最初で最後の登場者紹介
◇ エルネア・イース
物語の主人公。栗色の髪の毛。同じ年の平均的な男子よりも少し小柄で、可愛らしい顔立ち。男子らしからぬ可愛い笑顔に、勇者の次くらいに実は女子から人気がある。しかし本人の自覚なし。
竜の森の守護竜に師事し、竜剣舞を修める。現在は竜人族のジルドより竜宝玉を受け継ぎ、八大竜王のひとりとなる。
武器は守護竜の牙から作られた竜殺し属性の未完成の白剣と、霊樹の幼木が姿を変えた木刀の二刀流。
◇ スレイグスタ
金色の瞳。長い尻尾。全身は黒く艶やかな鱗に覆われ、四肢の先、翼の付け根、鬣、口周りに漆黒の体毛を生やす、小山のような大きさの巨竜。竜の森と霊樹の聖域を二千年間護り続けた、伝説の古代種の竜族。
しかし実は悪戯好きで、よくその事でミストラルに怒られる。先代、先先代、寧ろ歴代の世話役が悪戯に悩まされ続けた。
老竜らしく威厳はあるが、温厚でちょっとした事では怒らない。しかし竜の森と霊樹の事になると、気に入っている苔の広場の来訪者にでも、容赦はしない厳しさも兼ね備えている。
◇ ミストラル
エルネアの第一嫁候補であり、彼よりも三つ年上。スレイグスタの現在の世話役。銀に近い金髪を腰まで伸ばした美しい女性。切れ長の目に、碧い宝石のような瞳の竜人族。薄く柔らかそうな唇の口角は上がっていて、小顔。華奢なように見えるが、実は鍛え抜かれ引き締まった身体付きをしていて、女性の中では高身長。
竜人族の中での最高の称号である「竜姫」を持つ。桁違いの竜力と竜術により、竜人族だけではなく竜族からも敬意を払われる女性。
家事全般を完璧にやりこなし、気配りも申し分ない。しかし、触れてはならない禁止事項がひとつだけある。
エルネアとは、きちんと惚れさせることを条件に、将来を誓い合う。
武器はスレイグスタの角の先から造られた漆黒の片手棍。棍の先には鋭い棘が幾つも有り、恐ろしい破壊力を持つ。
◇ ルイセイネ・ネフェル
エルネアの第二の嫁候補。翠色のふわりと長い髪がお尻の先まである、戦巫女。美人で淑やかな性格。しかし意外と積極的であったり、好奇心旺盛だったりする。
竜眼をもち、竜気を操る者にとっての天敵となる存在だが、身内以外には隠している。
エルネアには入学当初から気があり、なにかと接点を持とうとしていたが、鈍感なエルネアに気づいてもらえず、遺跡での夜営訓練に至る。そしてお使いの途中で下着姿を見られてしまったため、エルネアに責任を取って結婚してもらうことを誓わせた。
武器は祖母から受け継いだ薙刀だが、霊樹の葉っぱにより強化されている。
戦巫女であり戦闘には長けている反面、攻撃法術以外は平均的な威力。
◇ ライラ
エルネアの嫁候補。金髪に大きな瞳が印象的な少女。当初は飢餓状態で痩せ細っていたが、今は少し回復してきている。でもまだまだ細い。しかし胸は大きく、エルネア念願のお胸様である。性格は従順で素直だが、意外と大胆。そのくせ恥ずかしがり屋。
過去に闇を抱えていたが、エルネアたちのおかげで随分と薄まってきている。現在は完全に払拭するために、いろいろと頑張っている最中。
武器はひとり旅の途中に気前の良い冒険者から貰った両手棍だったが、度重なる戦闘で破砕。しかし竜力が桁違いの為、竜術をスレイグスタや周りの者に教わっている。
◇ プリシア
耳長族の幼女。栗色でもふもふの髪の毛。猫のような可愛い目に、垂れた長い耳。小動物のような愛らしい、食欲旺盛な小悪魔。大長老のユーリィ以外で唯一、霊樹の精霊が見える耳長族であり、次の族長として大切に育てられている。
