あとがき
あとがき
「ある程度の年齢まで育った異世界人として転生するタイプの異世界転生ものの、転生された側の人格はどこに消えるのだろうか」
きっと皆さま初めまして、くろゐつむぎです。
拙作『鉄屑少女と空飛ぶ案山子』をご覧くださり、本当にありがとうございます。
何やら変な一文から始まるあとがきになりましたが、冒頭の一文は本作品を書くきっかけとなった疑問で、本作品はこの疑問に対する自分なりの回答として執筆しました。なので本作品は異世界転生ものです。誰が何と言おうと異世界転生ものなんです。
なんなら主人公が転生された側であることとラストシーン以外は、ネット小説サイトなんかでよく見かける異世界転生チートハーレムもののテンプレをかなり忠実になぞっています。なぞっているはずなんです。
ちなみに、この問いに対する明確な回答を作中で提示した商業のライトノベルは、僕の知る限り二作品ほどあります。作品名は伏せておきますので、もしも心当たりがあれば「あの作品かな?」と想像してお楽しみください。
さて、そんな経緯で執筆した本作品ですが、実は某ライトノベルの新人賞に初めて公募した作品で、個人的にもけっこうお気に入りな作品でした。結果は落選に終わったものの、今ではいい思い出です。
……いい思い出になっていますが、このまま日の目を浴びさせることもないままパソコンのデータファイルに埋もれさせるのは嫌だったので、カクヨムで連載したり、今回こうして電子書籍として発行したりしてみました。どうせ落選したのならば僕の好き勝手できますからね。
そして、好き勝手出来るのならばということで、今は次回作の執筆を予定しております。スケジュール通りに進めば今年の冬コミに合わせてお披露目できるかなといったところですが、他にもやりたいことがたくさんありますので、はてさてどうなるやら……。
さて、あまりだらだらと書いていても仕方ありませんし、あとがきもこの辺りで締めるとしましょう。繰り返しになりますが、本作品を見てください、本当にありがとうございました。
それではまた、ご縁があれば。
鉄屑少女と空飛ぶ案山子 くろゐつむぎ @kuroi_tsumugi
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