応援コメント

第36話 ……なのに尚も話は続く」への応援コメント

  •  以前のこのシリーズでは童話的なファンタジーの雰囲気が強かったので、今回の凄惨な殺人事件と合うのかな?  とも思っていましたが。
     結末まで見れば、当事者なりの人間としての感情が感じられるいきさつで良かったです(状況だけ見たらサイコパス的な、人の心のない犯罪に見えていたので)。

     それにしてもモリアーティくんの能力とか要素がどんどん盛られていく(笑)。それはそれで今風ではあるのかもしれません。

     自分の時代の気質にこだわるホームズとは対照的に、モリアーティくんはすっかり自由だなあ……(特殊な能力が枷になってはいるけど、利用してもいるし)。
     それでいて善悪どちらに転ぶか分からない危うさがまだある(事件を面白がったりはしないけど、殺人事件に対しても割合あっけらかんとしてる印象)。やはり良いキャラだと思います。
     他に、ビオラちゃん人間バージョンもかわいくて素敵でした。うさ耳を人間版ではツインテールにする……そんな手があったのか……!

    作者からの返信

    まず、読んでくださったことに心から感謝します。

     コメント読んで初めて、ホームズさんはやっぱりあの時代の人のまま。
    だからこそ周りとのギャップが、書いてて楽しかったんだと気づけました。

     モリアーティ君は、シリアスな前回から思いっきりぶっ壊したので、どうかなーとは思ったのですが(だってあれじゃ可哀想だったもの)彼らしさはちゃんと残っていたのだと安心しました。

    ただの兎だったビオラちゃんが、(黒兎というライバルの出現で)完全にヒロインになり、五代目を尻に引いております。かわいいと言ってもらえて嬉しい!

    正直、このシリーズを完成させて疲れ果て、少し休憩中。

    全作品の行間の直し(ミチミチなので)キャッチコピーや紹介文など、もっと読んでもらえるように直しをしています。

    ホームズシリーズも、「片方靴の依頼人」を冒頭に持ってきた「完全版」に直しているところです。

    実は私も仏像が好きで、次に書く予定だった「死神フラグ立ちました」では、極楽の菩薩様や、阿修羅さんやらが仏像のアバターで登場。

    極楽の皆さんのオーラが眩しすぎて、地獄の鬼や死神たちはサングラスで対応してたんですが、閻魔様ことエマ姉さんが、(ブロンド碧眼、ボン・キュッ・ボンの29歳)支給品のレイバンサングラスの形に日焼けしちゃって「どうしてくれんのよ!」と激怒。極楽の方々を出禁にしてしまい、皆さん仕方なくアバターでお仕事に来るようになったというエピソードがあります。

    赤川次郎ふうに、死神さんたちの「これは殺人案件デスゥ」のQちゃん(死神9号)と十五さん(115号・閻魔様の同期)市子さん(1号・閻魔様を過去担当)の皆様に、甘えん坊の鬼たちが絡んで、(閻魔様のファン)「鬼灯の冷徹」みたいに楽しくやる予定でしたが、今時死神なんて古すぎか?と書くべきなのか悩んでます。

    カクヨムは、今の所異世界転生一択。ホラー・ミステリー・SFは、壊滅状態ですからね。


    編集済
  • 自主企画に参加いただき、ありがとうございました。

    最新話まで拝見させていただきましたが、面白かったです。

    ホームズの二次創作的な感覚で読ませていただきましたが、ファンタジー要素を取り入れつつも、ホームズ作品の良さもしっかりと調理され、見事に調和のとれた作品に仕上がっていると思いました。

    モリアーティもそうですけど、敵方もキャラが立っていて、魅力的でした。

    また更新されましたら、お邪魔させていただきます。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。次回作は1月末完成予定。「モリアーティ・良い子改造計画」ラスト作品となります。

    この作品は、確かにシャーロックホームズの二次創作なのです。
     でも編集で「二次創作」を選択しても、出てくるのは漫画・アニメ・ゲーム・異世界転生のタイトルのみ。「その他」の一言さえありません。致し方なくオリジナルを選択しました。

     今のカクヨムは、異世界転生製造工場です。今週注目の小説に至っては異世界転生ものしかありません。

    「平家でなければ人でない、異世界転生でなければラノベでない」殆どのWeb小説サイトがそうみたいですが、特に角川書店は、異世界転生の書籍・漫画・アニメ・グッズで世界進出を図っているので、ここ2年ほどでひどくなった気がします。出版社は商売ですので仕方ないのです。
     
