第23話 核廃棄物の処理①(Mekanism)

 核分裂炉を起動しました

 タービンが発電しています。


 電力は消費するとして、核廃棄物を処分しないと、大変なことになってしまいます。溢れて周囲が放射能で汚染されます。

 急いでどうにかしましょう。



 核廃棄物を処分と書きましたが、実際はこの核廃棄物こそ、核分裂炉最大の利益です。

 これが欲しくて、核分裂炉を作ったと言っても過言ではありません。

 適切に処理すれば、素晴らしい恩恵があるんですね。


 核廃棄物の処理方法は二つあります。

 一つ目は、『太陽中性子反応機』を使って『ポロニウム』ガスにする方法。

 二つ目は、『同位体遠心分離機』を使って『プルトニウム』ガスにする方法。

 どちらも『加圧反応室』を使い、ペレット固形物にします。



 ぶっちゃけ、『プルトニウムペレット』はそんなに要りません。『ポロニウムペレット』をたくさん使います。

 『プルトニウムペレット』はMekanismの最後を飾る素材『反物質ペレット』を作るマルチブロック施設『超臨界相転移装置』の構造部品の素材に使いますが……その後の用途は核燃料として再利用するだけなので、微妙なんですよね。最小で131個用意して終わりです。


 『ポロニウムペレット』はマルチブロック施設『核融合炉』『超臨界相転移装置』、私が最も欲しい『QIOドライブ配列』『QIOドライブ』『ポータブルQIOダッシュボード』というストレージ系アイテム、最強装備の『Mekaシリーズ』ならびにその強化素材に大量要求をされます。1000個あっても余裕で使い切ります。

 また、ポロニウムはペレットにせずガスのまま超臨界相転移装置で加工して『反物質』ガス、それを結晶化して『反物質ペレット』にするので、基本的にはポロニウムにすると思っておけばいいでしょう。



 というわけで、『ポロニウムペレット』の作り方から始めますね。


 ポロニウムペレットを作るには、『核廃棄物』(ガス)を『太陽中性子反応機』に入れます。

 デフォルトだと、背面から入れる設定になっています。

 太陽中性子反応機は電力不要だから、たったそれだけでポロニウムガスが精製されます。


※注意事項として、太陽中性子反応機は「晴れた昼間しか動かない」ので、「夜間」と「雨の日」は動きません。

 チューブの長さには余裕を持たせ、2~3日は核廃棄物が溢れないようにしておきましょう。

 それと、今回の規模なら太陽中性子反応機は1機で足りますが、核分裂炉を大きくして高効率で発電させる場合は、適宜太陽中性子反応機を増設しましょう。



 ポロニウムガスができたら、今度はそれを『加圧反応室』に入れます。

 加圧反応室には他にも、『蛍石の粉』『水』を供給します。

 するとポロニウムガス1000mbと水1000mb 、蛍石の粉1個が『ポロニウムペレット』1個と『使用済み核廃棄物』1000mb になります。


 ポロニウムペレットの自動搬出をする場合、電力を含めインプット4面とアウトプット2面が必要なので、レイアウトには注意してください。

 ポロニウムペレットだけでなく、使用済み核廃棄物も搬出が必要ですよ!



 最後の仕事として、『使用済み核廃棄物』ガスの処理があります。


 これは鉛インゴットと鋼インゴットそれぞれ4個を使って作る『放射性廃棄物バレル』に捨てればオーケーです。

 放射性廃棄物バレルは一分間に1mb の使用済み核廃棄物を消してくれるので、核分裂炉の効率と同じより少し多めにバレルを設置すれば、問題は起きません。

 同じだと、少しトラブルが起きる度に核廃棄物が蓄積されるので、そのうち漏れだしますよー。



 今回は、ここまでにします。

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