第12話 ガス燃焼発電②(Mekanism)
生成したエチレンガスを『ガス燃焼発電機』に送り込めば、これまでとは比べ物にならないほどの電気が作れます。
電力供給に不安を感じる事は無くなり、わりと自由に機械を使えるようになるのですよ。
ガス燃焼発電機は、『電解コア』1個、吹込合金2個、鋼鉄ケーシング2個、オスミウムインゴット4個でクラフトします。
ガス燃焼発電機にエチレンガスを送り込むには、ガラス1個と鋼鉄2個でクラフトする『基本加圧チューブ』を使いましょう。
あとは発電機が必要に応じてエチレンガスを消費し、電気を供給してくれます。
これにて電力不足はほぼ感じなくなります。
が、ガス燃焼発電機の運用にはそれなりに問題があると言いますか、管理に手間がかかります。
問題その1。基質の処理。
前話のラストでエチレンガスを作るときに、『基質』というアイテムができると言いました。これが意外と曲者なのです。
加圧反応室から基質を回収するのは良いですけど、電力消費量(バイオ燃料の消費量)が増えれば増えただけ、基質も作られます。
ビンに貯めておけばそれなりに時間稼ぎができますけど、次の発電機、核分裂炉までに何万個かは生産されると思っていいです。
そのあたりを考え、ビンは精鋭ビンか、究極ビンを用意しましょう。
問題その2。酸素の処理。
電解分離器で水を分解すると、水素と酸素になります。
で、水素は消費しますが、酸素は使いません。今は、ですけど。
使わない、余る、主目的ではない気体については、UIで「余剰を廃棄」にしておきましょう。
そうしないと、電解分離器が止まります。
そうなればガス燃焼発電機が止まり、また電力不足ですよー。気を付けましょう。
ついでですが、化学タンクで酸素を確保しておくと、鉱石を増やすのに使えるため、あとあと役に立ちます。
余裕があるなら、ダイナミックタンクで……は、やり過ぎですねぇ。酸素、そこそこ使いますが、発展以上の化学タンクにストックしておけばいいかな、というのが経験からくる私の感想です。
問題その3。
配管の混線。
ここから先は複数のガスを生成して扱います。
で、その配管を間違って繋げてしまうと、ガスが正しく供給されなくなります。Mekanismの配管では、複数のガスを扱えません。水素を運ぶつもりが、酸素が混じって水素が詰まる事もあります。
ガスを運ぶチューブから間違って入ってしまったガスを抜くのは大変ですし、手間がかかります。
これを回避するためには、隣接する配管が分離するよう、『コンフィギュレーター』というアイテムで接続をしないように設定していきましょう。
コンフィギュレーターは他のMODで言うところのレンチに相当するアイテムで、エネルギータブレット1個、吹込合金2個、木の棒とラピスラズリ1個で作れますよ。
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