この世界では、巨大なスライムのような、ぷよぷよした体が褒めらるのですね。そう遠くない未来に、美醜や価値観が変わるかもしれないと思うと、それまた救いのない世界ですね。

時代や環境、状況によって「綺麗」が変わるんですね。
シンプルでとても面白いです。

それにしても、AIが安全な仕事をして、人間が危険な仕事をする……
本来ならロボットなら直せばいいのだから、「死にそうな仕事」をやらせればいいのに……と思うと、AIのがカースト上位なんでしょうか…色んな意味で怖い未来です。

　これは……現実に想像すると嫌なお話ですね。

　今やAIが絵や小説を書いてしまう時代ですし、勉強が出来ない人のつく職業と思われがちな建設業にも3K……「きつい」「汚い」「危険」というのがありますし……。
　まあ、これはかなり改善してきましたが……。

　こうやって追い込まれた状況になれば、人の価値観など簡単に変わってしまう。

「ぷよぷよ」と、可愛らしいタイトルからのかなり重い（考えさせられる）お話。

　堪能させていただきました。

　

　お、今度は作風を変えて来ましたね。
　ディストピア、大好き！

　でもって毎度の重箱（汗）
　「文字数制限」との闘いが、余計にキツくなってしまうのかな（大汗）

贅沢な暮らしをし
→贅沢に暮らし　？



8割の者は
→残り8割の者は　？


ロボットにはさせられない
→ロボットではできない　？


「安全な」「きれいな」「芸術的な」仕事をする。
→「安全な」「きれいな」「芸術的な」仕事だけを行う。　？


糖・穀物・肉・酒。
→糖類・穀類・肉類・酒類。　？


祭りの時の鳥の胸肉は最高の御馳走。
→祭りの時に供（支給／配給）される鳥の胸肉は（が）最高の御馳走だ。　？
（「体言止め」は『ここぞ！』というポイントで使うと効果的かと）


体形でスラム出身とばれてしまう
→そのため体形でスラム出身とばれてしまう　？


→だから貧民はこの町から出ることが出来ない。
（「だから」を前行の「そのため」と入れ替えるかどうか。「故に」を使うという手も）


もと薬剤師の俺は
→薬剤師だった俺は　？


薬学の知識を
→持てる薬学の知識を　？


一番の出資者
→一番の出資者である　？


風俗店経営の女主人
→風俗店を経営している女主人　？


スレンダーな体形
→スレンダーな体形だ　？
→スレンダーな体形をしている　？


素直に裸に
→言われるまま裸に　？


スラム全員筋肉質だから。すらっとした細身の体に少し大きめのキュッと突き出した胸。
→スラムで暮らす者は全員筋肉質だから。この娘もすらっとした細身の体に少し大きめのキュッと突き出した胸だ　？
（「で暮らす」を「に生きる」にするかどうか）


あとは贅肉があれば
（「部位」も書いた方がわかり易い？）


→彼女に薬を飲ませた
（薬剤師？の返答は？）


筋肉が膨れ上がり、ぷよぷよよした脂肪に変わる。
→筋肉が萎んで行き、ぷよぷよよした脂肪に変わる。　？
→筋肉が張りを無くし、ぷよぷよよした脂肪に変わる。　？


巨大なスライムのような
→巨大なスライムのように　？


彼女も女主人も
→　彼女も女主人も


綺麗になった
→『綺麗』になった　？

やっぱり　おもしろいです。

筋肉でSF！なるほど……と思いました。そしてぷよぷよなんて面白い発想！読んで楽しかったです(*^^*)

　みちのあかり様、コメント失礼致します。

　「ぷよぷよ」でスラムを「スライム」と空目して「ああ、疲れているな」と思ったら、オチで「スライム」の文字が！
　は、図ったなシャア！
　やはり贅肉を筋肉にしたほうが現代らしいですが、ＳＦであれば価値観の相違はあって当然ですからね。
　そもそも平安時代は太っていたほうがモテましたし、今でもアフリカや中東では太ったほうがモテますからね。

　他のお題も楽しみにしております。

お読みしました。
「綺麗」の基準は時代によって変わるということですね。
恐ろしい時代だと感じました。

これはいいSF
ディストピアですねぇ

華奢な少女が見るも無残なスライム体型にだとぅ！

ぎゃ、逆の薬は作れませんかね？(熱望