しかし好奇心旺盛で、わがまま。霊樹の精霊が憑いた霊樹の幼木とエルネアの側にいる為に、村から出ている。
普段はわがままし放題だが、ミストラルの本気の怒りには敏感。土の上位精霊と風の上位精霊と契約し、諸々の恐ろしい者たちを下僕にする天性の小悪魔。
◇ ニーミア
古の都を守る守護闘竜の子供。古代種の竜族。白く長い毛先が薄桃色に染まった可愛い子猫のような子竜。長く垂れた耳、角は羊のように丸まり、体長の倍近い長い尻尾の毛はふわふわで柔らかい。しかし、本来の大きさは飛竜の三倍近い巨体を持つ。
普段の小さい身体の時は短距離を飛ぶのも一苦労だが、一度元の姿に戻ると、雲の遥か上を飛翔し、何者よりも速く空を駆けることができる。
戦闘は苦手で、怖がり。しかし本気を出せば、小範囲ではあるが真っ白な灰の世界を作ることもできる。
◇ アレス
霊樹の幼木とエルネアに憑く霊樹の上位精霊。真っ直ぐな長い金髪、まあるく大きな金色の瞳の少女の姿をしている。
絶えずエルネアの側に憑き、見守る存在。エルネアとは、言葉は不要で意思疎通ができる。普段は独立して存在するが、エルネアと融合して彼に強大な力を与えることもできる。
普段は可愛い仕草でプリシアとニーミアと遊んでいるが、ごく稀に圧倒的な気配を纏うことがある。
名前の由来は、創造の女神の名前の一部からの抜き取り。
◇ リステア
炎の聖剣に選ばれた勇者。まっすぐ肩口まで伸びた金髪と碧眼の美少年。高身長で振る舞いも優雅であり、男女問わずアームアード王国の民に愛される、完璧勇者様。
活躍は勇者の称号に相応しく、十代半ばでありながら既に実力も折紙付。女性の好みは、美人系よりも可愛い系。
武器の聖剣は、実は強力な呪力剣。東の魔術師と呼ばれる者の最高傑作のひとつ。
◇ セリース
アームアード王国第四王女。リステアの正妻候補。水色の柔らかな髪で、可憐な少女。王国の宝石姫。王国一の可愛さと評判で、王族の中で一番の人気を誇る。しかし実は怒らせると非常に怖く、地竜にさえ突っかかる場合もある。
王族は代々竜術が使えるが、継承されていくうちに劣化していき、今ではセリースもあまり強い竜術は使えない。
武器はお胸様。ではなく、王家の宝物庫から盗んできた強力な呪力武器、細身の美しい直剣。
◇ ネイミー
リステアの嫁第二候補。ぼくっ娘で、
素早い動きで、近接戦闘では勇者の嫁候補の中では一番の動きを見せる。
武器はセリースが宝物庫から盗んできた呪力武器、片刃中剣。
◇ キーリ・セーファ
第三の勇者嫁候補。垂れ目の上級巫女。ルイセイネと幼馴染で、幼少の頃より同じ老婆に躾けられてきた為、言動が良く似ている。おっとりとした性格で、慌てることがあまりない。たまに怒る仕草を見せるが垂れ目の為、全く迫力がない。
武器は薙刀だが、扱いには慣れていなく、戦闘は苦手。主に回復法術で勇者一行に貢献している。
◇ イネア・カルスネオル
童顔で、よく年齢よりも幼く見られてしまう。キーリ、ルイセイネと仲の良い巫女で、魔族の出た遺跡の調査以降、リステアと急接近。第四の勇者嫁候補。活発な性格だが、巫女である為、戦闘は苦手。しかし攻撃法術が若干得意で、クリーシオと遠隔攻撃担当を担う。
武器は薙刀。
◇ スラットン・ウォーガル
リステアが信頼する右腕。寝癖を直さない乱れた黒髪が印象的な、高身長の少年。
