話は続くよ いつまでも

「そう言えばお前、魔王って……」


 リステアは、アームアード王国での戦いを思い出したのか、らしくない不安そうな顔色で聞いてきた。

 そうだね。その辺もきちんと説明をしておかなきゃいけない。


「うん。実は色々あって、魔族の国まで行ってきたんだ!」

「おいおい。竜峰に入るってだけでもあきれていたのに、そこを通り越して魔族の国だと!?」


 スラットンが驚いて声をあげる。


「スラットンの驚きはわからないでもないが、この面子を見れば頷けるのかな?」

「ううん。魔族の国へと向かったのは、僕の身内だけだよ。竜族や竜人族は竜峰にいたし、おじいちゃんやアシェルさんは竜の森からは余程の場合じゃないと出ないからね」


 そうそう。身内というくくりに注釈を入れなきゃいけない。女性陣、幼女組、そしてレヴァリア。ヨルテニトス王国には来ていないけど、幼竜のフィオリーナとリームも身内と言って良いのかな。

 ルイララ? 彼もこちらには来ていないけど、あれは身内じゃないからね!


 フィオリーナとリームはさすがに遊びすぎたのか、アームアード王国でお留守番です。スレイグスタ老が展開した空間転移の術式にこっそりと潜り込もうとして、ユグラ様に捕まっていたのを目撃している。

 ルイララも、巨人の魔王が側にいると自由を奪われるみたい。というか、一応は忠実な家臣なんだよね。彼もこちらには来ていない。巨人の魔王の指示を受けて、なにやら動いていた。

 暗躍でないことだけを祈りましょう。


 ということで、駆けつけたみんなのなかでも特に大切な人や竜を区別したら、残りの竜族や竜人族から不満の声があがった。

 予想以上に多く!


『なんだいなんだい。我らは身内と言ってくれないのかい?』

『良いなー。エルネアの身内良いなー』

『しくしく』

「俺たちはお前のことを身内だと思っているが?」

「お前さんが示す区別はわからんでもないが、少し寂しいぞ」

「エルネアの身内ということは、ライラさんと身内になれる……。お、おれもその輪のなかにっ!」

「お前、それはずるいぞ」

「なら俺もっ!」


 なんだか意味不明な言葉を口走っている人がいますが、みんながそんな風に思ってくれているなんて……


「エルネア君はみんなに愛されているんですね」


 セリース様が優しく笑う。つられるようにして、勇者様ご一行やミストラルたちにも笑顔が広がる。


「みんな、ごめんね。そうだよね。みんなは大切な仲間で、身内なんだ。区別をしてごめんなさい」


 僕は周りに向かい、深く頭を下げた。


「そうであるな。心を寄せ会えば、それはもう立派な身内と言って良い。種族や姿が違えど、誰もが汝をしたっておるのだ。そうであるな。区別をするとすれば、嫁たちとそれ以外、とすれば良い」

「はいっ!?」


 なんだろう。最初は感動するような言葉だったのに、最後に新たな問題になることを言いませんでしたか、スレイグスタ老?


「……いや、なぜお前がすっとんきょうな声をあげるんだ。俺たちはもう気づいているぞ」

「と言うか、北の砦でそんなことを言っていたしな」

「そうでした……」


 リステアとスラットンの突っ込みに、言われてみればと苦笑する。


「わたしたちのことをどう説明してくれるのかと期待していたのだけどね?」

「うっ……」


 ミストラルの突っ込みに、苦笑いのまま硬直してしまう。

 避けていたわけじゃないですよ。ただ、順序を追って説明をした方がリステアたちにも優しいかなぁと思ってですね……


「にゃあ」


 ニーミアがプリシアちゃんの頭の上で可愛く鳴いた。


「と言うのは冗談で。お互いにその辺は理解できているでしょう。それに貴方は、まだ親御様に挨拶をしていない人も残っているのだしね。結婚する、と正式に胸を張って言えるのは、親に挨拶を済ませたわたしとライラだけだし。あとの三人はまだ仮であって、これから脱落する可能性もあるわね」

「ちょっ、ちょっとミストさんっ!?」

「大変だわ。ミストラルが謀反むほんを起こしたわ」

「大変だわ。ミストラルが悪に染まったわ」

「ミストラル様、さすがですわ!」


 わいわいと騒ぎ出すミストラルたち。

 勇者様ご一行はその様子を、ぽかーんと見つめていた。


「あははっ。いつもこんな感じだよ。気にしない気にしない」

「エルネア、そもそもと言えば貴方の説明不足が原因なのよ。気にしなさいっ」


 ミストラルに引きずり込まれそうになって、僕は幼女を抱えたまま慌てて空間跳躍をしながら逃げた。

 危険です。いま捕まると、リステアたちと会話をしている場合じゃなくなる。


「ミストさん、あっちです」

「待ちなさいっ」

「ひぃぃっ」


 ルイセイネさん、こんなときに竜眼全開で追跡しないでっ。ミストラルさん、本気で追ってこないでっ。


「プリシアちゃん、おやつをあげるわ」

「プリシアちゃん、遊んであげるわ」


 双子王女様がプリシアちゃんを誘惑する。


「おやつっ」

「おやつおやつ」


 あっさりと裏切られました!

