13話目
馬返しを越えた太谷大治たちは2時間ほどで思い出の山小屋に到着した。小寺先輩は登山のダメージも無く、元気そうであった。もはや自分の足で歩くも難しい小寺先輩は太谷に背負われたまま山小屋内を巡った。その場にいた全員が声を上げて泣いていた、同行の看護師さえも。最後に小寺夫妻と太谷で記念写真を撮り、小寺先輩にとって最後の山小屋訪問は終わった。そして小寺先輩は緩和病棟に戻り、穏やかな最期を迎えた。
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