リステアとは幼馴染で、純粋な剣術だけの勝負では、リステアに肉薄できる唯一の存在。気術も扱えるが、荒い気の扱いで短期決戦型になる。
趣味はエルネアをいじる事。そしてクリーシオを心から愛している。
武器は両手持ちの直剣。
◇ クリーシオ
スラットンと相思相愛の、勇者一行で唯一の美人。スラットンが勇者と共に行動する為、自然と仲間に入った。美しい黒髪は長く、普段は纏めて背中に流している。
先祖代々の呪術士の家系で、幼少の頃より厳しく修行してきたので、超一流。物理攻撃の効かない相手を、キーリとイネアに守られながら呪術で仕留める事が多い。
◇ キジルム
リステアに憧れ、冒険者で一旗あげようと意気込む少年。体格が同年代の男子よりも良く、力任せの戦い方をする。気性は粗めだが、自分の非や相手の優れたところを素直に認める誠実さがある。
通学中の武器は直剣だったが、体格には似合っていない。
◇ 大狼魔獣
灰色の毛並みの、巨大な狼の姿をした魔獣。
しかしミストラルに張り倒されて以降、彼女の命令には絶対服従であり、気づけばプリシアの下僕となってまった、哀れな魔獣。
◇ アームアード四世
アームアード王国国王。偉丈夫で王らしい風貌をしているが、実は気さくな性格。五人の妻に、六人の子供を持つ。若い頃、当時の勇者と共に多くの冒険をして各地を渡り歩いた強者。そのせいか、王子や王女の活動に寛容で、それが原因になりよく妻連合と喧嘩する。
◇ グレイヴ
青い全身甲冑の、ヨルテニトス王国第一王子。飛竜騎士団団長。竜騎士。
格下の者には高圧的な態度をとる。しかし社交礼儀に長け、外見も優れている為に、女性から絶大な人気がある。
騎乗する飛竜も青く、気性も激しい。グレイヴ自身が飛竜狩りで捕縛した為、彼の命令しか聞かない。
◇ コランタ
アームアード王国の宰相。誠実で真面目。しかし怒らせると、痩せている体型からは想像もつかない怒鳴り声をあげる。内政向きではない国王をよく怒鳴る声が、城中に響くのは日常茶飯事こと。
◇ ナール
アームアード王国副宰相。豪華で派手な服を好む太った男性。威張ったような雰囲気を持つが、実は切れ者。宰相のコランタが国王の手綱を取り、ナールが拓いた道を走らせる、というのが王国の実態だと言われている。
◇ テイゼナル
国軍将軍のひとり。黒髭の巨漢。無口だが、兵士からの信頼は厚い。隣国との紛争がないアームアード王国で国軍が相手をするのは、もっぱら魔獣か野党。そして王都に飛来する飛竜。テイゼナルは来襲した飛竜を殺した、竜殺しの英雄でもある。
◇ コールアーヌ
アームアード王国近衛騎士隊長。白髪頭の老人だが、国王からの信頼は厚い。王子と王女は全員、幼少の頃にコールアーヌより手ほどきを受けている。
◇ カーリー
精悍な顔立ちをした耳長族の銀髪の男性。竜の森の警備の一端を担当する一族の戦士で、得意武器は弓。竜の森を犯す者には容赦をしない性格。
プリシアの姉のことが好き。
◇ ユーリィ
竜の森の奥深くに住む耳長族の大長老。現在は千三百二十二歳と、長命の耳長族の中でも長寿であり、毎年誕生の日には特別な祝いの祭りが開かれる。
霊樹の大精霊を使役できる、唯一の存在。霊樹の精霊以外にも、水、風、地、光の精霊を使役できる優秀な精霊使い。
◇ ルドリアード
灰色の髪、二枚目な顔立ちに無精髭の、がっしりとした体格の男性。どことなく気品を感じさせるが、遊び人風の風貌とやる気のない態度が玉に瑕。
適当な言動で、真面目に仕事をしない。
