第3話 花見の固定概念をなくそう(肉巻きおにぎり)
「皆さんお電気ですか〜!まめでんきゅう−ねこです。
お花見シーズンですねぇ!いやぁ、お花見は良いですよねぇ。
やっぱ花より団子という素晴らしい言葉を生み出したイベントだけあって、とてもワクワクする行事です」
「おい今日平日だからな?」
「平日の方がむしろ人いなくていい」
「ニートの考えはやっぱ違うなぁ」
「バイト転々としてる魚に目の前で言われても」
「あの、お花見で喧嘩とかマジでやめてくださいよ?」
「幽霊、心配しないで!大丈夫、デメニギスはお留守番だからwwwww」
「永遠に人生お留守番にさせてやっても良いんだぞ?」
「あの、先輩怖いっすよ……」
「ごめんね風。こんな先輩で」
「間違えました。…デメニギスさん怖いっすよ」
「俺????????????」
「しかし、そろそろお花見シーズンは終わり……。桜舞い散る季節ですがという文を書く季節になってきましたね」
「気絶?」
「最悪の花見すぎる」
「ま、とりあえず今回はお花見で皆んなで食べれる肉巻きおにぎりを作っていくよ」
「5秒前の幽霊のセリフ聞いたか?」
「いや、花さえ見ればお花見じゃん?」
「あのなぁ、花見と言ったら桜だろ?」
「差別?」
「季節な」
「でも
「向日葵ならわかるが雑草は1ミリもわからん」
「なぜ桜はこんなに人々に愛されるのに、雑草は嫌われているのだろうか!
エノコログサとかめっちゃ可愛いじゃん!
メヒシバとかあんなに身近にいるのに!
ヒメジョオンとか桜とほぼ一緒でしょ!」
「いや、むしろ身近にいるから嫌われているんだろ。
ゴキブリと一緒だ。見た目は本当にTHE虫って感じで、外にいたらなんとも思わないだろうが、家の中に入ってきたら嫌だろ?
アリやてんとう虫にも同じことが言える。外で見る分にはなんとも感じないが、家ん中で見たら駆除するだろ?」
「確かに…………身近にいるからこそ、反抗しちゃうんだね。人間、思春期と共にあれ!」
「すまん今の無かったことにしてくれ」
「ただ桜というものはいつかは散るものです。美しいものと儚いものは紙一重なんですね」
「深いなぁ……………。うちの小説に合わないくらい」
「一言余計だぞ……」
【桜】…自然の芸術作品。
「けどお花見は花さえ見れば良いってもんじゃないからー、ちゃんと料理作りますよー」
「めっちゃやる気ねぇな」
「先輩!明日お花見行きましょうよ」
「花粉症だから無理」
「だから雑草見ようって言ってたのか?」
「正解」
「いや、ふざけて言ったんだが……」
「風はそのまんま風だから花粉が飛ぶんだよ」
「え、そんな、先輩、酷いですよ。
もっと言ってください」
「はい気持ち悪い」
「あの、そろそろ料理しないと文字数が……」
「ああそっかーーーーー」
「なんでこいつ主役なんだ……」
「じゃあ炊いたお米用意します〜」
「実はレンジでチンしたやつなんだよな…」
「今夜は(生きて)返したくない」
「禁句だったか今の」
「まず俵っぽい形に握ってね。
握ったら肉を巻いていくよ」
「なかなか巻くの上手いな」
「これでも板前だから」
「100%信じられない」
「まぁ数はいくらでも良いので、今回は3つ焼くの前提でやってくよ」
「花見にしては少なすぎだろ」
今年もお花見は行けなさそうだよ。
「なんで俺はこんな作者の元で生まれてしまったのだろうか」
「作者ガチャ失敗した?」
「悲しくなるからやめろ」
「ここにもっと悲しんでいる人がいますが…」
🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺
「フライパンにごま油を入れていくよ」
「(こいつ無視しやがった⁉︎)」
「肉巻きおにぎりを入れて燃やすよ(焼くよ)。心も燃やせ!でも本当に燃やしたいのは黒歴史と脂肪」
↑????????????
「テレビだったら放送禁止になってたぞ」
「醤油を少々かけるよ。
「何に驚いている」
「砂糖は入れるのかい!入れないのかい!どっちなーんだい!
」
「言えよ答えを!」
「入れます」
「なんて極端な男なんだろうか!」
「はいできました!ハンバーグみたいだけど、しょうがないよね」
「下手を理由にするな」
「あとはレタスなりなんなり盛り付けてくださいよ」
「なんか怒ってる?」
「いや別に」
「曖昧だから余計不安になるわ」
「今回は短めですね」
予想以上に肉巻きおにぎりが短くなっちゃってね。久しぶりの投稿なのにすんません。
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