応援コメント

第37話 ウサギのお使い④」への応援コメント

  • こんにちは。第37話を楽しませていただきました!
    可愛いサブタイトルですが、これから戦いにいくぞの、なかなか緊張感のあるお話でした。いつも月白輪廻さんのサブタイトルセンスには感嘆させられているのです。アリスは一見、力も強くありませんし、何故シェリーが連れていきたいのか分からないほど非力な存在に思えますが、そこがウサギと合致して可愛らしい…。まさにウサギのお使い、ですね!

    黒いドレスの女性はプリメラさん…転移の魔法で逃亡とはもう真っ黒ですね。教団の本拠地に乗り込むということは、あの部屋から何か決定的な繋がりを示すものが出てきたということですね。一体教団で何に出くわすのか、今からドキドキしております。

    シェリーが同行するのはレイチェルもまぁ納得のように私も納得ですが、アリスの同行を望むとは驚きました。シェリーはアリスに何をさせようというのでしょうか…。麗くん絡みなのか、失われた記憶絡みなのか、なんにせよ、二人ともが無事に戻ってきて欲しいです! レイチェルの反応はすごく友達思いですよね。ミリセントのほわほわした感想もいいなぁ( *´艸`)♡ うん、こんな素敵な王子様みたいなシェリーから言われたら、素敵ですよね!
    ジスト先生はとても心配そうです…。相手は強敵ですが、できるだけこちらの被害が少ないようにと願ってしまいます…!

    あ、クロムが更に格好良くなっていますね! 真っ直ぐな言葉は気持ちが良いです。麗くんが読んでいた本にあった言葉に不穏さが煽られますが、麗くんにアリスと正面から向き合えるチャンスがあれば…。アリスは小さな、でも確かな希望のような存在ですね(^^)
    また、お邪魔します!

    作者からの返信

    おはようございます、保紫 奏杜様。
    お声がけ下さりありがとうございます!

    タイトルをお褒め頂けて嬉しいです…!
    拙作のタイトルは本編、『断片』シリーズは『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』に登場する文章を引用しているのですが、『追憶』シリーズは『マザーグース』から引用しています。
    『ウサギのお使い』という言葉は『不思議の国のアリス』で、白兎がアリスを『メアリ・アン』というお手伝いさんと勘違いし、手袋と扇子を家の中から取って来させるという場面で登場しています。
    その時のアリスの「ウサギのお使いをするなんて!」という台詞から、今回の話に当て嵌めて引用しております。
    『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』には本当に印象に残る言い回しが多く、後世でもたくさんの人に愛される物語というものの一因は、やはりそういった部分にもあるのだろうなとしみじみ思います。
    連載しているもう一つの作品はタイトルを自分で付けているのですが、毎度センスがなくて「急募タイトルセンス…!」と頭を抱えています笑

    『黒いドレスの女』の正体は大臣のプリメラでした。
    ヴァイス脱獄の際大臣権限で監獄内の地図を『サーカス』メンバー達に流し。文化祭当日に先方の連絡ミスという形で会議があったことを伝えさせ、シャンを学校から離し『サーカス』の侵入を助けたり。私情こみこみでシェリーの存在が目障りなので、監獄に入れようと度々画策してみたり…と、物語の裏側では色々暗躍していました。

    シェリーがこの捜査にアリスを加えて欲しいと頼んだのは、実は私情が多分に含まれています。
    彼女は一度御前試合の中でアリスに回復魔法を掛けてもらったことがあるのですが、その時にアリス本人すら知らない『アリスの魔力の違和感』に気付きました。
    この『アリスの魔力の違和感』は保紫様もご推察して下さっているように、アリスの記憶喪失と関連があります。
    シェリーも私情で友人を巻き込むことに躊躇いがない訳ではありませんが…リヒトらしき存在がいる時点で、アリスは否が応にも巻き込まれていく運命だったのかもしれません。

    レイチェルとミリセントの反応に、目を留めて下さりありがとうございます!
    二人は捜査に参加しないので、アリスとシェリーの『ただいま』を言う場所として彼女達の帰りを待っていてくれています。レイチェル、ミリセントの対応の違いは一年生の時の文化祭を連想して頂けたら嬉しいなと思い、レイチェルが叱ってくれてミリセントは受け止める、その役割は変えていません。
    そして『黒薔薇の君』と呼ばれるイケメンな先輩サリエルとのやり取りでは一切動揺を見せなかったミリセントですが、ただのイケメンより『イケメンなムーブ』に弱いのか、シェリーの言動、行動にテンションが上がっていることが多いです笑

    ジストはアリス、シェリーのどちらにも絡んでいる人物で、リヒトを知るシューゲル同様に度々アリスを気に掛けていました。
    実の所星空愛好会は物語の鍵であったり、物語の鍵を知る人物達で固められた部活動でありました。
    リヒトを通じてのアリス、ジストの関係も終盤で掘り下げていければなと思っています。

    お久し振りに登場したクロムは性格は相変わらずな感じですが、魔法での戦闘は以前以上に成長した…はずです!←
    捜査ではフレデリカとチームを組むことになった彼ですが、学級委員長タイプのフレデリカとガキ大将系問題児タイプのクロムがどんな掛け合いをしてくれるのかお楽しみにして頂けましたら嬉しいです。

    麗の読んでいた本、児童書という設定の割に話も台詞も重過ぎるという…汗
    王姉弟が古い因習の残る故郷の村から救い出されたように、学校生活を捨てて『サーカス』を手引きしたように、永遠に続くものなんてものはないことを王姉弟、特に麗はアリスをはじめとした他の生徒達と付き合いがあった分理解しているだろうと思います。この本の台詞は、そんな麗にはより深く刺さったのではないかな…と。
    捜査に加わることになったアリスの存在が、麗の唯一の肉親である姉の鈴麗の存在が彼を『こちら』に引き留める希望となってくれれば良いのですが…

    細かい点に触れて頂けました嬉しさの余り、長々と大変失礼致しました。
    改めまして拙作をお読み頂き、またいつもたくさんの素敵なお言葉をおかけ下さり、本当にありがとうございます!

