第8話 こうして噂は広がる
次の日の朝俺はベットで裸。
ベットの下に下着姿の女性が、土下座してる。
シャワーの音がしている風呂場。
誰かがシャワーを浴びているようだ!
どうして俺は裸なのか教えてほしい?
どうして土下座している女性がここにいるのか?
「ほらナオコシャワー浴びて着替えて学園よ、マサシさん起きたの、貴方も着替えて遅刻よ」
タオルを巻いた事務局長が現れた。
(何故事務局長がここでシャワー浴びているんだ)
「昨日何かありましたか?」
「えー責任取ってくれないの、あんなに昨夜ハッスルしたのに〜。
悲しいわヒロミ、負けない」
(何が合った昨日の夜)
「下着付けるからそっち向いてて、まだ恥ずかしいから」
(その言い回し何が合ったのか)
取り敢えず壁を向く。
「ほらナオコシャワー浴びてきなさい、早く」
音からしてシャワーを浴びてるようだ。
「よし完成後化粧をやる。まだ向いては駄目よ、この後が最後のツメなんだから」
シャワーが止まった、誰かが出てきた。
「ほら元気出して、初めては仕方ないからね、酒の勢いでやったのは仕方ないよね」
下着を付ける音、服を着る音、化粧する音。
「どうおかしくない、貴女も大丈夫問題無いよ、それじゃ行くよマサシさん着替えたら学園にすぐ来るのよ、じゃーねチュ」
ホッペにキスされた。
「ほらナオコもしなさいお詫びよ」チュ。
暖かい唇。
「タクシー捕まえないと、行くよ」
「ごめんなさい」
バタン扉が閉まる。
「何があつた、昨晩」
足元には5本のワイン瓶と、日本酒の一升瓶5本。
「増えてる酒瓶、何が合ったー」。
シャワーを浴びて、着替えて駅に走り3個先の駅、乗り換えて郊外に。
駅を降りて歩く、学園だ。
門をくぐり事務局へ、事務局長に挨拶して銀行口座教えて承認してもらう。
その時一切目を合わせない。
(やっぱりしたのかな、それも2人と)
違う事務員に連れられ職員室に、ナオコ先生は居ない。
副学園長と言う人に、みんなに紹介してもらった。
女の先生が多い、俺以外全員だ。
そして今日は、学園を見学して慣れろと言われた。
「さてトイレに行くか、そして宿泊施設の食堂で昼飯食おう」
3年生は卒業1・2年生のみ1学年6クラス。
1クラス40人480名先生入れれば500人以上の女の子達。
よく考えたら「パラダイスだ」
「何がパラダイスだこの男は! 採用取り消しにしてやろうかな、この馬鹿男」
ナオコ先生だ。
「河合先生おはようございます」ぺこり。
「朝合っただろー、それと昨夜の事は無かった事にして酔った弾みだし、・・・御免なさい初めてだったのよ」
(やはりしていたのかナオコ先生に、待てそれとも2人か)
「所で何処行くの?」
「今日は施設を見学して覚えろと言われたんだ副学園長に、だからトイレ行って食事をしようとな」
「なら私も一緒に行くわよ監視よ、何か合ったら・・・ウワー昨夜の事は忘れて一時の過ちよ」
「あゝそうだな、お互いに忘れよう」
「忘れる! あんな事しといて、責任取ってよね」
(そうだな、責任取らないと)
「事務局長とは何も無いよな?」
「そんな〜彼女泣くわよ」
(不味い両方に手を出したようだ、このままでは重婚で犯罪者だ)
「なら海外に行こう、誰も居ない所に」
(そうね誰も居ない島でバカンスして忘れよう)
「なら夏休みに行きましょう、予約入れとく」
(よかった機嫌良くなった、でも夏休みにすぐ海外に逃亡では?)
