応援コメント

第21話 どうか、教えて③」への応援コメント

  • 今回の襲撃は威力偵察だった可能性がありそうな気がします。大臣クラスが支持をしているにしてはちょっと大袈裟な気がする点も気になるところがあるから後ろにいるのはもっと大きな何かの可能性も有り得る気が…。

    作者からの返信

    こんばんは、焔コブラ様。
    お声がけ下さり誠にありがとうございます!

    焔コブラ様、お鋭いです…!
    大臣クラスの支持があると言え、この学校襲撃はやけに大仰ですよね。

    ヴァイスは小細工を弄するタイプではないので、何か目論んでいるとすれば参謀役のミデンに違いないのですが…『サーカス』も案外一枚岩ではなく、ミデンはメンバーにすら明かしていない事情があるのかもしれません。

  • 欲しいものがあったら盗むとは、サーカスというより盗賊団みたいですねえ……。
    その中ではむしろ理知的に見えた、ミデンの独自行動が気になるところです。
    金の出所といい収容所の把握といい、やはりミデンが国の高官と繋がりがあるのでしょうか?

    ミデンといい大臣クラスの内通者といい、ヴァイス以外にも別の意味で厄介な相手が出てきましたね。

    作者からの返信

    こんばんは、濱丸様。
    コメントありがとうございます!

    内通者である大臣とのやり取りや、金銭の管理は基本的にミデンが行っています。
    ヴァイスがその場にいることもありますが、大半はミデン任せです。ヴァイスは頭は悪くないのですが、政治的な話に一切興味がないことと情緒面から、こういった場には余り向いていません。ボスなのに…←

    ミデンの方針は『欲しいものは盗って来い』であるため、メンバーは纏まったお金には手を付けないようです。
    金銭は口止め料だったり、賄賂だったりに使用されています…内通している大臣のように癒着とまではいかずとも『サーカス』を使って利益を得ようとする人間というのは、案外多いのかもしれません。

    メンバー的にも盗みを働くことは『悪いことをしている実感』『世間に自分達の力を見せ付けている征服感』といった感情を満たせる行動であるため、楽しんでいる節があります。
    『サーカス』という組織名、文字通り見世物としての意味と、似たような境遇の者達が集まった『輪』としての意味を持たせていました。ですが彼等の絆が本当に『輪』たり得るのかと言われますと…

    物語の中で政治的な駆け引きを巧みに描写されている濱丸様に、こんなに深く考察して頂けて嬉しいです…!
    能力の高さと危うい情緒面が厄介なヴァイス、頭が切れる上に謎が多いミデン…彼等がアリス達にどう絡んでくるのか、御期待頂けましたら幸いです。

    改めまして、拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!

  • サーカスの背後に何があるのか。あの何も野心がなさそうなヴァイスは何に動かされているのか?
    気になりますね。こうくると大臣も怪しくなっちゃいますね。

    作者からの返信

    ヴァイス脱獄に手を貸したとされる大臣の存在も、まだ判明してなかったりします…汗

    クロム達シルヴェニティア魔法学院のあるノースコートリア王国もでしたが、アリス達の国の上層部も案外ろくでもないのかもしれません…
    拙作、大概な大人が多いですね←

  • やっぱり、裏に大人の存在があるんだね!
    子供だけでここまで色々考えて動くなんておかしいと思ったよ!

    作者からの返信

    こんばんは、あきこ様。
    いつもお声がけ頂きまして、ありがとうございます!

    そうなんです。盗みだけでは立ち行かなくなる部分、どうしてもお金が必要になる所は出てくるので…
    『サーカス』を隠れ蓑に、何をするつもりなのか。酷い大人ですね…


  • 編集済

    アリスを含めて、シェリーさん達みんな不運でしたね、巻き込まれたなんて……

    作者からの返信

    こんばんは、スズキチ様。
    コメント頂きましてありがとうございます!

