応援コメント

第24話 時 流れた⑤」への応援コメント

  • こういう事でしたか!?
    ソフィアの態度も納得です。
    あの時の裏切りをいまだに許せない…というのもあるかもしれないけど、それ以上に何事も無かったように楽しくアリスたちと遊んでいるミリセントに、「忘れようとしてんじゃないでしょうね!」と釘を刺したい気持ちなのかもしれないですね。
    この二家族は、その後ずっと苦しむことのなったでしょうし、エニィの事もミリセントが無かったことにしようとしてんじゃないのか、って思っているかもしれないですね。

    作者からの返信

    こちらにもコメント頂きありがとうございます!

    まさしくネオ様の仰る通りで、ソフィアは『友達なのに助けてくれなかった』『見てみぬ振りをされた』ことへの怒りや悲しみ、そしてアリス達三人の姿が過去の自分達に重なり、ソフィアやエニィにしたことをミリセントがなかったことにしようとしているのではないか、とそう疑っています。
    ですので、第6話でソフィアや彼女の取り巻きの少女達(この二人はソフィアがミリセントを目の敵にする理由までは知りませんが)がアリス達に対して辛く当たっていたのはこのためでした。

    家族ぐるみでのお付き合いは現状難しいですね…ソフィアとエニィの家はやり取りを続けているようですが、二家はミリセントの家を含めた村の人々とは一切の交流を絶っているようです。
    関係が変わる時が来るとしたらそれはエニィが目を覚ます時か、ミリセントとソフィアが過去の出来事について腹を割って話せた時でしょうか…ただ、親同士と村人達ですとまた話が変わってきそうなので、根が深い問題になりそうです。

  • 眠ったきりになってしまった経緯はあの日のアリスのもしもそのものですね。結末ほどっちも冤罪と思われますが後味は悪いものです。克服出来る日は果たして来るのか...。

    作者からの返信

    こんにちは、焔コブラ様。
    拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!

    そうなんです。エニィはアリスと同じく『誰かにとっての光』であるキャラクターとして書いていました。エニィはソフィアやミリセントにとっての光ですが、光であるエニィの存在が二人の不和を生み出してしまう結果に…。
    この『誰かにとっての光』という明確な役割を持っている人物はエニィ、アリス、シエルと、もう一人います。最後の『もう一人』につきましては、今後登場する予定です。

    誰が悪いのかと言われるとやはり根本は『サーカス』なのですが、実際の彼等はこのサルバス=フォレの村人達の疑心暗鬼、エニィの事件には関わっていないので…ミリセントを含めて、どんな善良な人間でも心の弱さがあるというのを、表現できていたらなと思います。

    そしてソフィアとミリセントには今後ちょっとしたお話がありますので、 どうぞ御期待頂けましたら幸いです!

  • こんにちは
    しばらく読みに来れてなくてすみません。
    やっと落ち着いて読める状態になりつつあるので、久しぶりに読ませて頂いてます。
    さすがに、少し‎忘れかけていたので、前の部分にちょっと戻って読んで、思い出しました(^_^;)

    大好きな作品のひとつなので、じっくりゆっくり読み進めたいと思います(*^^*)

    作者からの返信

    こんばんは、あきこ様。
    コメント頂きありがとうございます!

    いえいえ、お気になさらないで下さいね。
    あきこ様のお気持ち、お身体が何よりも一番大事ですので…どうぞご自愛下さいね。

    拙作を『大好きな作品のひとつ』と仰って頂けて、とても嬉しいです。
    また、物語を遡ってお読み下さりありがとうございます!
    あきこ様のペースで、拙作を少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。

  • コメント失礼します。

    ツリーハウスの街、外観も住民も素敵な場所です。
    そして転移魔法と称されるアリスの迷子っぷりにも磨きがかかっていますね……!
    いつの間にか人の家の庭に!?
    気持ちはわかってしまいますが、抜き足差し足は(笑)

    この長閑な街で起こった悲劇は、サーカスの余波といった感じですね。

    『サーカスを引き入れる』というのは、最後の一文と併せて学園でアリスが体験した事を思い出させるお話でした。こんな事があったからミリセントさんは、あの時のアリスにぶつかっていってくれたのかなと。

    レイチェルさんもですが、良いお友達です。

    作者からの返信

    こんばんは、ランドリ様。
    ミリセントの故郷、サルバス=フォレをお褒め頂きありがとうございます。
    サルバス=フォレは巨木の多い森の中に、ぽつんと駅舎があるイメージの村です。
    本当に店も何もない場所なので不便ではありますが、『映える』場所ではあるかもしれません笑

    田舎あるあるかは解らないのですが、幼い頃近所に住む同級生達と近道と称し、人の家の敷地や畑を通ったりしていました。
    アリスは抜き足差し足でしたが、私達はかなり堂々と通っていたので、今思うと普通に不法侵入ですね汗
    人の家の窓の下を通ろうとするアリスと良い勝負かも…どこで勝負してるんだ。

    サルバス=フォレの近くにあるエルフが住む森、アルカナ・フォレを襲った『サーカス』、フィリス家に関しては本当に冤罪でした。
    どんな人だろうと心の闇はあるというのを強調したくて、サルバス=フォレの住人達の穏やかな描写や村の長閑な風景を先に描写していました。

    そして『水色のカーテン』、麗を示唆していたのでお気付きになって頂けて感激です…! ありがとうございます!
    ミリセントにとって文化祭での出来事が、彼女や友人のエニィ、ソフィアとの間にあったことを連想させたのは違いありません。
    ようやくエニィ、ソフィアとの一件を話せたミリセント。ここから彼女がどう変わっていこうとするのか、その成長を温かく見守って頂けましたら幸いです。

    拙作をお読み頂き、また素敵なコメントを頂戴しまして、誠にありがとうございます!

  • 第24話、楽しませていただきました!

    ミリセントのお家があるサルバス=フォレ。すごく素敵な場所ですね。都会に慣れたアリスたちにすればもっと、お伽の国的に感じたのかもしれませんね。ご近所さんたちとの距離が近いのも、その人たちに可愛がられているのも、とても嬉しく感じました。と同時に、後で語られる過去のお話から、にこやかな彼らの内側にもそういう暗いものが今でも横たわっているのか、それとももう忘却に彼方に追いやってしまっているのかもと、複雑な気持ちにもなりました。かといって、ずっと引きずって暗い顔で生きて欲しいとは思いませんが。

    勇気を出して過去の自分の気持ちを語ってくれたミリセントは、アリスとレイチェルのことをすごく信頼しているんですよね。怖いけれども、向き合おうとするミリセント、えらいなと思います。戻れるなら過去に戻りたいでしょうね、あの時、庇ってあげられていたら、って何度も思ったんじゃないかな……。
    レイチェルの言葉がまたいいですね。いけなかったことは慰めるでもなくちゃんとそう伝えて、でも友達として今のミリセントをしっかりと受け止めてあげる。今後の方向性まで示してあげる。最高のお友達ですね!

    ツリーハウスの中が広くて、秘密基地みたい、というアリスの感想も納得です。魔法を使っているんですね。環境が人をつくると言いますが、まさにミリセントの、ふわふわした感じとか、でも芯がある優しさとか、頷けるものがありました。お爺さんもお母さんも、皆優しそう。弟妹たちも、喧嘩はするけど仲は良さそうです。

    いずれエニィの目が覚めるといいなぁ。ソフィアともしっかり話せる機会があればと思います。

    あ、ミリセントのお母さんのお料理、とっても美味しそうでした! アリスがグラタンの茸を口に入れるのを頑張ったところ、こういう描写がすごく好きです。本の中で印象深かったことですから、きっとアリスなら思い出しますよね。お話の中でアリスが生きていて、嬉しくなりました(^^)

    作者からの返信

    こんばんは、保紫 奏杜様。
    とても素敵なコメントを頂きまして、誠にありがとうございます!

