第2話:待ち構えていた悲劇
23歳の頃に不死の薬を飲んだ荒神子の誠。その後数百年過ごしていると数々の悲劇が起こります。大地震、大反乱、噴火、津波など沢山の被害が出ました。最初は語り手として地域でとても感謝されました。それにより都に行き、高い地位に着くことが出来たのです。そこまでは良かったのです。しかし...その一つ一つが積み重なっていく中で人々が亡くなっていく姿を見ていると、心に傷がつき始めました。この傷を治そうとしてもまた新しい悲劇が起こり、修復どころではありませんでした。これにより、荒神子の誠は300歳の時に自決を考えました。しかし、そう簡単には死ぬことはできませんでした。その後も何度も精神を病みながらも何とか生きつずけることに成功しました。
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