歴史

 遥か昔。


 のちに最古の魔王、最古の魔族とばれることになる者でさえ、若輩者じゃくはいものわれた時代。

 大陸の東部。そのほぼ全てを征服し尽くした、魔族の大帝国がった。


 大帝国の頂点に君臨する者を、人々は大魔帝だいまていおそれ称ぶ。

 魔族も、人族も、竜人族も、巨人族も。そして、神族さえも。

 比肩ひけんする者のない圧倒的な魔力と、魂さえも凍るほどの恐怖。あらゆる種族を従わせ、平伏させる支配力。


 全ての種族の国々を征服し、全ての種族を隷属させて拡大していく大帝国。

 しかし、おこりあれば、滅びもある。


 深く、暗い瘴気より、ひとりの始祖が生まれた。

 暗き瘴気の闇をも染める、真紅しんくかみ

 何者にも塗り替えられぬ、真紅しんくひとみ

 そして、全てを無に帰す、真紅しんくくちびる


 絶対の権力と力を持つ大魔帝でさえ、真紅の闇に呑まれた。


 人々は恐れた。

 大魔帝がもたらした恐怖をも上回る、完全なる絶望。

 種族の枠を越え、世界に生きる者たちは団結して真紅の闇に挑む。

 しかし、何者にも真紅の闇を消し去ることはできなかった。


 大陸東部は地獄と化す。

 人の文化は滅び、動物は死に絶え、植物さえも生息できない負の大地だけが残されたという。


 それでも、僅かに生き延びた者たちがいた。

 そして、彼らはようやく気付く。

 真紅の闇に手を出してはならない。

 こちらから不用意に触れようとしない限り、真紅の闇たるかたが厄災をもたらすことはない。


 そうして、真紅の闇を頂点とした国が新たに興された。

 魔族にかつぎ上げられ、大魔王となった真紅の闇。

 しかし、魔族以外の種族は反発した。

 真紅の闇は、世界にわざわいの闇を落とす者。


 神族が帝国を興す。

 人族が王国を築く。

 死の地と化した大陸東部より逃げ出した種族もいたが、生き残った者たちは其々それぞれに再起を図る。


 それから、約千年。

 真紅の闇が滅ぼした世界に生じた瘴気が、ようやく形を結ぶ。


 新たな始祖が誕生した。


 闇を照らす、鮮やかな赤い髪。

 狂気を宿した、鮮やかな赤い瞳。

 そして、全てを禁ずる、鮮やかな赤い唇。


 人々は、恐怖した。

 次なる絶望が生まれたと。


 しかし、過去の悲劇は繰り返されることはなかった。

 鮮やかな赤い闇は、真紅の闇に従った。


 人々は安堵あんどした。と同時に、畏れた。

 二色の赤き闇が、もしも世界の禍として覚醒かくせいしてしまったら、と。

 一千年の歳月を重ねて繁栄の灯火ともしびを取り戻した人々は、二色の赤き闇をはらうべく立ち上がる。

 ある時は国の垣根かきねを越えて連合し。ある時は有志を選りすぐって立ち向かった。


 大陸東部を舞台とした、長く続く戦乱の世の始まり。


 魔族は、あらゆる外敵と戦った。

 いや、戦わざるを得なかった。

 真紅の闇に触れてはならない。


 一千年前の惨劇さんげきを忘れてはならない。

 魔族は国の存亡のためでなく、二色の赤き闇が覚醒することを恐れて、戦った。


 そうした時代に現れたのが、神族の間で今も伝説として残る、闘神とうしんだった。


 たぐまれなる声を持つ闘神を中心として、神族は魔族の国へと攻め入る。

 闘神に敗れ、崩壊していく魔族の国。

 そして遂に、闘神は全ての障害を払い退け、真紅の闇の膝下へと辿り着く。


 だが、人々は絶望する。

 森羅万象しんらばんしょうつかさどる闘神でさえ、真紅の闇を祓うことはできなかった。

 一夜にして、闘神と祖国を失う神族。

 逆に、宿敵を打ち倒した魔族は、その後大いに繁栄する。


 しかし、繁栄あれば衰退もある。


 約五百年後。

 先の大戦で生じた瘴気が、形を得る。

 黄金色にまばゆく輝く闇。

 のち金色こんじききみと畏怖を込めて称ばれるようになる、始祖の誕生。


 金色の闇は、大いに暴れた。

 魔族も何もかもを無差別に襲い、滅ぼしていく。

 魔族は、九魔将きゅうましょうを中心とした軍勢で迎え撃ったが、戦いは長い歳月に及ぶ。

 結果として金色の闇は祓われたが、代償は大きかった。

 九魔将の半数は討たれ、繁栄を誇った魔族の国も甚大じんだいな被害をこうむった。


 そこへ、復興を遂げた神族たちが襲い掛かる。

 疲弊した魔族の国に、神族の攻勢を止めることは叶わなかった。

 幾たびもの戦争を繰り返し、その度に追い詰められていく魔族。

 遂には魔都を落とされ、西へ西へと追いやられていく。


