一種の吊り橋効果じゃないですか。
ここでもう、信頼、尊敬に繋がる土壌が出来てしまったのですね。
この時の麗パイセンの優しさは本物であった。と、信じたいですね、アリスちゃん。
作者からの返信
こんにちは、かつたけい様。
コメント頂きありがとうございます!
道に迷って不安になっていた所を、優しい先輩が助けてくれる…ある種の吊り橋効果ですね…! 確かに…!
アリスにとっては記憶を喪ってから孤児院以外で過ごす初めての場所となる学校、そんな不安や緊張もある中で麗に声をかけられて優しくされたことは、刷り込みに近い感覚だったんだろうなと…『信頼、尊敬に繋がる土壌が出来てしまった』という、かつた様の仰る通りだと思います。
そう考えるとアリス、若干箱入りのような所がありますね…??
本編の麗のしたことを踏まえると、とても白々しく見えて自分でもびっくりでした←
この時の麗パイセン、本当に親切心から声をかけています。ここでアリスに向けた彼の言葉は、『サーカス』の王麗ではなく、素の王麗のものでした。
だからこそアリスは麗を嫌ったり憎んだりすることができず、この先も『どうして』を抱えていくことになります…麗、罪な男です。
このときに出会ってしまって目をつけられたのか、それともこのときの麗の優しさは本物だったのか。
彼の正体を知ってしまった今となっては行動のすべてを疑いのまなざしで見てしまいます。
作者からの返信
綾森れん様、コメント頂きありがとうございます!
本編軸の麗がしたことを考えると、ここの麗は我ながらどうにも白々しく思えてしまいます…汗
この時のアリスはまだシェリーに出会っていないため、麗としては本当に親切心で声を掛けました。
シェリーと出会っていなければ、出会っていたとしてもそこまで深い関係にならなければ、アリスにとっての麗は『優しくて素敵な先輩』のままだったのかもしれませんが…人生は上手くいかないものですね。
この時点でカードの1枚に組み込まれていた可能性は高そうですね。この時点での優しさは本物だったとしても...。
作者からの返信
おはようございます、焔コブラ様。
お声がけ下さりありがとうございます!
ここでのアリスと麗の出会い、また後のアリスとシェリーの出会いは偶然でありましたが、麗が最終的に『サーカス』に戻るという結末だけは、変わらない事実だったと思います。
シェリーと出会わなかったアリスには本編でのような『シェリーを揺さぶる役割』としての価値はありませんが、『麗にとって御しやすい人物』としての価値は残るため、もしもの際の手札の一つとしては含まれていたかもしれませんね…度々アリスへの葛藤を見せている麗、彼の優しさは本物ですが、頭と心を切り離して考えられる冷徹な一面もあります。