    第10話でシェリーの家に行った際に見た森番ルヴェレの小屋、そして第23話での本の話に出てきた場所ですが、実はアリスの元々の生まれはミリセントが住むサルバス・フォレとどっこいどっこいのド田舎で、人里離れた森の中に両親と共に暮らしていました。
    しかもド田舎あるあるの、一番のご近所が数キロ先というノリです笑
    ですので記憶を喪った以降の彼女の方が、都会を知っていたりするのですが…記憶を思い出した時のギャップが凄そう…

    登場人物の良い面を書いてから落とすという手段をやりがちなので、更に闇深そうに見えることが多く…汗
    手土産をくれた村人達も含めて、全員が全員フィリス家に詰め寄った訳ではないとは思うのですが、我関せずの者もいたのだろうなと思います。住人達にとっては『サーカス』も『フィリス家』も『エニィ・ウリアス』も同じ位に恐怖の対象なのだろうなと…感情の度合いはあれど、皆苦い気持ちは抱えていそうです。

    子供のミリセントが現場にいたのはソフィアを心配しての気持ちも少なからずあったので、本当に彼女を見捨ててしまった訳ではありませんでした。ソフィアの口からこの時のことが語られる展開が後にあるのですが、彼女の心情も併せてまた変わった見方になればなと思っております。

    第3話にてミリセントが女性に言い寄られるロゼオを真っ先に助けようとしたのですが、彼女のこういった頑ななまでの正義感は、エニィの一件から出来上がった一面という裏話がありました。ソフィアを身を挺して庇ったエニィ。彼女の姿と、この時感じた後悔は良い意味でも悪い意味でもミリセントの性格に影響を及ぼしています。
    行動では少しずつ変わろうとしていたミリセント、ソフィアとエニィについての心情を吐露したのはこれが初めてでした。過去の過ちを友人達に話すのは、本当に怖かったと思います。もしも時が戻せたら、今度こそエニィとソフィアを守るために動くんだろうなと思います。
    そんなミリセントは、文化祭編でシェリーが休学となってしまったことから、エニィのことも含めて友人が突然目の前からいなくなってしまうという現実に改めて気付き、ソフィアと話す決意を固めました。
    ミリセントとエニィとソフィア、三人揃って笑い合える日を迎えられるよう、ミリセント共々私も頑張りたいです…!

    レイチェルの台詞は、一歩踏み出す切っ掛けにもなったと思います。
    レイチェル自身は次話で語られます入学式での出来事がありソフィアを嫌っていますが、自分の気持ちとミリセントを応援する気持ちはまた別物と理解しています。彼女は当初シェリーに対しても、『サーカスのシェリー』と今のシェリーを分けて見極めるというスタンスを取ったので、本当に出来た人物だなと…そんな彼女ですが、次話の入学式では結構強烈な『レイチェル節』を炸裂させるので、お楽しみにして頂けましたら幸いです笑
    …レイチェルとソフィア、実は少し同族嫌悪にも似た部分があったりします。

    ミリセントの母の手料理にご注目頂けて嬉しいです!
    クランチェ家お抱えシェフ、ロベルトの料理は見栄え重視での献立にしていたのですが、ミリセントの母の料理は意図的に茶色を多くしています。日本人の性で一汁三菜っぽくなってはいるのですか…笑
    貰い物の野菜や果物を足が早いものから消費していく、そんな家庭的な感じを想像しています。

    茸の一件覚えていて下さりありがとうございます…!
    ユリーシャが、子供ながらの好奇心でつつきまくっていたあれでした笑
    勿論グラタンの茸は食べられるタイプのものですが…毒気しかなさそうな茸を見たばかりだと、ちょっと躊躇してしまいますよね。
    『お話の中でアリスが生きていて、嬉しくなりました』…何よりも嬉しいお言葉を、本当にありがとうございます!
    私は『生きてる!』という感じを出すために必ず作中のどこかに食事のシーンを入れるようにしているのですが、アリスは記憶を喪っているという設定上、日常の積み重ねを感じさせる部分も取り入れています。
    一つ一つはささやかなものですが、それもアリスを構成していくものの一部ですので、こうして触れて頂けましたこと、作者冥利に尽きます…!

    ミリセントの家族は農村にいそうな家族像、そして木漏れ日のような柔らかな明るさのイメージで創っていました。父親には言及していませんでしたが、彼はサルバス・フォレの外に出稼ぎに出ています。
    ミリセントはキャラクターを創る際に真っ先にこの家族像とツリーハウスの印象が浮かんだ人物だったので、頂きましたお言葉に感激です…!