 それでも、魔族たちは真紅の闇と鮮やかな赤い闇に頼ることはなかった。

 二色の赤き闇もまた、魔族と神族の争いに自ら介入することはなかった。


 耳長族の住む豊かな大森林を抜け、肥沃ひよくな大地を通過し、過酷な山脈を迂回うかいして。そうして、魔族はようやく神族の手から逃れることができた。

 魔族は、新たな地で新たな国を興す。

 二色の赤き闇より承認された力ある者が魔王となって、国を統治する。

 十二人の魔王のもと、魔族たちは新たな繁栄を取り戻していく。


 だが、魔族の復興をこころよく思わない者たちがいた。

 南部で小国を幾つか築きあげていた土着どちゃくの神族だ。

 北部を支配し始めた魔族に対抗するために、神族の動きも活発化していく。

 魔族にあらがうため、南部域を統一しようと神族の小国は競い、争った。

 そうして、次第に大きな国へと発展していく神族の国々。

 その中で、恐るべき力を手に入れた神族の国が誕生した。


 先ず、敵対する軍を一撃で消し去った。

 次に、対立国の神都を一夜にして消滅させた。

 そして、山を湖に変え、国そのものを消し去る力にまで達した禁忌きんきの術に、人々は恐怖し、絶望した。


 大禁術だいきんじゅつ


 むべき力。


 神族が生み出した恐るべき術が、宿敵である魔族へと向けられた時。既に、魔王たちだけでは手に負えないほどの事態に発展していた。

 大禁術の前に、成すすべを持たない魔族。


 そしてついに、魔族たちが大禁術よりも恐れる事態が起こってしまう。

 数千年の時を経て、二色の赤き闇が動く。


 神族の生み出した、大禁術。

 魔族の全てが恐れる、二色の赤き闇。


 どちらが勝利するにせよ、世界にとって明るい未来は存在しない。そう、全ての者が確信していた。

 しかし、両者の対立は、第三者の介入で変化を見せる。


 しろ魔女まじょ


 禁術をしとしない者。


 普段は何かと対立する魔女と赤き闇。

 だが、何者の仲介か、大禁術を前に異色の組み合わせが生まれる。


 魔女は、赤き闇と共に大禁術を打ち破る。

 そして、幾多の対立の後に、赤き闇をも抑え込んだ。






「凄いね、魔女さん!」


 シャルロットから魔族の歴史を掻い摘んで聞いた僕は、興奮してプリシアちゃんの手を取る。

 プリシアちゃんも、普段は聞けないような昔話を聞けて、とても楽しそうだ。


「でも、大雑把すぎて理解できないところがあるわね?」


 そこへ、冷静な突っ込みを入れるミストラル。


「どうやって、あの魔族の支配者と魔女が手を組むような状況になったのかしら? わたしの知る限りでは、お互いに強く対立するような関係でこそないけれど、手を取り合うほどの仲だとも思えないのだけれど?」

「たしかに、そうだよね? 大禁術に抗うという点で魔女さんが神族側と対立するのは理解できるけど、それで魔族の支配者と手を組んだっていうのは、話が飛びすぎているような?」


 きっと、色々な駆け引きや交渉があったのかもしれない。もしかしたら、何者かの仲介って、巨人の魔王のことだったりするのかな?

 巨人の魔王もあの性格だから、有事だとして仲介に奔走ほんそうしたのかもしれないね。

 でも、それだけで魔女さんと魔族の支配者が仲良く手を組んで、ひとつの目的に向かって進むなんて、やっぱり想像できないよね。


 と、そこまで考えて、違うのか、と震える。


 シャルロットの話が本当なら、魔族の支配者は単身で大陸東部の文明とそこに生きる人々を根絶やしにした。その後も数千年間、魔族の支配者は恐怖の存在として君臨してきた。

 かたや魔女さんも、巨人の魔王よりも古くから生き続け、世界に関わってきた。

 その両者が、対立関係を越えてまで共闘しなければいけなかった事態。それが、神族が生み出したという「大禁術」なんだ。


「まさか……その大禁術が、今代に復活してしまったってこと? だから、魔王は急いで支配者へ報告に行った? いったい、大禁術ってどれだけ恐ろしい術なんだろう……」


シャルロットは、震える僕の声に、糸目をさらに細めて微笑む。


「お聞きになりますか?」

「はっ! その言い方だと、本当は言えないけど、仕方なく教えましょう。そのかわり、聞いたからには巻き込むよって感じだよね!」

「ふふふ。エルネア君は、相変わらず察しが良いですね」


 きゃーっと、みんなで耳を塞いで逃げ回る。

 魔女さんや魔族の支配者が出張るような案件になんて、絶対に巻き込まれたくないよ!

