②脳動脈瘤クリッピング術による「脳の障害」(記憶障害を記憶障害によってお医者様に伝え忘れる)

このエピソードは

「予知夢記憶」にも投稿しています



私は

くも膜下出血を発症し

「脳動脈瘤(開頭)クリッピング術」により

命を助けていただきました

そんな

私が

看護師さんの言われた言葉で

とてつもなく驚いた

そして

衝撃を受けた言葉があります

それは

「あぁ 脳を触ってるから(障害が起きている)」です



それは入院中のことでした

私は家族から家のことで「あの家事のやり方教えて」と聞かれ

そのことをメモ書きにして渡そうと思いました

手にもったペンはまったく動きません

なぜなら

まったく思い出せなかったからです

いえ

正確には

脳の中に記憶のデータがないのです

これは

どう説明したらいいのかわからないのですが

明らかに

「思い出せない」という感覚とは違うのです

なんていうのだろうか

とにかく

頭の中に空白の部分がある?

そんな感じでしょうか

そう

空白

白い

つまり記録が消えている

消えているのだから思い出せません

このときの私は

もうパニック!です

だってこんなの初めての体験なのですから

自分の身に何が起こっているのか!?

慌てふためきましたが

なんとか

「きっと大病したから

そのショックか何かで一時的に少し混乱しているだけだ」

自分に言い聞かせました

そう

「一時的なもの」だと

このときは思っていました

ところが

その後

私は家族から衝撃の言葉を聞くことになります

それは

家族が

ある看護師さんに

私が以前のことで思い出せないことがある

話したとき

その看護師さんが言った言葉

「あぁ 脳を触っているから」

言われたと聞き

私は

「そういうことか」と

理由が分かり少し安堵しました

また

その言葉

その言い方から

「この現象は大したことではない」

「きっとしばらくしたら治るのだ」

と安心しました

そのため

このことを

お医者様には伝えませんでした

いえ

そのあと

忘れていたのかもしれません

そう


「<記憶障害>によって

<記憶障害が起きている>ことを

お医者様に<伝え忘れる>」


ただ

このことはこうやって

思い出せます

久しぶりに

今日

また

思い出しました

思い出せました


しかし

残念ながら

そのときに思い出せなかった

「あの家事のやり方」や

手術前後の記憶など

いまだ

思い出せない記憶は

「残っています」


そして

さらに

その後

私は

記憶障害だけでなく

「様々な異変」を感じ

不安に駆られることになっていきます



脳心

こと

ホオジロ

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