第2話 はじめての進化

虫を眺める・・・




フナムシとムカデを混ぜたような気持ち悪い虫だ、なぜこれを眺めてるのかって?今から食べるからだよチクショウ!


 そう、ここは洞窟!つまりは気持ち悪い虫しかいない!そして虫以外には何もいない!何種類かいるが一番マシなのがこれだ、一番キモイのじゃないよ?


そうこれでも一番マシなのだ、他にいるのは見える範囲で五種類だった、キモすぎて説明するのも無理だ、吐きそうマジ無理、だが俺はここで思い至った、そうだ、外に行こう!


と、思った数時間前の俺を殴りたい、出口ねえよ、数時間探して外の光一つ見えなかったよ、




 この洞窟広すぎんだよ! ふざけんな! もっと俺みたいな奴に配慮してくれ!結局数時間歩き回って体力を浪費しただけでした! フザケンナ! そして今の俺は限りなく限界だ、腹が減りすぎて死にそう、今の俺はこれを食べるしかないのである、深呼吸しましょう、吸って~~吐いて~~目を閉じて~~一気に取って~~食べる!! ・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!! ヴォェェェェェェェェ!!!




まず過ぎる!! これは無理だ!食べれる奴はこの世にいない!そう断言できる。




ヤヴァイ、口の中があああああああああああああああああ




「ウガアァァァァァァァァァァァ」!?!?!?!?!?なんだ?




声のした方を見ると、角の生えた人型猪みたいなやつがいた、何アレ!?めちゃ怖いんですけど!?




てか、角の方に血がついてやがるぜ・・・オワッタ俺の第二の人生?・・いやトカゲ生よ、さよなら・・


ドシッドシッドシッドシッドシッ アレ?どっか行った? 


・・・・ !やったああああああああああああああ! あの角の生えた人型猪がいたところに、なんとぐっちゃぐっちゃになった超巨大ヘビがいるんだよ! ふぉおおおおおお! いやまて、なんで俺ヘビで興奮してんの本来ならヘビとか食うわけねえだろ! になるはずなのに!フナゴキブリ食ったせいで感性がいかれちまったぜ、ただそれほど不味そうでもないんだよな~


色は薄茶色でマムシに似てる感じだし、そんな毒毒しくもない毒があっても毒袋は食べずに行けばいいっしょ!


よーし食べるぞ~~ いただきま~~す




ガブッ モグモグ 美味い!! さっきのフナムカデの1000倍は美味いぞ! 

ピロン♪『レベルが7上がりました』え、そんなに?

てかサポさん戻って来たんだ『レベルが4上がりました』


なんで喋ってくれねーんだよーー・・・まあいっか、何時か戻ってくるっしょ

『レベルが9上がりました』『レベルが20になりました、進化が可能です、進化先を選んでください』


===============


現在の種族:リトルロウリザード


 


進化先:リトルリザード


   :ロウリザード


   :ファイアリトルロウリザード




最終進化先 ???龍




===============


進化早いな!?

へー今の俺の種族ってリトルロウリザードって言うんだ・・・


小さくて下等なトカゲ・・・


え!?ちょっと待っておれ最終的に龍になれるの?キターーーーー 


これは頑張るしかないね!


とりあえず今の進化先は・・・


リトルリザードは下等じゃなくなってロウリザードは大きくなる感じでファイアリトルロウリザードは火属性になれるのか? ファイア一択じゃないですか!


もし火を噴けたり出来るのならめっちゃ強くなれるじゃん! 夢が広がるわー 


早速進化しますか!


ファイアリトルロウリザードに決定!


『申請を受け付けました、進化を開始します』

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