第2話出会い
一年前。
「あのね、妊娠したみたいなの」
「そう」
それから、半年後、私が産休にはいるため、その代わり春香がきた。彼女は、どこにでもいそうな27歳の女子という印象だった。ある程度の引継ぎを済ませ、私は、産休にはいった。
私は、初産でなかったので、少し余裕があったが、やはり大変だった。
彼は、そんな、私を気遣い上の子の面倒は、よく見てくれた。
「次は、女の子か」
「最初が男だから、二番目は、女の子が欲しいね」
「そうだな、まぁ、どっちでもいいけどな」
私たち夫婦は、とても幸せだと思っていた。。。
それから、まもなくして、お産の為に入院した。
私は、無事に第二子を出産する。慌ただしい日々がつづいたが、幸せな家族の光景がそこにはあった。
そして、宛名がないメールが届いた。
今、あなたの旦那、お風呂に入っているよ。
早く別れてあげてね
それは、夕暮れがとてもキレイな幸せなある日の出来事だった。
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