 とはいえ、やっぱりもう少し知っておきたいという気持ちが有るのも事実だ。


 もしも本当に神族が大禁術を復活させてしまったのなら。嫌が応にも、世界や僕たちはこの大有事に巻き込まれていくことになる。

 その時に何も知らないで右往左往するのか、それとも事前に準備できるくらいの知識は持っておくべきなのか。

 普通に考えれば後者一択なんだけど、それだと、どっぷり巻き込まれちゃうのは確定的なんだよね。


 わぁわぁと、シャルロットの声が届かないように騒ぎながら、今の段階でこれ以上深入りしても良いのか考える。

 すると、シャルロットの方から思わぬ提案が出てきた。


「ふふ、ふふふふ。エルネア君たちをからかうのは、本当に楽しいですね。ですが、そうですね。私の判断だけでエルネア君たちをこれ以上巻き込むことはできませんので。陛下がお戻りになってから、ご判断をいただくのはどうでしょうか?」

「シャルロットから、まともな提案が!?」


 驚いて、全員が足を止める。

 そして、気付く。

 確かにシャルロットは僕たちを弄んで楽しんでいたけど、魔族の歴史を話してくれている間も、肝心な部分は言わなかった。


 どうやって、支配者が生まれたのか。

 側近の幼女が配下になった経緯いきさつや、魔女さんと支配者がどうやって手を組んだのか。

 そして何より、大禁術に関する具体的な話には触れなかった。


 最初から、伝えて良い部分と駄目な部分を切り分けて、話してくれていたんだね。

 なら、さっきの話の中で言わなかったことは、今の段階で僕たちが追求したとしても教えてくれないはずだ。

 最初から、もっと具体的な話は魔王が戻ってきてからってことだったんだと思う。


 ようやくシャルロットの意図を読み取れて、僕たちは少しだけほっとする。と同時に、本番は魔王が帰ってきてからなんだ、と気を引き締め直す。


「ふう。助かったね」


 時間稼ぎにしかなっていないとはいえ、心の準備をする余裕はできたんじゃないかな。

 そして、余裕ができると、他に聞いてみたいことも浮かんできた。


「ねえ、シャルロット。別のことでもう少し聞きたいんだけど?」


 座り直して、お茶で喉をうるおしてから、質問してみた。


「魔族がこの地に追いやられてきたって聞いたけどさ。東から追いかけてきていた神族は、どうして諦めちゃったのかな? それくらいは教えてくれても良いんじゃない?」

「ふふふ、そのことでございますか」


 シャルロットは、なぜかミストラルの方を見て、愉快そうに微笑む。


「その辺りのことをもう少し詳しくお話ししますと」


 そして、魔族の歴史の続きを話してくれた。






 長い歳月に渡る敗走によって疲弊ひへいしきっていた魔族に、竜峰を越えるだけの気力も戦力も残されてはいなかった。

 しかし、神族の追手は背後に迫っている。

 このままでは、二色の赤き闇が動く最悪の事態に発展しかねない。

 そこで、魔族は竜峰を迂回する決意を固める。


 南北に長く連なる竜峰ではなく、北の海を渡る。

 荒波と悪天候を乗り越え、魔族たちは新天地へ辿り着く。


 一方の神族は、魔族を追い立てることで傲慢ごうまんになっていた。

 竜峰を、竜族と竜人族が支配する領域を、強引に越えようとした。

 そして、大敗を期する。






「そりゃあ、神族といえども竜人族や竜族には敵わないよね!」


 あの艶武神えんぶしんテユでさえ、ミストラルとは対峙しようとしなかった。

 それだけ、戦闘力においては竜人族と竜族が他の追随ついずいを許さないくらい優れているってことだね。


「ふふふ、愉快でございましたね。竜族に追われ、逃げ行く神軍天軍の無様な姿は、今思い起こしても笑える光景でございます。ちなみにですが、エルネア君たちの国やお隣りの国に竜族たちがまばらに生息していらっしゃるのは、当時の名残なごりでございますよ」

「わわっ! そんな歴史があったんだね」


 つまり、竜峰から撤退した神軍天軍は、その後も執拗しつように竜族たちに追い回されて、酷い目にあったわけだ。


「面白い話だったわ。でも、疑問がまだ残っているわ」

「楽しい話だったわ。でも、知りたいことがまだ残っているわ」


 ユフィーリアとニーナが同じ動きで手を挙げる。


「魔族の支配者は別として。でも、巨人の魔王様やシャルロットがいながら、神族に追い回されるなんて信じられないわ」

「神族が撤退した話は別として。でも、北の海はルイララの親が支配していて、渡れないと聞いているわ」

「ふふふ、そのことでございますか」


 たしかに、どれだけ魔族が衰退していたとしても、巨人の魔王やシャルロットがその気になれば、追いかけてきた神族なんていつでも撃退できたはずだよね?

