第18話 ハロウィンで仮装する陽キャの真似(かぼちゃマリトッツォ)
【この回の初投稿日:2023年10月31日】
だからなんだ!!(敗北者)
「ああそう()」
↑デメニギス
「皆さん、お久しぶりでございまぁす!」
↑まめでんきゅう−ねこ
「俺らの事覚えてんの、しゅうまい だけだぞ」
「しゅうまい 愛してる」
「超ポジティブ思考」
「へぇ、ハロウィン関連のものでも作るんですかねぇ」
↑幽霊
「いいえ」
「え、でもタイトルにs」
「いいえ」
「え、じゃあタイトル詐g」
「いいえ」
「あ、はい」
まめでんきゅう−ねこ、残念 幽霊が正しいのだ。
「え、料理したくない」
「働けニート」
「デメニギスもニートじゃん」
「バイトしてるからセーフ」
「やだァァァァァァァァァ、仮装したいィィィィィィ!」
↑まめでんきゅう−ねこ
「仮装とかお前のような知能も仮装と思いたくなるような奴がやるもんじゃねーよ」
↑デメニギス
「めっちゃ遠回しにバカって言われた」
「でも先輩はそう言われても仕方ないと思います」
↑風
↓聴診器
「正気の沙汰じゃねーな。
ま、俺に惚れてエッな仮装したくなる皆の事は正気だz」
↓デメニギス
「バカとナルシストは置いといて、作者、かぼちゃマリトッツォとはなんだ?」
そのまんま。その名の通りです。世界1わかりやすい。
材料は かぼちゃパンなんだけどね。
「説明が世界1わかりにくいです」
↑幽霊
「メロンパン使わないんだな⁉︎良かったー!」
↑メロンパン
「価値観が結構違う奴がおる…」
↑デメニギス
↓まめでんきゅう−ねこ
「ァァァァァァァァァ、早く仮装したいッ!!
だから早く作ります。
まずパンに練り込むカボチャをこしてペーストにしよう」
「かぼちゃ なのか カボチャなのか、はっきりしろよ…」
「じゃあカボチャで良いや」
「こだわれそこは」
「カタカナの方が見やすいでしょ?」
「確か……に?」
「デメニギスが文句言ってる間にカボチャをペーストにできたんで、パンの生地制作に取りかかります」
「悪かったな」
「ボウルに強力粉150g、砂糖20g、ドライイースト2gを。
そして人肌くらいの温度にした牛乳55gと水20gを入れて混ぜます。
軽く混ぜたら さっきペーストにしたカボチャを投入。
ある程度 生地がまとまったら手で捏ねます。
スマホの画面触った後に捏ねると、ばっちいと思うからやめてね」
「多方面に喧嘩売るな」
「というか画面触らないとこの小説読んでもらえないのに触るなって、考え方がツンデレですか」
「幽霊さんそーゆう事じゃないと思います」
↑風
「えー、スクショでもすれば…」
「舐めてんのか貴様」
「おい カボチャの水分のせいか、生地がべたつくんだが」
↑メロンパン
「と、メロンパンに言われても説得力無いかなぁ」
「お前は猫だろッッ」
「結構固くなってきたら、ソルトとノーソルトバターも加えて」
「
「塩とは
↑ティッシュ箱
「で、なんか生地がツヤツヤになってきたな」
↑デメニギス
「そうだね」
↑まめでんきゅう−ねこ
「「はい」」
↑幽霊&風
「うん」
↑メロンパン
「だな」
↑聴診器
「(トイレに籠りたい……)」
↑ティッシュ箱
「生地はラップにボウルごと包んで温かい所で40分くらい一次発酵だね。
だけど○ューピー方式で、すでに40分以上 放置ボウルしているものが こちらにあります」
「我々に休みを一切与えない作者」
いや結構長い期間、暇だったよね君。
「さて、40分以上 放置ボウルした生地はどうかなぁ?」
↑まめでんきゅう−ねこ
「お、しっかり膨らんでるな」
「ではガス抜きして分割していこう。手で押して抜いてね。
抜いたら今回は5つ作るから、5等分の花嫁してね」
「先輩、そのネタ古い」
「🥺…なんか鼻が痒い」
「それは
「とにかく、分割した生地はまるめ直して、ラップをかけて15分くらい休ませよう」
「めっちゃ時間かけるんだな」
「この間にタコ糸の準備ね」
「どうやってカボチャのk」
↑ティッシュ箱
「どうやってカボチャの形にするんだい?」
↑聴診器
「(アハッ☆)」
【アハッ☆】…無視された時に言う言葉。
「このタコ糸を生地に巻きつけた状態で膨らますんだ。
とりあえず焼いた後に剥がしやすいように、糸に油を塗っておこう。
それじゃいよいよ、成形だね」
「整形?」
「そっちの方が金かかるからやめろ」
↑デメニギス
「さっき花嫁にした生地をガス抜きして まるめ直すよ。
で、油をつけたタコ糸を巻きつけていくね」
「なるほど、この糸の部分がカボチャの筋になって行くというわけですね」
「あ、そうなんだ」
「え」
「僕、カンペに書いてある事しかしてないから わかんない」
「期待した私がバカでした」
「まぁ糸はカボチャっぽく巻きつけておいて。
巻いたらラップをかけて30分くらい二次発酵。
はい、二次発酵が終わりました」
「時間の概念壊れてる」
「で、その後 生地に卵を塗っていってください。
塗ったら170℃のオーブンで20分焼いてね」
20分後……。
「あ、そこはちゃんと20分焼くんだ」
「用意しとくの忘れてた」
「ただの準備不足だったのかよ」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「はい20分経ったので出して、糸を切っていきましょう」
「めっちゃ切りにくそうだがな」
「切っても食べちゃダメだよ?中にクリームを入れていくから冷ます必要があるね。
それじゃマリトッツォにするために生クリームを泡立てていこう。
生クリームの作り方は、調べたら結構出てくる気がするのでここでは割愛で」
「初見さんも帰る理由」
「え……逃げないで」
「逃げるって言うなよ」
「生クリームができたら、カボチャパンを横に切って、絞り袋で生クリームを入れていきます。
贅沢に大量にかつ大胆そして綺麗に華麗にスーパーに入れていこう」
「わけわからん単語並べるのやめてもらって良いすか」
「やだ。そして生クリームの表面を綺麗にならして……」
「綺麗に華麗に流された」
「そしたら、かぼちゃマリトッツォの完成!!!!」
「やったァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
早く食べるぞ!」
↑メロンパン
「仲間を積極的に食うな」
↑デメニギス
↓幽霊
「ちなみにピスタチオをこのマリトッツォの上に置くと、ちょっとカボチャっぽく見えます」
↓風
「へぇーー、すごい!」
「思ったよりパンが柔らかくてハラハラするな!
「お前パンの中でも硬い部類だろ」
↓聴診器
「ふっ、これで俺も時代の最先端……もっとモテるぞ」
「最近そんなマリトッツォ最先端でもなくね?」
「え」
「ふわっふわのパンに生クリーム…最高の組み合わせですね」
↑幽霊
「軽い感じで手軽に食べられますね!さすが先輩!」
↑風
↓まめでんきゅう−ねこ
「なお作るのは手軽では無い模様」
「えぇ………」
「まぁ良いや、僕もこれ食べてちょっと仮装してくる」
まめでんきゅう−ねこ は部屋を出ていった。
「あ、じゃあ俺も行くかな」
「俺も仮装しに行くぜ」
「先輩が行くなら…」
「私も仮装してきますね」
「(僕も行こ)」
「え、皆んな仮装するのかよ……」
↑デメニギス
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