転生したらトカゲだったけど進化できるらしいので世界を冒険しながら進化する
がるがる
第1話 転生、そして絶望
暗い暗いその場所で俺は目が覚めた
ん?ここは?え??どこ???は? いやまて、落ち着こう、まず俺の名前は・・・何だ?
自分の事が一切分からない、というか落ち着こうと思って考え出したのに余計に取り乱してしまった。
まあいい、とりあえず状況を把握しよう、ここは・・・洞窟か?池のような水たまりのようなものもあるし・・・なんか禍々しい鉱石がいっぱいあるんですけど・・・怖。
助けて! グーグレ大先生!!! 『はい、何でしょう?』 ・・・ほわっつ?
いや、え?グーグレ大先生? 『正確には私はグーグレ大先生ではありません』
え、じゃあ誰だよ?てかなんでグーグレ大先生で反応したの?『名前はありませんがあなたのサポートをする者です』
『そして私が反応した理由は貴方の頭の中でのグーグレ大先生という存在に似ていたからです』
じゃあサポさんって呼んでいい?『私はどんな呼び方でも構いません、それより私に何か聞きたいことがあるのではないのですか?』そうだった、まず状況説明してくれ。
『はい、まずあなたはトカゲになっています』は???オーイッツアサプライズ!噓でしょ?嘘だよね?
『そこの水たまりを見てみては?』急いで水たまりに駆け寄る
トカゲになどなってたまるかぁーーーー
水面には儚い顔をしたトカゲがいた・・・ oh・・・ まずなんで俺がトカゲになってんだよ サポさん!
説明プリーズ!
『あなたがよく見ていたラノベで転生とかよくありましたよね?あれです』
うそーん いやまて転生って大体トラックドーンとかからだろ?俺はドーンされた記憶なんてないぞ?
つまりこれはゆm『貴方はトラックにドーンされてはいませんがタンスの角に頭をドーンしてそのまま・・・』何そのあほな死に方!?トラックドーンの方がいくらかマシだわ!
うう・・・俺はどうすればいいんだサポさん・・・
『とりあえず死なないために進化しましょうか』え?死なないため?進化?『はい、貴方が見ていたラノベのようにこの世界にもモンスターがいます、
それらから身を守るためにも、進化しなければなりません。
まあそこらへんにいる虫でも食べてればレベルがあがって進化できますよ』
なるほど虫を食べればって、ええ!?嫌なんですけど!?『死にたいのならご自由にどうぞ』
ぐっ 『では私はこれで』 え?なんで?ずっといてくれるんじゃないの? 『そんなわけないじゃないですか、私も暇じゃないんです』ちょっ待っ『ではこれで』
ええ、唯一頼りになる存在が消えたんだが、まあとりあえずアツアツ展開の進化めざしてレベルあげますか!まあその前に虫を食う覚悟をしなきゃならんが!!!
こうして、俺の最高にメンドクサイ冒険が始まったのであった。
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