番外編:サユリちゃんメモ①
有史以来、数千万年。
西暦が廃され、宇宙歴となって数百年。未だ戦争とは絶対悪なのか、必要悪なのか、賛否両論である。
また、その中でも色々分派があって、戦争とは人類の汚点であり恥ずべき行為である。だからどんなことがあっても戦ってはいけない、という殆ど宗教にしちゃってる
いずれにしろ、あたしたち軍人にとって大事なのは、戦争をどう認識するのかではなく、どう対応していくか、つまり有事の際に、どう防衛し、どう反撃し、どう兵を配置するか、ということなのである。
言い
とどのつまり、軍人にとって戦争とは
そりゃ、ぶっちゃけた話、人殺しを生業にしているわけだから世間様からいい顔はされないし、あたしたち軍人だって大なり小なり懺悔な気持ちがあるわけよ。それでも、軍人を見るなり、不当に犯罪者扱いしてくるヤツには腹が立っていたもんだった。
でも、今は戦時。
こっちが殺らなきゃ
誰のことだったか忘れたけれど、大昔に『乱世の英雄、治世の
別にどーでもいいんだけど………。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます