第27話 威張りまくる

 正法眼蔵随聞記二の五その二

 「住持長老なればとてみだりに衆を領じ、我が物に思うて呵責するは非なり」。

 年齢を重ねて住職だからといって、やたらに他人に高圧的になって、自分の思うようにしようと攻撃するのは、間違っている。

 道元禅師は当たり前のことをおっしゃっている。

 今の世の中、当たり前じゃないですなあ。

 訳もわかっていないおっちょこちょいがやたらに威張ってます。

 ネット上には威張ってる奴らがごちゃまんといる。そして他人をわあわあ攻撃している。

 実にどうも殺伐、荒廃している。

 自分が凄いと妄想して、ふんぞり返っている奴ばかりだ。困ったもんですなあ。

 当たり前に、普通に過ごしなさいな。自分に自信がなくて、不安だから威張りまくってるのかな?みっともないからおよしなさい。

 坐禅しましょうね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る