第2話 怒涛の攻撃!!!

 世界の終わりを告げる絶望的な闇が、地球を包み込もうとしている。

 だが、それに立ち向かう勇敢な者たちが現れた。


「くくく……。くらえっ! 【炎魔煉獄瘴】っ!!」


 最初に動いたのは、火神竜馬だった。

 彼は剣を振りかざし、闇に向かって炎の斬撃を放ったのだ。


「あらあら、乱暴ですわね。もっとお上品にいきましょう。わたくしの光で、全てを浄化して差し上げますわ。――【光輝浄聖】!」


 続けて動き出したのは、白咲香織だった。

 彼女は杖を掲げ、聖なる光を放出した。

 それは闇を打ち払う輝きとなって、世界に降り注いだのである。


「けっけっけ。俺も負けてられねえなあ! 行くぜえ!! 俺の力を見せてやるぅ! 【狂戦士化】っ!!」


 次に駆け出したのは、黒宮真だった。

 彼はスキルを発動させると、漆黒のオーラに包まれた。

 そしてその勢いのまま、闇の球体へと突っ込んでいったのである。


「やれやれ。私が少し本気を出せば、この程度の闇はどうとでもなるさ。――【水龍嵐撃】」


 次いで行動を起こしたのは、青羽カルラだった。

 彼女が右手を前に突き出すと、水の龍が出現した。

 龍はその体をうねらせながら、闇の球体へと襲い掛かったのだった。


「ひひひ、退屈凌ぎにもならんな。いくら老いぼれとは言っても、この程度で儂を楽しませられると思うなよ? ――【絶死拳】」


 次に動き出したのは、緑川是清だった。

 彼は拳を握り締めると、闇の球体に向けて放ったのである。

 その一撃を受けた瞬間、闇の球体の一部が削り取られた。


「おいおい! 大丈夫かよ、これ!! 早めにぶっ倒しちまおうぜ! ――【爆炎連斬】!!」


 続いて飛び出したのは、橙雲ハジメだった。

 彼女は炎を纏った剣を連続で振るうと、闇の塊を削っていく。


「落ち着きなさい。すべては計算通りです。予定に従って、闇を削ればよろしい。――【無慈悲な宣告】」


 次に行動を開始したのは、天之河清輝だった。

 彼は両手を前方にかざすと、魔力を解き放つ。

 その瞬間、周囲の温度が急激に低下した。

 すると次の瞬間、凍り付いた闇の一部が次々と砕け散っていったのである。


「…………ぷちっ。ふふっ。ぐちゃぐちゃに潰して……! ――【影の波動砲】」


 さらに動きを見せたのは、影條瘴気だった。

 彼女が手を掲げると、そこから黒い光線のようなものが発射されたのだ。

 それは一直線に進み、闇を貫通していく。


「戦争だぁ! ヒャッハー!! ――【世紀末ヒャッハーアタック】!!!」


 さらに続いたのは、全力覚悟だった。

 彼は背負っていたロケットランチャーを構えると、引き金を引いたのだ。

 轟音と共に放たれた弾丸は、闇に着弾すると同時に大爆発を起こした。


「クハハハ! 愉快愉快! 我が暗黒の力を、今こそ解き放たん!! ――【ダークネス・バーストストリーム】!!」


 さらに、ダークネスナイト・アハト=ジークフリートも動き出す。

 彼女は闇の力を凝縮させると、闇の球体に向けて撃ち出したのだ。

 闇の力は光の軌跡を描き、闇の球に直撃する。


「ふん、興が乗らんな。意思を持たぬ闇など、早々に滅ぼしてくれよう。――【斬滅刃・極大切断】」


 続いて動き始めたのは、十六夜夜霧であった。

 彼女が大剣を振るうと、闇の球体に大きな亀裂が走った。


「皆さん、臆していませんね。約束された勝利へ向かって突き進むのみです。――【無限の救済】」


 さらにホーリライ・ノイントが続く。

 彼女は祈りの言葉を唱えると、周囲に光が満ちた。

 闇の力が弱まったことで、戦士たちの攻撃がより通るようになったのだ。


「さぁ、いくぜぇ! 俺っちたちの力を叩き込むんだぁ! ――【アルティメットシャイニングバスター】!!」


 さらに焔魔台アスカが飛び出す。

 彼女が手をかざすと、その手に巨大な魔法陣が展開される。

 そして、そこから虹色の光を纏った必殺の一撃が放たれるのだった。


「ふふふ。皆さま頑張っておられますが……。この程度の闇など、わたくし一人で十分ですわ。――【幻想支配・天地開闘の舞姫】」


 続いて動き出したのは、二黒月姫那だった。

 彼女は分身を生み出すと、目にも止まらぬ速さで舞い始めた。


「みんな、行くよ! 世界を救うときだ!! ――【火遁:業火天昇】!!」


 続けて動き出したのは、紅野火影だった。

 彼女は両手から炎の渦を放つと、闇の球体を燃やし尽くそうとする。


「うむ、そろそろ動くか。――【千本桜景厳】」


 さらに動き出したのは、黄地三太郎だった。