元巡回兵の小隊長で、現在は国軍所属。
武器は呪力武器の肉厚な直剣。
◇ アシェル
ニーミアの母親竜。古の都を守る古代種の闘竜。美しく長い体毛の先は桃色に染まっていて、尾は恐ろしく長い。二本の鋭い角は絡まり合い、一本の角になっている。スレイグスタ程ではないが巨竜で、老いたスレイグスタよりも強い。本気を出せば山ひとつを白い灰の世界に変えるだけの竜術を使える。
幼竜期には自身も天真爛漫な性格だった為、家出をしたニーミアを強く叱れない。
◇ アネモネ
黒髪の竜人族の女性。生まれながら病弱で、介護なしでは生活もままならなかったが、心を通わせていた飛竜の竜宝玉を受け取り、健康になる。しかし元が病弱な身体だった為に、竜力はそれほど上昇しなかった。
◇ ラニセーム
アネモネの兄で、竜人族の戦士。竜宝玉奪取に固執を見せたが、根は誠実で優しい男性。病弱な妹の為に生涯を捧げることを近い、全ての面倒を見ている。
◇ ジルド
アームアード王国王都の最北端にひとりで住む竜人族の老人。彫刻を彫り、生活をしている。身長はエルネア程で、髭も髪も伸び放題。身嗜みには全く拘らない。しかし元八大竜王のひとりで、竜人族なら誰もが知っている大英雄。
エルネアに竜宝玉を継がせ竜力は落ちたが、それでも現役竜王よりも強い。
武器は亡き妻の形見である、反りのある細身の長剣。
◇ ユフィーリア
アームアード王国第一王女。第二王女のニーナとは双子。健康的な小麦色の肌、美しく長い銀髪を縦巻きにした美女。最強のお胸様を持つ破天荒な女性。桁違いの竜力を持つが、自身では竜気を練れない。
幼少の頃より妹のニーナとよく城を抜け出し、冒険者となる。冒険者の間では身分は公然の秘密であるが、とんでもない厄介ごとに巻き込まれたくない為に、近づく者は少ない。
兄からエルネアのことを聞き、ニーナと共に強い興味を持つ。
◇ ニーナ
アームアード王国第二王女。第一王女のユフィーリアの双子の妹。容姿は姉のユフィーリアと瓜二つで、母親以外の者は見分けることができない。
姉と同じで自由気ままな性格。しかし姉と共に王族としての気品を無くしてはいなく、男性に対しては身持ちが固い。
冒険者になった腹違いの妹のセリースに、宝物庫から武器を盗み出すようにそそのかした張本人。
竜力は無いが、竜気を練ることに長けている。
◇ フィレル
ヨルテニトス王国の第四王子。現在十四歳で、夏の飛竜狩りに参加する為にアームアード王国の王都に滞在している。しかしお荷物状態であり、ユフィーリアとニーナによって特訓中。
◇ コーア
ミストラルの村の部族長。白髪白髭で眉毛の長い老人。しかしその奥の眼光は鋭く、竜人族からの信頼が厚い。普段は温厚で、世話をやくことが好き。春の隊商でエルネアと出会う。
◇ ザン
ミストラルの幼馴染。長身でがっしりとした体格、赤銅色の肌に銀髪を刈り上げた青年戦士。格闘術が得意で、気配を完全に消す隠密にも優れている。竜気を炎へと変換する竜術が得意。
ぶっきら棒で基本的に無口だが、下の者の面倒見がいい。
エルネアの兄貴的存在。
◇ オルタ
力至上主義の部族の部族長の息子。竜廟に侵入し、竜宝玉を奪い、呪われる。邪悪な竜宝玉の影響で不死に限りなく近い存在になり、傷を負ってもすぐに再生する。
三年前にラーザに封印されたが、最近になり復活したことがわかる。
現在、竜峰では行方不明だが、アームアード王国の北、飛竜の狩場のさらに北に広がるウランガランの森付近を、黒飛竜に乗って移動する姿が目撃された。