    そうなんです…楽しいはずの文化祭なのに、多方面に傷を残す形となりました。
    彼女達の楽しい行事にかこつけて色々と事を起こしてしまって申し訳なさが…汗

    改めまして拙作をお読み頂き、誠にありがとうございます。

    編集済
  • 読みながら、ドキドキしておりました!
    サーカスの後ろに大臣クラスの! 後ろ盾がいると。
    確かに、シューゲル先生が不思議に思うのも分かります。子供だけの組織が、ああまで生き残れている理由。
    それに、どうやらミデンが積極的に関わっているですね。ヴァイスの元を離れて、後ろ盾から纏まった金をもらって持ち帰り、サーカスを運営していた、ということでしょうか。となると、サーカスを飼っておく意図は何なのか。邪魔な人間を、サーカスを使って排除していた、のか。うぅーん、ヴァイスたちが崇拝するお方も気になりますし、ミデンの目的も気になります……!

    シューゲル先生も、アリス関連で深い関わりがあるのですね。本当に今回は、アリスは災難でした。シェリーも、他の皆も。
    シェリーを戦わせたことをジルへ詫びるシューゲル先生とシャン校長、彼らの真摯な気持ちが伝わってきました。シェリーを大切な生徒として思ってくれているのが、とても嬉しかったです。それは分かっていたことですけれど、こうしてジルに頭を下げる姿はとても高潔なものでした(^^)

    作者からの返信

    こんにちは、保紫 奏杜様。
    いつもお声がけ頂きまして、ありがとうございます!

    ヴァイス脱獄に手を貸した大臣クラスの存在、以前より仄めかしていたものがここで再び登場しました。
    「追憶の欠片2」ではメンバーが盗んだ食糧や日用品を食べたり使用していた描写がちらっとあったのですが、盗んでくるだけではどうしても立ち行かなくなる部分を、援助して貰ったお金の力でミデンが解決していました。

    保紫様のご推察の通り『サーカス』は邪魔な人間を排除するための存在でもあり、また派手な動きをさせるためのものでもあります。
    派手な動きは基本無計画なヴァイス任せで、時々それをミデンが舵取りし、上手くやっています。
    ミデンはヴァイスを立てる姿勢ではありますが、実質『サーカス』を動かしているのは彼の方です。
    しかし色々と闇深い組織ですね…

    シューゲルは傍観者的立場で、アリスに纏わることを知っていたり、気付いていたりする所があります。
    基本的に当事者にはなり得ないのだで、彼にはどうすることもできなかったのですが…

    アリス達に労りのお言葉をありがとうございます。
    本当に、彼女達にとっては苦しい場面が続く展開でした。
    ストーリー的には盛り上がる部分だったのかもしれないのですが、心理面のしんどさもあり…楽しい行事回をほぼ全て潰しているような…?汗

    あのシューゲルの台詞、彼とシャンのどちらに言わせるべきか悩みました。
    普通ならシューゲルより立場が上であるシャンが言うべきかなと思ったのですが、シューゲルの人となりや、学生時代のシャンを知っている彼ならば、シャンは校長であると同時に元生徒であり、またジルも同様なので、誰よりも先に謝罪するのかなとこのような形になりました。
    場所は喫煙所という締まらない所ではありましたが…笑

    私自身ここはとても感慨深いシーンとなったので、触れて頂けましたことが大変嬉しいです。
    嬉しいお言葉を、誠にありがとうございます!

  • んー、やはりアリスちゃんは巻き込まれた感じでありますね('ω')でも、その匂い袋を辿れば、アジトも分かるかもであります('ω')

    作者からの返信

    こんにちは、ユーディ様。
    いつもありがとうございます!

    実は匂い袋自体に操る効果はなく、『魅了が掛かりやすい状態にする』だけのものでした。
    匂い袋の匂い=麗とアリスに連想させるためのものであり、命令を実行させるトリガー的存在でした。
    袋の中身は麗の出身地である東大陸に自生している、ただの野草です。

    匂い袋、後にフレデリカ達魔法警察省に押収されます。
    立つ鳥跡を濁しまくっているのに、こういう所はしっかりしている麗です。