 しかもアレスちゃん、君もか……


 そして、竜術で真似た空間跳躍よりも耳長族の本物の空間跳躍の方が格上なのだと思い知らされる。

 プリシアちゃんは、抱きかかえている僕たちごと空間跳躍をした。丁度、僕も発動させたところだったんだけど、出現したのは双子王女様のお胸様の間だった。


「確保ですわっ」

「むぐぐっ」


 柔らかだったり張りがあったりする物体に押し潰される。


「貴女たち、なにをしているのっ」

不埒ふらちですよっ」


 さっきまでの味方は、次の瞬間には敵になる。敵味方、目まぐるしく情勢が変わる中心で、僕はもみくちゃにされた。


「……」


 リステアたちは呆けたままだった。


「勇者とやらよ、気にするな。あの家族はいつもああなんだ」

「そうだ。落ち着くまでにやにやと見つめていよう」

「羨ましい……」


 竜人族の人たちの言葉に、リステアたちはようやく理解できたと笑い出していた。


「エルネアらしいというか」

「やっぱりエルネア君ですね」

「なんだ。学校で俺たちがやっていたことの延長か」

「第三者の目から冷静に見たら、ぼくたちもあんな感じだったんだねっ」

「ルイセイネが壊れていく……」

「あんなルイセイネ、見たことないよー」

「私も混ざりたいなぁ」


 クリーシオさん、最後の貴女の言葉にスラットンが青ざめていますよ! 可哀想ですから、あんまりスラットンを苛めないであげてくださいね。


 それはともかくとして。

 結局、みんなと必ず結婚しますと僕が宣言するまで、女性陣にもみくちゃにされた。


「エルネア君、立派ですよ。男性として、多くの者の面前でそうやってはっきりと宣言できるのは素敵なことです」


 セリース様が瞳をうるうるとさせて感動していた。


「ユフィ姉様とニーナ姉様を、どうかどうか、よろしくお願いしますねっ!!」

「セリース、ひどいわ」

「セリース、お仕置きよ」

「ひいいっ」


 双子王女様は、僕からセリース様へと狙いを変える。新たな王女たちの鬼ごっこを横目にしながら、話を戻すことにした。


「そ、そんなわけで、みんな身内です!」

「いやいや、色々とはぶかれすぎだろうっ」

「詳しくは、旅立ちの一年が終わってからかな。リステアたちとゆっくり話す機会があれば良かったんだけど」

「そうだな。お前たちは帰らなきゃいけないんだもんな」

「ふはははっ。エルネアよ、春を楽しみに待っているのだな。成長をした俺様の武勇伝を、お前にしっかりと聞かせてやる!」

「うん。楽しみにしているよ、スラットン。ドゥラネルと仲良くね」


 まだ冬の季節がまるまると残っている。そして、ここはヨルテニトス王国。アーニャさんたちから少しでも竜族との親交の仕方を学んでほしい。


「と言うわけだ。リステアよ。俺様はこれからお前たちと別れて、ドゥラネルとふたりっきりで旅をしようと思う」

「えっ!?」


 スラットンの突然の宣言に、僕だけじゃなくて勇者様ご一行も驚いた。


「俺は馬鹿だ。それくらいの自覚はある。だが、お前たちと一緒に旅をしていると、どうしても甘えてしまう。俺はこれからドゥラネルとふたりで旅をしようと思う。あいつと正面から向き合い、エルネアが示すような関係を築きたいんだ。そんなわけで、クリーシオ。お前とも一時のお別れだ。悲しく辛いだろうが、春までは耐えてくれ」

