懐かしい人と再開する場面は、とても読んでいて嬉しい気持ちになりますね。それだけ書くのも難しいのですが、シェリーの雰囲気のほんわりと溶けていくのがよくわかります。それも、横にいるアリスが、奮闘したお陰というのが、また優しさの蜜を掛けたような感じになっていて、嬉しくなってしまいました。
文化祭を楽しむシェリーとアリスが、上手く描かれていると感じました。他の催し物をあまり細かく記していないことが、よりアリスとシェリーを浮きだたせているんですね。さすがです。
とても楽しい時間を一緒に味わえました。
作者からの返信
こんばんは、根 九里尾様。
嬉しいコメントを頂きまして、誠にありがとうございます!
『優しさの蜜』、甘やかで優しい響きが美しいお言葉で表現して頂き、感激です…!
根様の繊細で優しいお人柄を感じられる言葉選びに、いつも感銘を受けております。
クリスとシェリーは去年の文化祭以降一度も顔を合わさずに終わってしまったため、本当に久し振りに顔を合わせました。
会わなかった時間の長さの分再会した時の緊張感や期待感は増すものかと思うのですが、シェリーは再会したクリスに、学生の頃の彼女にはなかった大人びた空気を感じました。
それはクリスにも言えることで、アメジスト寮にいた頃のシェリーにはなかったものを、現在のシェリーから感じ取ったのだと思います。
それが『良かったな』のクリスの台詞から、少しでもお伝えすることができていましたら嬉しいです。
一年生の頃に文化祭を描写してしまっているので、くどくないように二年ではあえてあっさりとした描写にしています。
去年お化け屋敷をやっていたカーミラは、今年はクラスの出し物としてプラネタリウムをやっています。クラスメイト達は引き続き日光が苦手な彼女への配慮してくれていて、カーミラが変わらずクラスに馴染んでいる様子だったり、ケイトはやっぱり占いをしていたりと、アリス達が縁を持ったキャラクター達を登場させることで、本来の平和な文化祭を表現できればなとの思いもありました。
ですので『とても楽しい時間を一緒に味わえた』とのお言葉を頂けて嬉しさで一杯です、ありがとうございます!
……そして穏やかな文化祭の割にタイトルがあれなのですが、実はまだこのタイトルの内容につきましては未回収です。
そのため、次話では学校から場面が移ります。文化祭が嵐の前の静けさのようですが、引き続きお楽しみ頂けましたら幸いです。
孤児院に家族ふえた感じでありますなー(#^.^#)アリスちゃんもうれしそうであります(#^.^#)シェリーちゃん、口の周りに付いているところを見ると思わず、クスっとしますねであります(#^.^#)
んー、シェリーちゃん、リベンジャーたちの料理見たらどう思うかなであります(#^.^#)
作者からの返信
こんにちは、ユーディ様。
コメント頂きありがとうございます!
卒業式の際にクリスが言っていた意味深な『直ぐ会うことになる』、ようやく回収することができました。
これからは子供達のお姉さん、お母さん代わりになって頑張ってくれると思います。
『生クリームをたっぷりと付けて頬張る』が既にフラグでした笑
この世界では魔法生物と食用の家畜がそれぞれ存在しているため、モンスター達を狩って食べるリベンジャー達の姿に、まずは驚くんじゃないかなと。
それに慣れてくると、ザクザク狩っては食べていそうなイメージがシェリーにはあります…好き嫌いなく何でも食べそうです笑
クリス先輩、アリスの「実家」である孤児院に就職したんですね!
シスターたちだから聖職者にならないと働けないようなイメージでした!
学校の先生かなと思っていましたが、孤児院だったとは!!
作者からの返信
綾森れん様、拙作をお読み頂きありがとうございます。
また、お返事が遅くなってしまい大変申し訳ありません。
学校というものの母数が少ないので、この世界には専門学校に値するものがありません。
シューゲルや図書室の司書見習いとして登場していたウィスタリアもそうですが、シューゲルは独学で教師となり、ウィスタリアは実務経験を積んで今後司書となる予定です。
職によって決められた年数の実務経験を積み、正規職員になるイメージでしょうか…クリスも孤児院で子供達のお世話をしつつ、これから正規のシスターを目指す形となります。
クリス自身は教師の道も悩んだようですが、それ以上にこの孤児院の雰囲気が好ましかったようです。
アリスの『実家』、素敵な表現をして頂きありがとうございます!
自分の家族を好きになって貰えたというのは、アリスにとって何よりも嬉しいことだったと思います。