    頂いたたくさんの素敵なお言葉に、とても語ってしまいました…長々とすみません汗
    保紫様は物語の深い部分、細かい描写を美しく温かいお言葉で触れて下さるので、いつも嬉しさで胸がいっぱいになります。
    本当にありがとうございます!

  • サーカスって単なる恐怖心だけでなく、それにまつわる大勢の普通の人が抱く”群衆心理”のようなものも、問題となっていたんですね。

    ミリセントの後悔と自己嫌悪がヒシヒシと伝わってきました。でも、少しでも前に進みたいという気持ちをもっているので、”友”の助けは、とても心を保つのに役立ったのではないかと思いました。

    この後の彼女たちが、どう関わっていくかがとても気になります。

    作者からの返信

    こんにちは、根 九里尾様。

    『群衆心理のようなものも、問題となっていた』…そこに触れて頂けて嬉しいです…!
    シェリーは『サーカス』にいた由縁から恐れられている描写が学校でも度々ありますが、レイチェルのように直接的な被害を受けたという生徒というのはそこまで多くないイメージです。
    以前クリスの話でコーヒーや生卵を投げられた話がありましたが、あれはまさにそういった心理でした。

    『友の助けは心を保つのに役立った』素敵なお言葉をありがとうございます…!
    文化祭でのシェリーの一件は、アリス達それぞれに様々な思いを抱かせることとなりました。
    ミリセントにとっては、停滞したままのソフィアとエニィの関係を考え直す切っ掛けとなったようです。

    友人が遠くにいってしまう可能性に気付けたミリセント、特にソフィアとの関係は今後触れる展開がありますので、ミリセントがどう行動し、ソフィアに何を伝えるのかご注目頂ければ嬉しいです。

    心に沁みる温かなコメントを、いつもありがとうございます!

    編集済
  • サーカスへの恐怖心が人々の悪感情をあぶりだしたと言った感じですね。。。

    エニィはひたすら善人で、しかも強く勇気のある子。
    彼女がいつか目を覚ます日が楽しみです。

    作者からの返信

    綾森れん様、コメント頂き誠にありがとうございます!

    作中でシェリーを怖がる生徒達の描写が何度かありましたが、その中でレイチェルのように『サーカス』の実害を受けている者は殆んどいないイメージがあります。
    今回のミリセントの話も、そういった集団心理が成した出来事でした。

    エニィの人柄に、嬉しいお言葉をありがとうございます!
    エニィ、ソフィア、そしてミリセント。この幼馴染み組、特にミリセントとソフィアの確執はいずれ触れる機会があるので、その時に彼女達がどういったやり取りをし、選択をするのか…ご期待頂けましたら嬉しいです!

    改めて、素敵なコメントを頂きありがとうございます!

  • ミリィちゃんのところもサーカスたちにやられたのでありますか(>_<)ソフィアさんとこの事件はおそらく村人たちの暴走みたいな感じでありますかな('ω')?
     そんで、エニィちゃんも被害者みたいな感じでありますか(*_*;相当ソフィアさんの魔法は強力みたいな感じであります('ω')

    作者からの返信

    こんばんは、ユーディ様。
    いつもありがとうございます!

    ミリセント達の所は『サーカス』からの実害は受けておらず、疑心暗鬼に陥った村人達が暴走してソフィア達家族を襲った、という経緯になります…解りづらくてすみません汗

    エニィは『サーカス』の間接的な被害者です。彼女は正しいことをしたはずなのですが、現実は残酷で彼女は未だに目を覚ましていません。
    村人達の集団心理の恐ろしさといいますか、そういう部分を上手く表現できていましたら良いのですが…

    ソフィアはこの小さな村の中では中々に強い魔力に分類され、学校でも上の中位の強さのイメージです。
    そして『サーカス』の襲撃を受けたエルフ、ハーフエルフが住まう森アルカナ・フォレですが、少しばかり今後の展開に関わる部分でもありますので、記憶の片隅に覚えていて頂けましたら嬉しいです!

    お声がけ頂き、誠にありがとうございます!

    編集済