「スラットン……」


 クリーシオが口元を両手で押さえて、スラットンを見つめていた。


「じゃあ、私はエルネア君について行こうかしら?」

「やめてーっ。それだけは勘弁して、クリーシオッ!」


 クリーシオにしがみつくスラットン。

 なんて情けない……

 折角の格好良い宣言が台無しです。


 クリーシオとスラットンの漫才に笑いが起きた。

 だけど、スラットンの心意気に、僕は手を叩いて賞賛をしたい。


『ドゥラネル、スラットンと仲良くね。あんまり喧嘩をしちゃ駄目だよ?』


 と心を飛ばすと、ドゥラネルは遠くで小さく喉を鳴らした。

 スレイグスタ老にもてあそばれて、へこんでいるらしい。子竜には刺激が強かったのかな。あとでスレイグスタ老に厳重注意だね。


「スラットンの心意気は理解した。頑張れよ。待っているからな」

「ああ。別にお前の相棒を辞めるわけじゃねえしな。人外の域に達したお前の右腕として、俺様ももっと成長をしなきゃいけないんだよ」

「人外って言うな」


 突然のスラットンの旅立ち宣言には驚いたけど、勇者様ご一行も色々とあり、前に進んでいるんだね。


「ところでエルネアよ。魔王の話から随分と逸れている気がするが?」

「うん、気づいてました!」


 本当に女子の会話だね。右に行ったり左に行ったり、当初とは違う話になっていたり。だけど、そうやって話が色んな方向に飛んでしまうほど、僕たちには話したいこと、話さなきゃいけないことが沢山あるんだよね。

 リステアたちともっと沢山の話をしたい。もっと長い時間語り合いたい。


「汝だけ残っても良いのだぞ?」

「ううん。僕も帰るよ。だって、やっぱりルイララや巨人の魔王のことが気になるしね」


 巨人の魔王とスレイグスタ老は旧知の仲らしい。だけど、今回の騒動で巨人の魔王を巻き込んだのは僕だ。だから、終わりまでちゃんと僕が関わらないといけないんだと思う。


「じゃあ、話を戻すね。僕たちは竜峰で起きていた事件や今回の魔族の騒動絡みで、巨人の魔王と呼ばれる魔王の国へとおもむいたんだ」


 そこでリリィと出逢った。そして、巨人の魔王に気に入られてしまい、手を組むことになった。

 巨人の魔王としても、隣国の魔王クシャリラの行動を気にかけていたので、お互いに目論見があったわけだけど。

 僕の白剣に埋め込まれている青く輝く美しい宝玉は巨人の魔王が作ったもので、ちょっと困った呪いが付いているけど高性能なんだよ、と説明をすると、リステアたちは驚いていた。


 ちなみに、竜人族の誘拐事件は彼らの名誉のために伏せていたし、禁領のことは口にしていない。オルタの事件も黙っていた。

 スレイグスタ老や竜の森の秘密を打ち明けられたというのに、また新たな秘密ができちゃった。

 これもいつか、リステアたちと笑いながら語り合える日が来ると良いな。


「お前ってやつは、勇者の俺たちよりも冒険しているなぁ」

「そうかな?」

「ああ。間違いなくな」

「リステア、お前は悔しかったりしないのかよ? 俺様は、王都でこいつに再会したときに、すげぇ悔しく感じたぞ」


 クリーシオとの漫才を一区切りしたスラットンが、リステアに質問をする。


「悔しさか?」


 あはは、とリステアは愉快そうに笑った。


「イドから、事前に色々とお前の逸話を聞いていたからな。それに、セリースも旅の初期ごろからエルネアのことを持ち上げていたんだ。ほら、宣告の儀のときにお前がセリースになにかをしただろう? セリースはあれからよく瞑想をするようになったんだが、それでお前の凄さに気づいたらしい」

「はい。エルネア君の凄さに気づくのが遅かったですけど」

「貴方の瞑想は、呪術を使う者なら目を惹いていたからね」


 セリース様の言葉に、クリーシオが付け出した。


「そりゃあ、最初にお前の話を聞いたり実力をの当たりにしたときには、胸のなかにもやっとしたものが湧いたのは否定しない。だが、それは浅はかな俺のみにくい誇りだとすぐに気づかされたよ」


 言ってリステアは周りを見渡した。


「俺とお前、お互いに同じ時期に同じだけの期間を旅してきた。そして、これが結果の違いだ」


 僕の周りには、ミストラルたちだけじゃなくて多くの者たちが集っている。スレイグスタ老を筆頭に、計り知れない存在。竜峰で知り合ったり、竜峰同盟で広がった輪を伝って集った者たち。ここにいる者だけじゃない。ヨルテニトス王国内で未だに事後処理を頑張ってくれている者たち。竜峰で後方支援をしてくれている者たち。アームアード王国に残ったみんなや、巨人の魔王が率いる魔族たち。

 リステアの瞳には、そんな彼らが映っていた。


「俺たちは、この仲間が最高なんだと枠に囚われて小さな世界で固め、広がりを見せなかった。だが、お前は違う。お互いに身体的な成長はしただろうが、お前の一年間の旅の真価はそこじゃない。この、お前を慕い結び合った仲間たちと、その輪の中心にお前がしっかりと存在することこそが本当のエルネアの価値で、旅の成果だ。そうと知って、俺はお前に嫉妬心も屈辱感も湧かなかったよ。俺は勇者だが、至上の存在じゃない。まだまだなんだと思い知らされた。今の俺の目標はお前だよ、エルネア」

