来ているという悪い噂がある『光の御子教』は、こうして自分達でも光属性を持つ子供を人工的に作ろうとしていました。
    しかし残念ながらその目標は未だに達成しておらず、作中に登場しましたヴァイスの同位体であるシオンやレネスも、光属性ではありません。

    身体は青年でも中身は生まれたてなので、今はまだ『何で何で』の時期のヴァイスは本当に赤ん坊みたいですね笑
    家族というものに強い憧れを持ったヴァイス、このときの本との出会いが彼のこれからに少しずつ影響を与えていくこととなり、シエルに執着している現在に至ります。

    以降は他の『サーカス』メンバーの話も拾い上げていく予定ですので、お楽しみにして頂けましたら幸いです。

    編集済