 それなのに、どうして逃げの一手だけだったんだろう?


 まず最初に、ユフィーリアの疑問に応えるシャルロット。


「簡単でございます。その、追い立てられていた魔族たちの中に、私や陛下は含まれていないからでございますよ」

「へ? それじゃあ、シャルロットたちは逃げる魔族の民を残して何をしていたのさ?」

「もちろん、神族の国を潰しておりました」

「えええっ!?」


 どういうこと? と聞くと、シャルロットは言う。


「逃げるだけでは楽しくありませんので。魔族を追う遠征軍の目から逃れて、神族の本国を面白おかしく潰させていただいてました」

「つ、つまり……。遠征軍は、竜峰で酷い目にあって、戻ってみたら国が滅びていたと……」

「ふふふ、愉快でございますね」

「やっぱり魔族だ!」


 ただでは転ばない。というか、負けない。

 魔族らしい仕返しで、神族は痛い目を見たんだね。


「それで、シャルロット。ニーナの質問だけど、どうやってルイララの親が支配する北の海を渡ったの? 今の話だと、敗走していた魔族の中に実力者はいなかったんだよね?」


 今でも、北の海はルイララの親によって封鎖されている。

 魔族であれ、海竜族であれ、北の海を自由に渡ることはできない。

 では、当時の魔族たちはどうやって渡ったのか。


 僕たちの疑問の答えは、実に簡単だった。


「あの方は、まだお生まれになっていませんでしたから。北海の支配者は、約二千年前に神族が魔族の国へ深く攻め入った戦争より生じた瘴気からでございます。当時、百万を超える天軍が北の海近くまで攻め入りました」


 だけど、巨人の魔王に返り討ちにあった。

 その時の怨嗟おんさや負の塊が北の海の荒波に呑まれ、渦潮の奥底で生まれたのがルイララの親だと話してくれたシャルロット。


「それじゃあ、ついでに聞くけど、猫公爵のアステルは?」

「あの方は、五百年ほど前に私が大魔元帥として神族と戦った戦役から続く、人族の文化圏をも巻き込んだ大戦からでございますね」

「ふむふむ」

「そういえば、当時の戦いで、レイクード・アズン様や人族の魔王も討たれたのでございましたね。近年では最も犠牲の出た戦いでございました」

「ひ、人族の魔王!?」

「猫公爵様は、その時の瘴気から約百年後にお生まれになりましたよ」

「シャルロット、人族の魔王ってなにさ!?」

「シェリアー様が猫公爵様にご執心しゅうしんなのも、レイクード・アズン様の所縁ゆかりをあの方に感じていらっしゃるからかもしれません」

「いやいや、シャルロットさん?」


 わざとだね?

 僕が興味を示したことを敢えて口にしない、魔族らしい意地悪だ。

 でも、気になっちゃう。

 過去に、人族の魔王が存在していた?

 僕は魔王になんて微塵も興味がないけど、それでも知ってみたいと思う。

 いったい、どんな人が魔王だったのかな?

 魔族の支配者に気に入られるくらいだから、きっと凄い人だったんだろうね。


 さぁて。どうやってシャルロットからその面白そうな話を聞き出そうか、と構えていると、室内に異変が生じた。

 息が詰まるほどの瘴気が湧き起こる。そして、視界を歪ませるほど濃くにごった瘴気の奥から、先ほど出て行ったはずの巨人の魔王が姿を現す。

 とても険しい表情で。


 固唾を飲んで見守る僕たちの前で、魔王は大きくため息を吐く。

 そして、不機嫌そうに朱山宮の様子を口にした。


「彼の方々は、朱山宮にいなかった。人形どもに聞いても知らぬと言う。あ奴ら、此の頃に及んで行方不明だ」

「は? えっ!? えええぇぇぇーーっ!!」


 魔王の報告に、僕たちは目眩めまいを起こす。

 いったい、どこへ消えたというのだろう?

 まさか、既に動き出している!?

 ううん、そんなことはないはずだ。まだ動く気がないから、僕たちを弄ぶついでに利用したんだろうしね。

 では、魔族の支配者はいったいなぜ、この時期に行方不明になったのか。

 不機嫌そうな魔王とは逆に、シャルロットは愉快そうに瞳を細めて微笑んでいた。

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