第9話:悪魔のアソコも悪魔?

自分の服を脱いだルシルのボリュームのある体は美しくて、

青白い肌の色が、ローソクの明かりに照らされて妙になまめかしかった。


最初は肌の色が人間の肌の色と違うって好人は違和感を持ったが、今は

慣れたせいでルシルの肌の色が変だとか思わなくなっていた。


むしろ、その肌の色が逆に神秘的ですらあった。

はち切れんばかりの美しいルシルのナイスバディを見て、好人はゾクゾクした。

ロウソクの明かりだけの部屋でふたりは、魔法陣の中にいた。


ルシルは好人の前に座ると彼の、ナニを手で触りはじめた。


「ヨシト・・・・立って・・・」


「もう勃ってるよ・・・」


「そうじゃなくて、立ち上がってって言ってるの・・・」


そう言われて好人は素直に立ち上がった。


好人のナニは、自分の意思とはうらはらに硬く大きくなっていた。

そして、ルシルは大きくなったナニの根元を手で持って、おもむろに

口に咥えた。


「え?最初っからそんなことするの?」


「黙って・・・」


美味いアイスキャンディーでもしゃぶるようにルシルはジュルジュルと

音をたてて、ナニをしゃぶった。


「案外、ヨシトは立派なもん持ってるんだね」


好人の目を、ちらちら見ながらルシルは好人のナニを、よだれだらけにした。


女性からそんなことしてもらったことがない好人は、射精しそうになるのを

必死で我慢した。


「まだ出しちゃだめだよ・・・」

「がんばって・・・」


(そんなこと言われたって・・・イキそうなんだけど・・・)


「楽しみはこれからなんだからね」


「だって・・・出そうだよ・・・」


「自分でそんなに早漏じゃないって言ったじゃん」


ルシルはしゃべりながら、交互に好人のナニを攻めた。


好人のナニをしゃぶりながらルシルは右手を彼の体の後ろに回すと、

人差し指で好人の尻の穴なぞるように触った。


尻の穴を触られた好人は、たまらなくなって、一発で発射した。

発射したモノをルシルの口の中に、いっぱいぶちまけた。


「ああ〜ん・・・もう早い・・・」


「そんな、こと言ったって、性感帯触れられたら誰だってイくよ」


「好人は尻の穴が弱点なんだ・・・そういう男、意外と多いんだよね」


「まあいいわ、しばらく待ったら、すぐに元気になるでしょ」


ルシルが言ったとおり好人のナニは、すぐに復活した。


「ヨシトはクンニって知ってる?」


「ク、クンニ?・・・ああ、知ってるけど・・・・」


「じゃ〜して?クンニ・・・」


「え〜・・・やったことないんだけど・・・そういうの」


「いいから、やって、ヒットしたらそこが感じるって言ってあげるから・・・」


好人はあまり自信なかったけど、がんばってみることにした。


「そういうの、ちゃんとできないとダメだよ男は・・・」


そう言いながらルシルは仰向けに寝た。


「来て、好人」


「じゃ〜いきます・・・」


それでも好人の辛抱強いクンニでルシルは気持ちよくイった。


「とってもよかったよ・・・ヨシト」

「じゃ〜・・・入れてみる?」


好人はセックスの仕方くらいは知っていたが、特に手馴れていたわけ

じゃない・・・。

ルシルの上に乗るとルシルに軽くキスした。


ルシルは腕を好人の首に回すと、好人の顔を引き寄せて、めちゃ濃厚なキスをした。

ルシルの舌が好人の口のなかに絡みついてきた。

好人はまた頭がボーッとしてきた。

ルシルのキスはメルティキス・・・トロけるようなキス。


ルシルの吸い付くような唇だけで好人はまたイきそうになった。


(おいおい、まだ入れてもないのにイっちゃいそうだよ)


好人はこれではいかんと思って、頭の中で別のことを考えて気をそらした。

ルシルのクチビルを無理やり離すと好人は言った。


「我慢できないから、入れてもいい?」


「うん・・・」


「ちょっと〜・・・」

「おい・・・もう、どこに入れようとしてんだよ」

「そこじゃないから・・・」


そう言ってルシルは好人のナニを持って、自分のアソコに、いざなった。


「カッコつけようとするから、入れるところ間違うんだよ」


「あはは・・・」


目的の場所が分かった好人はルシルの中にゆっくり入っていった。


「あ・・・あ・・・」


さすがに好人のナニが入った時、ルシルは少しあえぎ声を出した。


好人は自分のナニをルシルのアソコの奥まで挿入すると、ゆっくり腰を

動かし始めた。


好人のセックスの経験は今までふたりほどだけど・・・ルシルのアソコの中の

具合は、そのふたりとは、まるで違った感触だった。


常に中で何かがうごめいているようで、時には締めたり緩めたり・・・まるで

生き物みたいだった。

絡みついては吸い付く・・・。

耐えがたい快感が好人の股間に集まってきて、あっと言う間に好人は射精して

しまっていた。


悪魔のアソコも、やっぱり悪魔だと好人は思った。


「ごめん・・・またイっちゃった」


「ん〜早いってば・・・」

「もうちょっとがんばれない?」


「ルシルのあそこが・・・ウニウニ動くから・・・」


「私のアソコはセックスに特化した形になってるの・・・」


「それが、よすぎてめちゃ感じちゃうんだよ」


「しょうがないね・・・また元気になるまで待ってあげるか・・・」

「次は私が動くから・・・」


好人のあそこが、また元気になったので、今度はルシルは好人を仰向けに

させて、馬乗りになった。


「今度は、すぐに出さないでね」


ルシルはそう言って、腰を上下前後に動かし始めた。


好人はたちまち、形容しがたいの快感に襲われた。

またルシルの中が蠢き始めた。


ルシルが何回か腰を動かしただけで好人は我慢できずに、また射精した。


「ごめん、ルシル・・・」


「またイッたの?・・・楽しめない男だね、ヨシトは・・・」


「いやいや、ルシルのアソコが、すごすぎるからだよ」


しかたないのだ、セックスに慣れた男と違って初心者に等しい好人・・・

ルシルのアソコに負けないようになるには何をビシバシ鍛えないといけないのだ。


好人に限らず遅漏でもないかぎり誰だって最初の頃はそんなもんだろう。


好人はナニが元気になると、またすぐに体位を変えてルシルとセックスをした。

後ろからの挿入だと、なんだか尻尾が邪魔だった。


それでも三回も射精したから、さすがに4回目は出そうなのを必死で我慢した。

いっぱい他のことを考えて気をそらした。


ようやくルシルがイクと、すぐに好人もイッてしまった。

好人は、なんとかルシルにエクスタシーをあげることができた。


ルシルは快感を得ることができて、すこぶるご機嫌だった。

なにわともあれ、ふたりは、めでたくひとつになることができたわけだけど・・・。

これで好人とルシルの間で契約が結ばれて好人はルシルから離れることは

できなくなった。


つづく。

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