ここまで雑感④

 ハイ、半分ぐらい? きました。40作品です。

 2023/03/09~だから、まあちょうど1カ月ほど。

 ひとえに、辛抱強く置いておいてくださった、またおいてくださっている、皆様のおかげです。ありがとうございます。

 70作付近まで減ったときあったけど、なんか盛り返してますね。

 良い企画だったと思えるよう引き続きがんばります。


 ちょっと週末にイベントが多くて、無ければもう少し早く読めただろうけど、許してほしい。

 今回とても思ったこと。

 ジャンルやタグで食わずキライ控えよう。と。

 ひとまず一口、食べてみるのだ。



 かなり恐れ多いけど、

『トム・ソーヤーの冒険』

『ハックルベリー・フィンの冒険』

 で考えてみる。

 少年少女向けとか、冒険小説好きとか、ぱっと思いつくメイン読者のペルソナってあると思う。

 でもマーク・トウェイン自身は、「これ大人のための小説なんだけど!」と言ってる。

 実際、世代を選ばない名作であることに間違いない。が、トウェイン先生でさえ、こんなこと言ってる。それは違うぞって言ったわけだ。つまりなんか言われたんだろう。誰だ言ったヤツ。

 でも1885年にもし僕がそこそこの歳の大人だったら、

「トム・ソーヤー? ハックルベリー・フィンの冒険? こどもの本だろ」

 とか言って読まなかっただろうか。多分そうなっただろう。2023年の僕は、今でもたまに読むのに。



 同様に異世界なだけ、VRMMOなだけで持たれる、読者層のイメージがあるだろう。BLなだけでも百合なだけでも、きっと属性の数だけある。そういうのは他人の幻想だ。僕はよく知らん人に支配されるのはキライだし、自由でいたいし、狭量になりたくないし、そんなの捨てようと思いました。


  すでにメディアミックスされヒットした異世界転生モノってもう山のようにある。確かに読者層のイメージは既に出来上がっているかもしれない。

 でもそれは、〝購買層の中心をそこにおいてマーケティングされたから〟というだけだ。過程と結果の産物。それを作り上げたのは世間で、自分には関係ない。

 まあ実際その『ノリ』に馴染めないから読まない人は多いだろうな。と言って、全部の異世界転生に全然ノレないわけじゃないし、結構先入観あった筈の僕も読める。

 

「読まれない」という悩みの中に、「は人気ジャンルなのに他の人より読まれないな、なんでだろう」

 とかあったりしないかなぁ?

 でもその、万人にはウケない部分ってのが自分しか出せないわけで、おかげで俺は退屈しないですむしこの企画で作者様をいちいち尊敬できている。


 よし、さらにメチャクチャ広げてメチャクチャ極論を言おう。

 人生における無二の友とか将来の伴侶って、そういう個人の味とか核みたいなものに惹かれ合って出来ていくんじゃないか。アクの強さとかセンスって隠せないし。僕は好きになるのはそういう人だな。だいたい勝手な片思いだけど。


 ……いかん。今回サラリと流そうとおもったのに、脱線して力説して、またカッコつけたみたいになってしまった。

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