     目が弱くて、ゲーム画面を見ると目が痛くなるので、ゲームを一度もしたことが無い私には、書けない分野です。
     競争も厳しく、伸びないPV・フォロワーに悩み、スターが取れず、書籍化できない作品はゴミなのかと、諦めて去っていった人も多いと思います。

    正直カクヨムに居場所がなく、本当は去年書くのをやめる予定でした。

     この作品は、たまたまシャーロックさんに「片方履の依頼人」(ホームズ第一作短編)の続編を望まれて、書き下ろしたものです。
     シャーロックさん・望太郎さん・ももぱぱさんからスターとコメントをいただき、夢神さんからもいただけました。

    「一人でも良いと言ってくれる人がいれば、それで十分。私の書くものはゴミではない」と、気持ちを切り替える事にして、今に至ります。

     カクヨムの、コメントシステムに救われました。

     カクヨムは、数で勝るサイト。沢山人がいれば、少数でもいろんな好みの人がいる。自主企画のような、マイナーでも見てもらえるチャンスの部分もあります。

     先のことはわかりませんが、楽しく書けるうちは書くつもりでいます。

     ネギ農家さんだそうで、大変でしょうがお体大事に頑張ってください。
    私も北海道で、毎日雪はねしながら頑張ってます。

    編集済

  • 編集済

    お久しぶりでございます。

    続編も大変楽しく読ませていただきました。

    悪役であるモリアーティを悪役で終わらせたくないという、源公子様の思いと優しさが伝わってくる作品でした。

    それに登場人物の誰一人として嫌な人間がいない。犯人であってもそうせざるを得ない理由があっただけで、根っからの悪人ではない。そんなところにも、普通の作品との違いを感じました。(この辺りは鬼滅の刃に近いでしょうか)

    さて、内容の良さもさることながら、私が一番驚かされたのは、第一章と第二章の文章構成が激変していたことです。

    第二章がすごく読みやすくなっておりました。変化というより進化ですね、これは。

    そのおかげで、話の内容が頭に入りやすく、情景を思い浮かべやすくなっていました。

    ホームズ×ファンタジーという作品は、確かに読者を選ぶと思います。ホームズ好きにとっては垂涎ものの作品であっても、カクヨムという大海では、狙った作品を釣り上げるのはなかなか至難の技です。ましてや、ライトノベルメインの海に、ホームズ好きという釣り人は決して多くはないでしょう。

    しかし、この自分で書いた小説を簡単に投稿でき、多くの人に見てもらえる環境を利用しない手はないですよね。

    源公子様の素晴らしい作品が、少しでもたくさんの、こういった作品を求めている人の目に触れることを願っております。

    作者からの返信

     まず、読んでくださってありがとうございます。このコメントは私へのクリスマスプレゼントでした。

     異世界転生でなければラノベでないカクヨムにあっては、ホームズものなんて書いても、壁に向かって一人キャッチボールをやっているようなもの。 自主企画と(コレさえも、たった2年で壊滅的に参加者が減っている)たまにもらえるコメントだけが救いです。

     私に自覚はなかったですが、一章より二章の方が読みやすくなったとのこと。だとしたら、4月〜10月にかけてカクヨムお勧めの異世界転生ものを(おっさん、スローライフ、冒険者、悪役令嬢、子供もの、ハーレム除いて)30本以上読みまくったからだと思います。ももぱぱさんの作品もその中の一本でした。
     300〜600話物が5本ほどありましたので、かなりきつかったけれど、どうゆう文章が好まれるかを感覚的に掴めたのだと思います。

     書籍化作品を多めに読んだので、そのうまさと速さにかなり落ち込みましたが、「私なりに頑張れば良いや」と開き直って書き続けました。
     結果がでていたなら、こんな嬉しいことはありません。

     いっとき、ここに私の居場所は無いように思えてカクヨムを去る気でいました。でも星の数や、フォロワーの数より、「たった一人でいいから私の書いたものを気に入ってくれる人がいたら良し」と決めて、今も残っています。
     カクヨムはとにかく書きやすいし、読むのもコメント書くのも好きなので、読み選として残って、雑誌投稿に力いれても良いですしね。3月末には書きかけの一本を「ミステリーズ」に送る予定。

     今は「命の器の物語」がやっと完成して、(35〜46掲載途中。もし時間に余裕があれば、のぞいてやってください)ホームズさんの「感謝祭のグランマ4」を書いてます。まだ半分くらいだけど、1ヶ月遅れで完成予定。カクヨム受けはしないけど、書くのが楽しい一本です。

     ももぱぱさんの新連載も、フォローしてますので、頑張ってくださいね。