  • シェリーの決意が伝わって良かったですね。
    それにしても、『頬っぺたを引っ張る』という描写は、とっても人間関係の機微を表現しているような気がします。
    引っ張るのはここしかない!(引っ張る場所もですが、タイミングもですね)と思っちゃいます。
    しかも、『ふざけて引っ張る』のと『真剣さをつたえるため引っ張る』のを、ちゃんと表現できているのには感心します。(毎回、この引っ張る所作は大好きです)

    そんな中ミリセントが、あらぬ想像をしているのが、また面白かったです。

    今回『目がすべる』っていう表現は、まったくもって納得しました。(以前も書かれていたでしょうか?そうだとしたら、自分の目もすべっていたんですね)
    『ヨム』をしていて、内容からつい関連することを考えてしまい、本編の記憶が飛ぶことがあって、慌てて二度読みをするのですが、まったくその通りだと思いました。
    見てるんですよ!見てるんだけど、目だけで見てるんですね……

    作者からの返信

    こんばんは、根 九里尾様。
    とても嬉しいお言葉を頂きましてありがとうございます!

    色んな意味で手が早い登場人物が多く、本当に困ってしまいます笑←
    こういった相互の距離感が近い行動は、どのキャラクターにさせるのか悩ませられます。
    シェリーとアリスならできそうなやり取りでも、シェリーとミリセントならできなそうだなと感じる距離感もあったり、アリス、ミリセント、レイチェルの三人ならできそうだけど、そこにシェリーが入るとどうかなという行動もあったり。
    レイチェルは案外距離感が近い行動を取りがちなのですが意外とミリセントはそうでもないので、誰に何をどこまでさせるかは『そのキャラクターらしさ』が本当に大事だなと、他の方の御作品を拝見していても感じます。
    距離感には男女間の差もあると思うので、書いていてとても難しいです。

    そしてミリセントにご注目頂きありがとうございます…!
    ミリセントは顔の良いサリエルに全く動じない割に、ちょっとしたイケメンムーブにはキュンとするようです。サリエルは初対面の時に水を掛けた印象が強過ぎるだけかもしれませんが…乙女心は複雑です。

    『目が滑る』、どなたかのコメントのお返事などでは使っていたかもしれませんが、作中では登場したことがなかったかもしれません。
    麗のことを知るために今でこそ彼の愛読書を読んでいるアリスですが元々本を読むタイプではないのと、授業中もよく居眠りをしているので、教科書を読むシーンも一度、二度位しかなく…作者の私が言うのも何ですが、もっと勉強しなさいと言いたくなってしまいます笑

    根様のお話、とてもよく解ります…!
    「これもしかしてあの時の伏線じゃ!?」など色々考えていると、本筋の記憶が曖昧になってしまいますよね。
    あとは同じ行を二、三回読んでたり、みっちり書かれた説明書なども目が滑ってよく見逃します…見てるんですけど、見てるつもりになってしまうんですよね。何故なのか…未だに謎です…

  • アリスはオレが必ず守る
    ボーイッシュなシェリーちゃんに言われたら、胸がドキっとしちゃいますね。

    作者からの返信

    加速するシェリーの王子様ムーブ…!
    乙女チックな反応を度々みせるミリセントは、『イケメン』よりもこういった『イケメンムーブ』の方がキュンとするようですね。

    シェリーは何度かこういった口説き文句染みたことをアリス本人に言っているような気がするのですが、よくよく考えてみるとミリセントのような反応をすることもなく流しているような…手強い笑

    改めまして拙作をお読み頂き、またたくさんの素敵なコメントを頂きまして、誠にありがとうございます!

  • レイちゃん落ち着いてであります(´・ω・`)アリスちゃんもこの捜査に何か考えがあるであります(´・ω・`)ヒーローのやつを見て、やはり麗さんを考えたのかなであります(‥ )ン?

    作者からの返信

    こちらもお読み頂き、誠にありがとうございます!
    どちらのことも心配には違いありませんが、『サーカス』と関係性のあるシェリーは兎も角として、アリスが参加するのはレイチェル達も『何で?』となりますよね…汗

    児童書にしては重い話が多いという裏設定がある『ヒーロー少年V』シリーズは、刊行ペースが一年に一回のイメージです。
    一年生の時の麗とのデート回で麗が本屋で購入していた本がアリスが現在読んでいるもの、作中にて犯人の台詞がありましたこの巻となります。
    麗の内通が発覚する頃は麗もこの時の巻を既に読んでいる訳でして…どういう気持ちで犯人のあの台詞を読んだのか、彼の心情が気になる所です。