応援コメント

04 分岐点」への応援コメント

  • >ホリエさんには再び〈あちら〉へ行ってもらうことになりました」
     
    そりゃそうでしょう!
     
    >カスミの迷い
     
    長文で再就職の場合の不利まで考えてしまう慎重ぶりは相変わらずですが、
    なんというか、考え過ぎ感の方が強い印象を受けます。
    就職先を容易にあっせんできる政府相手に自由に条件を出せる立場なんですから、
    再再就職とかどうとでもなるでしょう。ブランクがあってもゴリ押してもらえるよう、条件を上げればいいだけですし。
     
    一生働かずに済む金額を要求したって、通るかもしれません。
    カスミの休日の満喫ぶりを見ても、普段の生活からも仕事に執着があるように見えませんし。
     
    ただ、ここで書かれたオオノとの距離感、近づきすぎたくないという気持ちは共感できます。いきなり親子の関係になれないのと同じで。
    生きている限り、移動が続くのかという懸念もわかります。
     
    苦悩の中身は、こちらのフォーカスで十分すぎると思いますね。
     
    > 八日後、カスミは再び宇宙を越えた。
     
    ここら辺は順当な感覚に思います。
    悩みが見て取れて。
     
    >ベッド脇に立つ〈こちら〉のマキセは

    この後もずっと〈こちら〉表記が続きますが、ここは〈あちら〉で統一すべきと思います。
    カスミのいた宇宙から見て別宇宙の呼称が〈あちら〉なわけですから。
    カスミの台詞ではしょうがないと思いますが、移動ごと〈あちら〉〈こちら〉が入れ替わるとややこしくなるだけです。
    カスミが自分のいた宇宙を〈あちら〉と言わないのは、違和感があるからでしょう?
    逆も然りです。

    >手料理の約束は、〈あちら〉の宇宙に渡ったあとで、研究所の調理場を借りて叶えることになった。

    ここでもう、どっち?ってなりますもん。

    >カスミに異色性は提供できず

    ううーん。違和感。

    >「あなたはそのとき、なにを考えましたか?」

    ふうむ。
    ここの描写は、全てカスミの想像なんですよね?
    娘を捨ててオオノだけ生き延びた、とカスミは考えたように読めますが、このシチュでそれはかなり無理があると思います。
    娘が轢かれるのを見殺しにした、なら納得いくんですが、抱き上げて逃げてる時点で捨てても、大差ないでしょうもう。まだ娘だけ投げて車から逃す方があり得そうです。

    しかもこれが大野の口から語られたならまだしも、全部カスミの想像なので、読者的には「思い込み激しいな、カスミ」って感じです。ここまでの慎重さはどこにいったのか。

    祖母の言葉をここでぶつける展開はすごく上手いのですが、その前提が怪しいので、残念ながら効果的に伝わってきません。もったいない。

    >お父さん、助けてくれて傍点、ありがとう。
    変換ミスかと。