◇ ラーザ
八大竜王のひとりで、最高位の竜術使い。オルタを封印した竜人族の大英雄だが、住んでいた村を何者かに襲われ、現在行方不明。春先から捜索が行われたが見つからず、すでに死んでしまったのでは、と夏前に捜索は打ち切られた。
◇ レヴァリア
暴君と言われ、竜峰に住む全ての者に恐れられる飛竜。普通の飛竜よりもひと回り以上大きく、紅蓮の鱗と四枚の大小の翼、四つの鋭い瞳が特徴。
傍若無人に暴れていたが、エルネアに命を救われ、渋々従うようになる。しかし同族の面倒見はよく、唯一生き残った同族の子竜を育てている。
現在はエルネアの言に従い、竜峰のために生きる。
◇ スレーニー
竜人族の竜王。ラーザの次に竜術が得意な、頭の薄い老人。ラーザが行方不明の今、竜王をまとめる存在。
◇ ジュラ
中年の竜人族の竜王。若い頃にジルドに手ほどきを受けた、剣術の達人。隊商によく参加をし、人族との交流がある。
◇ ヤクシオン
格闘術を極めた竜人族の竜王。浅黒い肌で筋骨隆々。ザンの憧れる人物。
◇ セスタリニース
巨躯の竜人族の竜王。竜王の中で一番の身体能力を持つ。大雑把な性格。しかし人望があり、広い人脈を持つ。
勇者一行に竜王のひとりであるイドを紹介した人物。
武器は超巨大な両手斧で、防御無視の破壊力をもつ。
◇ ヘオロナ
軽い口調と安い態度の、痩躯の竜人族の竜王。長い間合いは長槍、短い間合いは短剣と使い分け、戦闘に関しては天才的な実力を持つ。
◇ ウォル
竜人族の青年竜王であり、ラーザとエルネアと同じ、八大竜王のひとり。竜術体術剣術に優れた優秀な青年だが、物腰が柔らかく、真面目で誠実。
◇ ルイララ
巨人の魔王の支配地域に領地を持つ魔族。父が公爵位の始祖族であるため、子爵の位に封じられる。
現在は巨人の魔王の側近であり、剣術に深い興味を持つ。魔将軍に近い魔力と実力を持つが軍属ではなく、戦闘も剣術戦を好む為に、実力の割には恐れられていない。
◇ 巨人の魔王
竜峰と魔族との争いが激しくなった時期に、中央から国替えで移ってきた魔王。最古参の魔王であり、実力も計り知れない。他の魔王でさえ恐れる存在。
竜峰とは友好的な関係を築こうとしている。
昔、巨人の姿で竜峰を蹂躙したという云われがあり、それ以降竜人族からは巨人の魔王と畏怖を込めて呼ばれている。
◇ アスクレス
ミストラルの父親。日に焼けて小麦色になった肌をしていて、容姿と髪の色はミストラルに似ている。村でも有数の戦士で、妻のコーネリアとの連携は絶妙。
◇ コーネリア
ミストラルの母親。金髪を肩まで伸ばした美しい女性で、見た目は二十代前半。しかし竜人族のため、実年齢はもう少し高い。優秀な戦士。体の輪郭線や雰囲気がミストラルに似ている。先祖代々、竜の森の守護竜の世話役をする家系。お胸様も先祖代々残念。
◇ イド
竜王のひとり。セスタリニースの紹介で平地に降り、リステアたち勇者一行と竜峰との情報伝達の役目を負う。超巨漢。全てが筋肉で猪突猛進に見えるが、実は切れ者。親友のミリーとの間で相互の伝心術が使える。
◇ ミリー
猫種の獣人族の小柄な女性。幼少時に竜峰に迷い込んだところを、竜人族に助けられた。イドと親友であり、相互の伝心術が使える。竜峰側に残り、イドを通して人族側の動きを竜人族に伝える役目を負う。
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