「リステア……」


 リステアの言葉に感動してしまい、目尻に涙を浮かべてしまう。


「あははは。涙もろいのは成長してないな。だが、それがエルネアらしいよ。どんなに成長しても、お前はお前だ。そして、俺は俺だ。これからも親友でいてくれるよな?」

「もちろんだよっ!」


 僕とリステアは、がっしりと抱き合った。


「来春、必ず戻って来い。そのあとにまた旅立つのかもしれないが、今度はもっとじっくり語り合おう」

「うん。ルイセイネとユフィとニーナの両親にも挨拶をしないといけないし、自分の両親にも色々と報告をしなきゃ心配しているだろうしね。必ず王都に戻ってくるよ!」

「おいおい、俺との再会はついでか?」

「帰る場所の王都は綺麗に消失してますけどね」

「うっ、セリース様。それはですね……」


 セリース様の痛い突っ込みに、僕は顔をしかめた。


「だけど、ヨルテニトス王国に飛んできて正解だったよねっ。あっちの戦後処理は大変そうだよっ」

「ネイミーの言う通りですね。なにせ大神殿も綺麗に壊れてしまいましたし」

「王城どころか、なにも残らなかったからねー」

「ううっ」


 聞きたくない、聞きたくない。


「大丈夫ですよ。きっと長兄の兄様が頑張ってくれます。それにルドリアード兄様も、これでようやく真面目に仕事をするようになるでしょうし。ともかく、エルネア君はユフィ姉様とニーナ姉様をお願いしますね? 頑張ってくださいね!」

「「セリース?」」

「ひいぃっ」


 双子王女様って、身内にどう思われているんだろうね。慣れたら大丈夫だよ?


「ところで、第三王女のセフィーナさんもこっちに来ているはずなんだけど、大丈夫なのかな?」


 さっき王様と会ったときに、一瞬感じた不安を思い出す。あの人、こちらとの調整として来たんだよね。なのになぜか、王様に話が通っていない感じがしたんだよね。


「セフィーナ姉様だったら、念のために東の古代遺跡を確認すると言って、戦いの後に出て行きましたよ?」

「帰ってきていない?」

「エルネアよ。お前の移動速度と一緒にするんじゃない」

「えっ」

「そうですよ。普通は、遠い場所への移動には何日もかかるんです。私たちもこれからアームアード王国に向かって、年越し前後に王都の近くまで戻れたら御の字なんですよ?」

「そ、そうだよね……。でも、セフィーナさんは調整役で来たのなら、いま長期間不在はまずいのでは……?」

「だって、セフィーナ姉様だもの」

「だって、セフィーナだし」

「だって、セフィーナだから」


 王女三姉妹が揃って苦笑をする。

 へんだな。セフィーナさんだけはまともだと感じたのに。あんなに格好良かったのに。


「王家の女に変な期待はしない方が良いぜ」


 スラットンがぼそりと呟いた。


「セリースは必ず俺の側に居る。双子様も活発だが、冒険者組合に加入をして活動をしていた。だが、セフィーナ様はな……」

「とても奔放で困ります。王家の者でさえ、セフィーナ姉様が今どこでなにをしているのか把握できないんです……」


 やはり、アームアード王国の王女様に普通の人は居ませんでした!

 そういう家柄なのかな?


「だが、確かに帰りが遅いな」

「リステアが気にすることはないわ。あの子ならなにがあっても大丈夫だわ」

「リステアが心配することはないわ。あの子はなにがあっても大丈夫だわ」


 どうやら、セフィーナさん自身の心配は必要ないらしい。だけど、確かに古代遺跡は気になっちゃう。

 手が出せないから放置しちゃっているけど、本当にこのままでもいいのかな?


「ふむ。古代遺跡の転移装置か。我が産まれるよりもずっと昔の遺物であるな。下手をすると、ローザが誕生するよりも前かもしれぬ。だが、放置をしても問題はなかろう。魔族の大規模な暗躍、そして禁術と古代遺跡の復活。おそらくは魔女まじょが動く。あれに任せておけば良い」

「おじいちゃん、その魔女って何者なんですか?」


 度々たびたび、スレイグスタ老の話に登場をする魔女とは何者なんだろう。僕たちよりももっと深く、世界に関わっている人物のように思える。


「巡り合えるかはこれからの汝ら次第。我がとやかくと言うようなものではない。だがもしも。魔女と出会えたなら、汝らは世界を知るであろう」

「世界かぁ。壮大だね」

「うむ。汝らは小さき存在。此度の騒動を解決した程度で、世界を中心で回しているのは自分たちだと勘違いするでないぞ。慢心は禁物だ」


 スレイグスタ老の言葉は、僕たちだけではなくリステアたちにも向けられた言葉だった。

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