 彼が腕を横に薙ぐと、無数の斬撃が闇の球体を襲う。


「さあ、終わらせよう。我々の戦いを……! ――【終焉の剣舞】」


 続けて動き出したのは、王城玄斗だった。

 彼は剣を振るいながら闇の球体に近づくと、そのまま斬り裂いた。


「争いは何も生まない。けれど、それでも戦わなければならないときはある。――【ライオットジャベリン】」


 続いて動き出したのは、アリア・クルセイドだった。

 彼女が投げた槍は、闇の球体の中心を貫いた。


「へへっ。異世界から帰ってきたばかりなのに巻き込まれてよぉ。これも運命ってやつかねぇ? ――【スターライトアロー】」


 次に動き出したのは、神楽坂和也だった。

 彼は弓を構え、光の矢を放った。

 その一撃は、闇を貫いていった。


「……はぁ~、帰りたい。適当に攻撃させよっと……。――【アルファシステム起動】」


 続いて動き出したのは、海凪空子だった。

 彼女は面倒くさそうにため息をつくと、懐から取り出した機械を操作する。

 すると衛星軌道上に待機していた人工衛星群が動き出し、一斉にレーザービームを発射したのだ。


「まったく、どうして私がこんなことを……。さっさと終わらせましょう。――【星天魔法・流星雨】」


 次に動き出したのは、星宮瑠璃奈だった。

 彼女の頭上に光輪が現れると、そこから大量の隕石が降り注いでいったのだ。


「……チキュウヲコワス。ソノヤクメハユズラヌ……。――【アンコク・ジュウリョクハ】」


 続いて動いたのは、地球破壊丸だった。

 その全身から漆黒のオーラが溢れ出すと、周囲に向かって放出された。


「あらあら、ずいぶんと小さくなってきましたこと。――【舞花繚乱】」


 次に動いたのは、雅楽代舞華だった。

 彼女は扇をかざすと、舞うような動きで闇の球体を切り刻んでいく。


「やれやれ、本当に人生何が起こるか分からないものだ。――【早撃連殺】」


 さらに動いたのは、キッド・アーヴィングだった。

 彼の持つ銃から、次々と弾丸が放たれていく。

 それは闇の球体を貫き、さらに細かく粉砕していった。


「あちゃー。このままじゃ、ちょっとヤバそうっすねー。――【絶壊拳】!」


 続けて動き出したのは、竜崎京介だった。

 彼は全身に魔力を纏うと、渾身の力で殴りつけたのである。

 その瞬間、闇の球体の一部が砕け散った。


「ふむ、どうやら終わりが見えてきたようだな。――【魔眼覚醒】」


 さらに動き出したのは、天道寺英人だった。

 彼の瞳が輝くと、闇の球体の全体像が浮かび上がった。


「ふぁああ……。わらわは眠いぞ。騒がしいのを黙らせるか。――【九尾ノ炎】」


 続いて動き出したのは、九尾狐だった。

 彼女が尻尾を振ると、炎の波が広がっていく。

 それは徐々に勢いを増していき、闇の球体を燃やしていく。


「おいおい、普通の俺に何ができるってんだよ? え? これを唱えればいいのか? ――【召喚:精霊神竜】!」


 次に動き出したのは、鈴木洋一だった。

 彼はポケットから一枚のカードを取り出すと、それを宙に掲げて叫んだのである。

 次の瞬間、天空に巨大な魔法陣が現れた。

 その中心からは、光り輝く存在が出現する。

 その存在こそが『精霊神竜』と呼ばれる伝説のドラゴンであった。


「えへへ。あいつを倒して、みんなで元の世界に帰るぞっ! ――【樹界降誕】!!」


 続いて動き出したのは、桃咲桃花だった。

 彼女が杖を掲げると、周囲の木々が大きく成長したのである。

 それらは絡み合うようにして成長し続け、やがて巨大な樹木へと姿を変えたのだった。


「ふん、くだらん。さっさと終わらせるか。――【混沌破葬斬】」


 次に動き出したのは、闇夜昴だった。

 彼は剣を地面に突き刺すと、そこから闇が広がるように広がっていったのだ。

 その闇に触れた瞬間、闇そのものが消滅していく。


「ひゃっほーい! 祭りの終わりだぜぇ!! ――【獅子王滅砕斬】!!」


 続いて動き出したのは、飛弾将馬だった。

 彼が剣を振り下ろすと、闇を切り裂くようにして衝撃波が放たれたのだ。

 それによって闇の球体は大きく抉れ、中から闇のコアが姿を現した。


「ふふっ、いよいよトドメですね! 張り切っていきますよ! ――【聖光浄化砲】!!」


 最後に動き出したのは、天川夏海だった。

 彼女が手を突き出すと、そこから眩い光が放たれる。

 光は闇のコアを包み込み、跡形もなく消し去ってしまったのだった。

 こうしてついに戦いが終わりを迎えたのであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る