とにかく競技場の中を歩いて行くテニスコートだ。
乙女達が踊っている。
「あれあれは三つ子」
「彼女達はテニス同好会です、音楽科の生徒のレクレーションですね」
俺は昨日のお礼をしようと近づくと、走ってくる三つ子。
「先生こんにちは」三つ子A。
「昨日は美味しかったね先生」三つ子B。
「また今度一緒に食べようね先生」三つ子C。
「昨日はご馳走様、親子さんにも言っておいてね」
背後で三つ子を睨み付けるナオコ先生。
「先生後ろに鬼がいる振り向いてはダメよ」三つ子A。
「怖い、どうしよう」三つ子B。
「先生逃げようよ」三つ子C。
なにを言ってる背後を向く、笑顔のナオコ先生。
「さあ行きましょう、ここの用事は終わりましたよね」
「ええ行きましょう、それじゃお前たちまたな」
俺たちはトイレに向かう、ただ背後で。
「ヒェーとか怖いとか鬼とか聴こえる」
何かいるのだろーか?
俺はトイレに寄って、食堂に行く。
ナオコ先生は、食堂のおばちゃんと話をしている。
俺は離れた席で、聞き耳を立ててきいている。
(なんだ一線とか下着脱いだ?えぇ初めて2人違う3人局長が先に?10回3P!3人で幸せ?やはり責任取らないと)
※
「おばちゃん昨日の夜アイツと、馬鹿な事をやってしまったのよ」
「何ついに一線超えたのかい?」
(アイツと寝たんだね)
(野球けんだけど戦いね)
「一戦確かに戦いね!」
「アイツはそんなに強いのかい?」
(一晩中持つ体力かい)
(局長は全部脱いだけど、私は下着2枚残した)
「強いと思うは、私も初めてだったし」
(その年で処女だったんだ、園長の娘だし箱入りね)
「初めてをやったのかい」
(野球けんなんてやった事ないよ普通は)
「早々生まれて初めての事よ」
「そうかい2人の思い出大切にするんだよ」
(良かったね無事終わって)
(何言ってんの局長もいたわよ)
「違うわよ局長も一緒だったの」
「事務局長かい、3人でしたのかい?」
(オイオイ初めてで3人でやったのかい)
(3人でよ1人では出来ないわ、最初に負けたのは局長だし)
「そうよ局長も初めてだったの、先に全部脱いだんだ」
「局長初めてで大胆だね」
(やはり年上が最初だね)
(局長お酒強くて蟒蛇よ全く)
「でも最後まで残っていたのよ」
(局長も初めてで好きものだね)
「最後まで残っていた、何回やったんだい」
(上着スカート局長とアイツは全部だから)
「よく覚えてないの、10回ぐらいかな」
(初めて同士で10回ずつかい)
「アイツそんなに凄いのかい?」
(私と局長相手だから必死だったな)
「ほら私と局長とだからね」
(2人相手に10回ずつ私も参加したらおこぼれ合ったかも最近ご無沙汰だし)
「アイツは凄いんだな、私も参加したかったね」
(恥ずかしがって逃げ回ってたわよ、あれも酔いを早くしようとする作戦ね)
「辞めといた方がいいわよ、潰そうとくるからアイツは」
(2人揃って正常位でイカされたのかい、よかったね私もおこぼれ欲しかったよ)
「そんなに、まあ2人ともお幸せになりなよ」
(3人で野球けんよ2人じゃ無いわよ、それに幸せて何?)
「何言ってんの、2人で幸せになれないわよ」
(初めてで3Pだったっけね)
「そうだね、3人だね」
(アイツと私と局長の事)
「3人???」
(初体験のお話ありがとう)
「私は料理に戻るよ」
※
おばちゃんは調理場に戻った。
俺に気づいたナオコ先生は近づいてくる。
「注文何にした、私も朝食べてないから一緒に食べるは」
「なら日替わり定食で」
「おばちゃん日替わり2個よろしくね」
「あいよ前金2つで1000円よ」
「はーいこれ」
「払いますよ」
「ここはお姉さんに任せなさい」
(もう姉さん女房かい、アイツも頑張んないとね! 2人の姉さん女房じゃね)
この後この話が広がり、園長室に呼ばれて首になる所を2人に助けられるとは、まだ分かっていない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます